2009年02月07日
このドラマ、ずいぶん駆け足ですね。今の時点では「訓練編」となっているので、SRになってからの話を含めて10話程度に抑えなければならないからでしょうか?駆け足とはいうものの、ドラマとしての基本は抑えているため、評価はできます。
あらすじは、あまりにも駆け足で展開する作品ゆえ、「あらすじ」にできません。
「コードブルー」に出ていた「春風亭昇太」男が今回の物語の中心になります。彼の祖母が彼の大好物の塩おにぎりを持って、東京に来る。彼は幼い頃、火事で両親を失って以来、祖母に育てられていたのであった。彼は同僚を彼女であると祖母に話してしまっていたため、彼は同僚に頼んで無理にデートに付き合ってもらう。それを気づいていた祖母。しかし、祖母は何も言わない。その祖母を見送った帰り道、鉄工所で鉄骨が作業者の足に落ちる事故が発生する。駆けつける彼。そして冷静な判断で救助に成功する。しかしその直後、鉄骨が彼の上に落ちてくる。殉職した彼。彼は人一倍意気込みはあるものの、技術や体力の面では劣っていた。その彼を動かしていたのは、幼いときに両親を失っていた体験であったのだ。
彼の葬儀の数日後、砂利置き場で作業員が生き埋めになる事故が起こる。駆けつける訓練生たち。救助しようと手掘り作業を始める訓練生。しかし思うように救助は進まない。主人公の胸に、「押さないとき、自分を救って殉職したレスキュー隊員」と、「救助をやり遂げて死んだ春風亭昇太男」のことが思い出される。そして無我夢中で砂利を掘るうちに、ようやく救助者を見つけるのであった。
うーん、回想シーンや埋もれた人の息子が叫ぶシーンが効果的に挿入され、実に味わい深い事故処理場面になっています。春風亭昇太男はあっさりと死んでしまいますが、それでも残された訓練生に大きな影響を与えています。この作品は、10話すべてを訓練編に当てても良かったのではないでしょうか???もっと丁寧に書くことで、より味わい深いドラマになったはずです。これほど「駆け足」が残念に思えるドラマも珍しいです。
Posted at 2009/02/09 00:14:52 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年02月07日
前回がなんとなく「ガリレオ」調だったのに対し、今回は「霊」ネタであったものの、結局は「姿をくらました」ネタで物語を展開させるという、サスペンスドラマ的な展開法を持ってきました。物語中、焼け焦げた死体の歯形も確認せずに使者を断定する警察、という事実を全く無視した展開にはあきれるものの、ドラマとしてはまずまずの仕上がりになっていました。
あらすじ
夫を火事で失った女は、街で彼と出会ったと警察に駆け込んでくる。捜査が始まり、確かに過去には死者がよみがえった事例があるが、今回は”?”と片付けられる。再び捜査が始まったが、女が誰かに頭を殴られる事件が発生する。捜査が進むうち、夫の親友が会社の金を使い込んでいるのではないかという話を聞きつける。そう、火事は「親友が、その秘密を夫に知られたのではないかと考え、毒入りコーヒーを持っていった日」に起こっていたのであった。実はそのコーヒーは、住み込みで働いている人にあげられてしまい。夫は死なずにすんでいたのであった。夫はそのまま事務所を燃やし、秘密裏に捜査を開始していたのであった。その展開を暴くキイナ。そして逮捕される二人。安堵する女。
感想
キイナの活躍がほとんどないですね。まあ、それはそれでよいのですが、ちょっと話の展開に無理があるかな???もしかしたら、この作品のために書かれた脚本ではないものを流用したのかもしれません。面白さという点では、「まずまず」です。ですが、これまでの作品にあった「人情もの的要素」が全くなくなっているのが気になります。
Posted at 2009/02/08 23:59:45 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年02月07日
この作品、今までつくりが雑だの質が劣るだのと批判してきましたが、今回から作り手の慣れを感じるようになりました。作品の展開のさせ方も今までとは少し違い、なかなか凝っています。もちろん「世にも奇妙な物語」的ではありますが、作品としての完成度が高まるのであればかまいません。製作者の方、この調子です。がんばってください。
あらすじ
物語は、いきなり主人公女が病院のベッドで目を覚ますところから始まる。そばにいた幼なじみ男によると、彼女が危ない男にだまされていたところ、車の事故によって彼は死に、彼女は助かった。しかも、事故の少し前からの彼女の記憶は失われている。そこでリセット!
「危なげな男」と知り合う場面から始まる。彼と交際することになった彼女。楽しい日々。しかし、幼なじみによると、その男は麻薬密売人と通じ、彼女を売り飛ばそうとしているらしい。男を疑い始める彼女。そんな中、三つ葉委任が殺される事件が起こる。男は姿を隠し、彼女に会いたいと電話をしてくる。会う二人。その車のトランクには、幼なじみの死体が!男によると、幼なじみと争ううちに、殺してしまったのだと言う。ここでリセットチャンス。彼女は、幼なじみか男を選ぶことになる。結果、影がある男よりも幼なじみを選ぶ彼女。ここで番組はエンドロールになり、あたかも幼なじみとの純情な故意を選ぶ良い話で終わりそうな感じがするが。。。実は幼なじみはストーカーに変貌していて、幼なじみは男の車の事故の前、ブレーキ液を抜いていたのであった!そしてその事実を知った彼女にも、彼の魔の手が及ぶ!!!
感想
全くの「世にも奇妙な」調ですが、これはこれでよく仕上がっています。見ていてついつい引き込まれてしまいました。前回までの完成度とぜんぜん違います。だんだん次回が楽しみになってきました!
Posted at 2009/02/08 23:49:19 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年02月07日
この番組も、何とか見続けています。これまで疑わしい人物であった「顔にあざを持つ男」が殺されたり、主人公に対して大きな圧力が働いたりで、今後の方向性が視聴者に読めなくなっています。
ここでどん詰まりになり「どうするんだ?主人公!」という、視聴者を巻き込んだ緊迫感を描けばよいのですが、もとより淡々とした展開であるため、あまり視聴者を引き込みません。
もちろん、小説として見るのであれば面白いことは面白いです。
物語も中盤、そろそろびっくりするような展開を持ってきてほしいです。
この作品に対して、ちょっと退屈さを感じるようになってきました。
Posted at 2009/02/08 23:35:30 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年02月03日
率直に言って、今私は霊を信じていません。でも、小学生の頃見た「あなたの知らない世界」から、どうもこの手の霊ものは「ゾクゾク」したくて見てしまいます。恐怖映画を見る気分ですね。
下氏の除霊
よくもまあ、霊が取り付いているだの言えるなあ、と思いながら「早送り」で見ました。感想はありません。
心霊写真
特別怖いものはありませんでしたが、過去の心霊写真の再登場もなかったです。でも、デジタルカメラ全盛の今、心霊写真をとる人はいるのでしょうか?ああ、デジタルプリントか。。。
再現フィルム
VTR映像だと怖さ半減、と年寄りくさいことは言いません。車で道に迷うほうは、まあ、ありえませんわな。投稿者である子供の勘違いでしょう。
私の父は、ドライブに行って道にやや迷ったとしても、「まあ、どこかに着くでしょう」と、そのままわかる地名が出てくるまで走ったものです。私も同じ事をしています。走っていれば、どこか違うところに着くのが現実で、この映像のように同じところをめぐることはありえません。
旅館の映像のほうは、古典的ねたながら、まあ良かったかな???でも、お客様の目に入るところに、人が死んだかのような部屋を、しかもそのまま放置することなぞ絶対にありません。これも創作話でしょう。
感想
私の友人知人関係誰に聞いても、霊体験や心霊写真を撮った、という人はいません。医療関係者、消防関係者、どこにもいません。なお、「友人の友人」という人の話は、伝言ゲームになるので信用しないことに決めています。もうそろそろ、こういう番組を見るのを止めても良いかなあ、と思いましたね。
Posted at 2009/02/04 01:34:56 | |
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