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2025年10月11日 イイね!

女性のお色気描写と平等

 高市早苗さんが自民党総裁となり、日本で初めての内閣総理大臣になりそうですね。とはいえ、公明党との連立が終了し、順風満帆とは言えません。かつての社会党党首に故土井たか子さんが就任していましたし、英国には女性首相がいましたし、日野富子に北条政子、推古天皇もいましたからね。ジェンダーフリーや男女平等など、いつまでも終わらない議論のような気がします。

それはさておき、古くから動画を製作していた映画会社は、男女の地位に関する描写が異なるので、「社風」を強く感じさせます。

日活は当初女性は保護対象というかの作風でしたが、1971年以降ポルノ作品会社へと変わっていきました。

東映と大映は、お色気を前面に押し出していましたが、1971年以降は女性が格闘シーンを演じる作品を多数製作していて、女性のお色気と活躍を描いていました。

東宝と松竹は優等生主義で、女性は良妻賢母志向、男性の保護下で早く専業主婦になって丈夫な赤ちゃんを産むことが仕事であるかのような作品が多く感じられます。

 そんな東映ですが、子供向け作品の「好き好き魔女先生」で主人公が初めてアクションを演じた後、大人向け作品では千葉真一主演作品で志穂美悦子が激しいアクションを演じています。この流れは続き、Gメン’75では常に女性刑事が所属しています。

ここで紹介する動画は、おそらく3代目位の女性刑事、夏木マリ演じる津川蛍子警部補登場編です。



まあ、クライマックスのこのシーンに至るまで同僚が次々に殺害され、津川警部補は犯人を追いかけます。津川警部補は銃の取り扱いに難があるので、若林豪演じる立花警部が厳しく訓練、そしてこのシーンで犯人をビルの屋上に追い詰めます。

このシーンは、見ていて本当に引き込まれます。「津川君、行け!」「はい」とともにかかる曲の、Gメン'75メインテーマのアレンジがかかります。津川警部補はビルの階段を駆け上りますが、途中、カメラが津川警部補の視点という形で撮影するのです。左右に揺れるカメラが臨場感あふれ、見ているこちらも駆け上がっていく気分にさせられます。最後、津川警部補は一人で犯人と対峙、腰を落として銃を発射します。犯人は、これはまあ演出ですがまるでバレエを踊るかのようにくるりと回り、地面に倒れこみます。そこに仲間の刑事が駆け付け、最後は津川警部補が持つ拳銃の先端から自身の血がしたたり落ちるところでストップモーションとなります。

 このように、女性自身が傷つきながらも働くドラマは、全くなくなりました。女性をスーパーウーマン的に描くだけです。数年前の「私、定時で帰ります」は、定時で帰ることを仕事にしているのではないか、とも思える描かれ方です。

私は、男女平等とは「結果平等」ではなく、「機会の平等」だと思うのです。いろいろな人がいて、中には「男女平等のために、女性が働かなくても良いように男性が女性の代わりに仕事をしてあげるように」と、おかしなことを言う男性も少なくありません。最近は、なんだかこういう議論をしてはならないかのような雰囲気があり、実際には男女平等度は後退しているかのように感じます。
Posted at 2025/10/11 22:31:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 過去のテレビ番組 | ビジネス/学習
2025年10月11日 イイね!

受験生Z計画とは

受験生Z計画とは スペード社シリーズを語るにも、仕事論を語るにも、受験の思い出を語ることにも、この「受験生Z計画」を語らないことには結びつかないことが分かりました。時期もあり、受験生が受験に向けて努力を始める時期であるとも感じましたので、以前書くといって書いていなかった受験校選択のことを、ようやくですが書くことにしました。

 時に高校3年生の秋、私は受験勉強に悩んでいました。おそらく、そろそろ長袖を着たり電気ストーブを出そうか考えた時期ですから、10月末頃のことだったと思います。私は、国立文系コースを選択していました。とはいっても私立文系も受験しようと考えていましたが、学校の先生は「国立文系だからといって私立文系につぶしはきかない。何しろ、文系3科目に絞っている人たちと真っ向から対決するのだから、基本は国立とすべきだ。」と言っておりました。

そんな文系ですが、私は何を勉強したらよいのか、という点から悩んでいました。外国語・日本語文学系はないとして、法律?経済?それは良いとして、経営とか商業は何をするのだろうか?まあ、トップクラス級学校は記念受験として、中下クラスは滑り止め、中級クラスに行くのかな?と漠然と考えていました。

学校の方は学校の方で、「女子と直接対決して敗れることが分かっている、上智・立教・成城・青山学院などの英米系文学科は、間違っても志望するな。」「現役合格を目指せ。浪人したらもっと苦労する。」と言われており、一発現役合格は必須の雰囲気になっていました。

私は漠然と勉強と志望校を決めているだけで、どの学校に行きたいか、という考えはありませんでした。得意科目は理科と社会、そしてこの時期は社会科の成績が、今一つ振るわなかったものです。理科は好きで成績も良かったため、試験の切り札として利用したい願いはあり、受験科目の点でも悩みどころでした。

そこで目についたのが、学校別受験科目と配点一覧表の冊子でした。学校は漠然とした進学指導しかしておらず、学校や配点の検討は生徒任せでした。私はてっきり、私立文系は、国語、社会、英語、新型として国語、数学、英語があり、国立文系は大学入試共通テスト(現在)で、一次試験は5教科、二次試験は私立文系と同様、だとばかり思っていたのです。学校から配布されているその冊子を初めてめくると、意外に独自の配点をしている学校が多いことが分かりました。国立でも一次試験の配点が色々あり、一律でないことをこの時点で知ったのです。よく見ていくと、私の得意科目「理科、社会」とその分布を生かせそうな学校が見つかりました。

一つ目が、各都道府県国立大学の内、芋県大学工学部応用化学科で、何と大学入試共通テストの理科を、400点満点換算、他の科目は100点満点換算、二次試験は論文で、1年前には「環境問題」に関することを書かせたようです。これは、理科と文章書きが好きな私のためにあるような学科です。この際、化学が好きとか学びたいとかは、考えませんでした。まあ、化学は選択こそしませんでしたが、嫌いではありませんでしたからね。

二つ目が、結局通うことになったヤマト産業大学工学部の各学科です。こちらは大学入試共通テストのその個人の上位3科目を200点満点換算をし、二次試験は面接だったと思います。同時既に車好きだった私には、機械工学科に進学できることもポイントです。難点は「3月も中盤になってからの試験」ということで、こちらを第一志望とするには、リスクが高すぎました。

とはいえ、悩んでいても仕方がありません。既存の試験方式の文系学部学科も視野に入れつつ、この二校を中心に考えることにしました。何より、この二校は女子が少なさそうですから、現役合格にはちょうど良いです。家の経済的事情もありますので、自宅から通える範囲の現役合格を目指せる学校ということを優先しました。

10月末になってくると、そろそろ「推薦で合格」する人も出てきます。中には運転免許取得のために、自動車教習所に通う人すら出て来るのですよ!卒業後働く人もいる学校とは異なり、私が通った高校は基本的に全員が進学することを目指す学校でしたから、運転免許を所得するというのは単なる娯楽でしかありません。私はそれらの人々に、「敵前逃亡する卑怯者だね。どうせ友達同士でドライブをして、スピードの出しすぎでカーブを曲がり切れず、2月か3月に全員死ぬよ。」と言っておきました。

 以上のように、「国立文系コースを選択しながら、私立文系学部も受験し、本命は大学入試共通テスト型理工系」という、非常にリスクが高い賭け」をすることが、「受験生Z計画」です。この計画は、担任教員にも親にも言わず、一部の友達にしかいいませんでした。そうしたらそのうちの一人も「芋県大学工学部応用化学科」を目指しており、「ついに知られたか!」と言われたのでした。

 このブログを読んだ受験生の方や保護者、教員の方、この方法は現役合格という点では方法の一つだと言えますが、決して誰にでも勧められる方法とは言えません。大体、当時でも人生は大学受験では終わりませんが、現在ではなおさらのことです。対象となる人の悩みには、どうかよく聞いて指導してあげてくださいね。
Posted at 2025/10/11 21:10:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 勉強 | ビジネス/学習

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