2020年04月20日
2020年春期のドラマが、いくつか始まっています。コロナウィルス問題がなければもっと多くの作品が出そろっていたでしょうが、ほとんど始まっていません。コロナウィルス問題の先が見えませんので、途中で尻切れトンボで終わることはできないでしょうから、始められないのではないでしょうか。そんな中で、見た作品の感想を書くことにしました。
月曜日 21時 フジテレビ
SUITSシーズン2
きれいな格好をして負けることなく鮮やかに問題解決する主人公、いかにもアメリカ原作らしい作品です。シーズン1の際に全く面白くないと感じられたため、今期は見ずに挫折です。
木曜日 23時50分 日本テレビ
ギルティ この恋は罪ですか
深夜枠故脚本や演技の質は低いです。登場人物が利己的で行動が気持ち悪く、見ていて不愉快になってしまいます。主人公の新川優愛とかいう方は、演技は頑張っているのでしょうが、今一つ良い役が回ってきませんね。小池徹平という男も、どこか幼さを感じる雰囲気が気持ち悪く、どうにも感情移入できません。
さらに加え、高層マンション住まいで男が広告代理店勤務、女が女性雑誌社勤務と、古臭いことこの上ありません。調べてみたら、原作漫画は2006年発刊でした。さもありなん。リーマンショック以前の、陽炎景気期の風情でした。
いわゆる昼ドラマ的場面設定で、登場人物たちが他の人と浮気をしあう作品です。それ以外のテーマはありません。ご丁寧に細かい部分も描くものですから、もう気持ち悪くて気持ち悪くて。これは女性向けの作品なのでしょうね。
先日までフジテレビ夕方に再放送されていた「ナースあおい」、あるいは「太陽にほえろ!」は、他人のために身をもって仕事に臨む主人公たちを描いています。だからこそ共感し、応援したくなるのですが、このドラマの登場人物たちは、自分の気持ちのまま、したいことをしているだけです。そのため、視聴者を「勝手にしてよ」という気分にさせてしまうのかもしれません。まあ、暇なら見ます。
土曜日 23時50分 テレビ朝日
M 愛すべき人がいて
先日放送開始前に、「浜崎あゆみの実際の歴史」を書いたばかりです。まあ、予想通り、「浜崎あゆみの周囲で起こったことを、登場人物などを別の名前にして描く」ドラマでした。第一話では、TRFもgiobeもELTも出てきました。でも、安室奈美恵やMAXはもちろん、華原朋美も出てきていません。当然、フェイバリッドブルーもmoveもhitomiもFBIもD&Dも出てきません。そんな群雄割拠の中、挫折したりしながら不屈の精神で立ち上がっていく主人公の姿を描く作品ではありません。第一話でいきなり歌が上手いと松浦正人に見初められます。あとは史実の通り、売れるしかありません。
こんな、「ねえ、私松浦さんに愛されちゃった。歌もうまいでしょ?ねえ、見て見て!」という設定のドラマが面白くなろうはずがありません。女の子でも「見て!見て!」と行動してかわいらしいのは、せいぜい10歳くらいまでのこと。それ以上になったら「あざとい」、さらに、「変人」となります。
主人公の「安斉かれん」という人は、avexからデビューした人なのだそうですね。浜崎あゆみの二代目を襲名しそうな感じですが、確かに顔や声は似ています。顔は、オリジナルの人と比較すると若干丸みを帯びており、かわいらしい雰囲気です。演技はまるで素人です。
また、アベマTVとの共同制作作品とのことです。新進気鋭のネットテレビ局ですが、経験の上乗せがないのでしょうね。なんとなくワンランク低い作りなのです。
まあ、我慢できる間は、近代史の一環として見ようと思います。
おまけ
この安斉かれんさんは、歌もうたうようです。往時の浜崎あゆみの曲のような感じですが、微妙にチープな感じの歌です。ELTに関しても、day after tomorrow や girl next doorなどと同じ雰囲気の人を投入しましたが、いずれもうまく行きませんでした。やはり、ビーイング系(ZARD、大黒摩季、WANDSなど)に多くの人が飽きていた中、登場して大成した曲たちだと思うのです。
日曜日 22:30 日本テレビ
美食探偵 明智五郎
毎度のごとく、変人主人公が活躍する時間帯の作品です。この変人ぶりばかりに目が向いてしまい、感情移入できませんでした。5分間で挫折です。
まとめ
思わぬ「ナースあおい」の再放送により、2000年代半ばでも今よりも面白いドラマが多数あったことが明らかになってしまいました。芸術系作品は科学技術のように、単純に過去からの積み重ねで伸びる分野ではありません。従って、致し方ない面はあります。それでもなお、今のドラマは面白くないと言えるのです。視聴者の意見を「ツイッター」「ハッシュタグ」で調査をしているようですが、それがだめなのではないかな。
Posted at 2020/04/20 21:12:32 | |
トラックバック(0) |
テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2020年04月20日
今週もまた、意地でも外出する人の姿が報道されています。11、12日は茨城県守谷市のパチンコ店に報道が集中しましたが、19日は東京都世田谷区の砧公園、東京都武蔵野市の吉祥寺商店街、神奈川県の鎌倉や江ノ島周辺への外出者がたくさんいたようです。
このように外出している方は、安部総理大臣の施策や志村けん氏の死などをどうとらえているのでしょうか?私の予想では、
「都市を閉鎖しろ」
「マスクを2枚配るのなら、個人商店に休業補償金を配れ」
「何がおうちで過ごそう動画だ!」
「志村けんは、高齢で夜の街で遊んでいたから死んだんだよね。かわいそうに。」
と言いつつ、自身は遊びに出ているのだと思います。また、そんな人に限って、テレワークだったりするのでしょう。
報道のように、あれだけ混んでいたら、ほとんど感染予備者です。もしや、公園やパチンコ店の開店情報を公開しているサイトがあるのかもしれません。そんな中、千葉県のチューリップが有名な公園では、来園者が押し寄せたため、チューリップを全て伐採したとのことです。
こうなると、初期の感染者情報の
「発熱」
「若者は罹患しない」
「3密に気を付ければ良い」
が、むしろ邪魔をしているように思えてなりません。
でも、なぜそこまでして外出するの?不思議です。
Posted at 2020/04/20 08:39:07 | |
トラックバック(0) |
健康