既に二台目の車種はフィアット125とわかりましたが、それにしても似ている車が多数あったものです。また、文中に出て来たY君は一代目の車を見てクラウンと誤認したのか、それともこのクラウンよりも前のクラウンと思ったのか、そもそもY君は、高校生の時に私とこのことを話したことすら忘れていることでしょう。
そんなことで、誤認した各車をご紹介しましょう。
まず、正答となるフィアット125です。
私が予想し、お友達も予想したブルーバード410型です。

少々屋根の形が角張っているとの、ヘッドライト脇の形状が異なりますが、デザインは似ています。
次に、私が誤認していたもう一台のサニーです。

フィアット125と比較すると屋根が小さくなっており、プロポーションが近代化されています。
Y君が誤認していたと考えられるクラウンの1代目、1963年発売型です。

少々、全幅が広いでしょうか。
次の代のクラウンです。

1960年代前半を残したフィアット125に対して、こちらはプロポーションが1970年代らしくなっています。
Yさんが教えてくれたルノーゴルディーニです。

プロポーションは異なりますが、デザインテーマは近いように思います。

BMW1500です。オプションでヘッドライトの内側に補助灯を装着できたかどうかはわかりません。でも、ボディサイドの形状は、フィアット125に近いと思いませんか?
次に、ランチアフルビアセダンです。

より角ばっていて、ボディサイズもかなり大きく見えます。
次に、アルファロメオジュリア1300です。

フロントマスクが違うだけで、ボディ全体の形状はフィアット125とほとんど同じように見えませんか?
ウィキペディアで調査中、これではないか、とすら思えたプジョー304です。

フロントマスク以外は、フィアット125とよく似ていないでしょうか?
いかがでしょうか。おそらく、1963年頃のアメリカ車から流行ったスタイルだったと思います。どの車もシンプルで魅力的なスタイルで、甲乙つけがたいですね。好き好きはともかく、万一事件・事故で車を見かけた場合には、自分の記憶に結び付けずに、正確に見る必要があるのかもしれませんね。
Posted at 2023/10/07 22:16:13 | |
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