2009年05月13日
ようやく加害者が口を開き始めます。どうやら今回の事件の前に、浮浪者に襲われた(?)ことで、心を害された模様です。内容はというと、子供をなくした浮浪者女の家の中に入り、その死んだ子に線香を上げると、その姿を見た浮浪者女がおかしくなり(?)彼に抱きつくというものです。大人にとってみればたいしたことではないでしょうが、確かに子供にとっては怖いだろうなあ!たしかに心の変調をきたしてしまうでしょう。しかも家に帰ると、彼の変調に気づかず、無神経な発言をする母親がいたとなれば、そりゃ二重に苦しくなってしまいます。
しかし、もうちょっとドラマらしくならないものかね?浮浪者女の子供がどうして死んだか、ということは描かれなかったですし、抱きつく前に彼と浮浪者女との間で、死んだこのことで多少のやり取りがあり、彼が浮浪者女に同情するような描写があってもよかったのでは???このドラマは、シーン割りに難があります。もう少し工夫すれば、もっと心に訴えかけるようなドラマになったはずなのに、重厚な設定でありながら、淡白なお話になってしまっています。
Posted at 2009/05/31 21:16:27 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年05月12日
前回、誤って第四話から見てしまったのですが、この第三話を見る必要は、必ずしもなかったように感じました。この第三話、結局稲森いずみ女と被害者姉が接近することがストーリー上の進展であって、それ以外は「悲しみにくれる被害者と加害者一家」ということを描いているだけでした。とにかくこのドラマは話の進みが非常に遅い上に、出来事もそれほど丁寧に描いているわけではないので、2倍速でも遅いくらい、3倍速ぐらいが適当かと思われます。すなわち、せいぜい2時間スペシャルの二回で済むお話だ、ということです。
Posted at 2009/05/31 21:07:56 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年05月11日
前回挫折の予感を感じると書いたこの作品、今回をもって挫折することにしま
した。というのも、四回も費やしながら、やれ「お前が殺した」「いや、殺して
いない」のやり取りばかりで、第一話で期待した「黒幕の存在」はほぼ完全にな
くなったからです。たぶん、今後は千原男の彼女への思いや、オダギリ男の妹を
かばう姿などの描写になるんだろうなあ。ドラマというのは、深く描くか話を広
げるかしないと見ていて飽きを感じるものです。せっかく期待を持たせながら、
ここ数回で急につまらなくなってしまったこの作品、これ以上見ても発展性はな
いと判断し、挫折することにしました。
Posted at 2009/05/12 00:20:53 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年05月10日
今回の主役は、「鈴木亜美」さんです。久しぶりに彼女の姿を見るなあ!声を
聞いて、どこかで見たような見ないような、と思っていたのですが、出演者ロー
ルではじめてわかりました。演技は、まずまずですよ。声が通りますね。
あらすじ 鈴木女は、同僚の男が結婚するのを、黙ってみていられなかった。実は彼女は
彼のことを好きだったのだが、幼なじみ女に取られ(略奪ではない)ためであっ
た。
ここでゲーム開始。
彼女は彼に結婚を迫る。だが、彼も「本当はお前のことが好きだった。でも、
なぜいまさら好きだと言ってくるのだ。お前は別の男(未登場)が好きだったの
ではなかったのか?」と言う。彼女にとっては、そんな根も葉もないことを言わ
れ、心外であった。
同級生と「幼なじみ女」の結婚を祝う小さな集まりがあった。そこで、幼なじ
み女の、昔からの奇行が暴かれる。鈴木女が淫乱女だとか、水泳部の男の目をく
らませ、事故を起こさせただとか、それは異様な行動であった。
果たして、結婚式当日、控え室へ乗り込む鈴木女。そこで「なぜ自分の邪魔ば
かりするのか」と問い詰めると、「私はあなたのことが好き。だから、あなたを
奪う男は許せない。しかも、あなたは頭の中で私を馬鹿にしていたでしょ?」
と、奇行の理由を白状する。しかも、「あなたが別の男を好きになったら、また
その男を奪うから。」と、恐ろしいことを口にするのであった。
感想
最後のまとめがね、ちょっと整理できていませんね。「バカにしていた」こと
への復習か、単なる同性愛か、どちらかに台詞を絞るべきでした。これでは見て
いる方は、奇行の理由が何だったのか、はっきりとはわかりません。どちらかと
言うと、前者の理由の方がドラマとしては描きやすいかな?
現実世界に目を移すと、この手の「他人の邪魔をする女」は、意外にいるよう
ですね。くわばらくわばら!
しかし、前作「リセット」と違って、題材が「恋愛」に絞られていることがあ
って、少々食傷気味です。
Posted at 2009/05/12 01:06:46 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年05月10日
始めに断りますが、戸田恵梨香が演じる子ではなく、戸田恵梨香自身のことで
す。というのも、せいぜい11回しか放送しないであろうドラマの、それも第四
回で「ほとんど出演せず、ストーリー上で拉致される回」であったからです。話
の筋上、戸田恵梨香が拉致されるのは、大変不自然なつくりになっています。
あらすじ
警察活動を子供に啓発する劇の最中、やる気がない戸田女は、天海ボスにより
帰宅させられる。そんな折、付近では次々と若者が「見せしめ」のように殺され
る事件が発生する。捜査が始まり、事件には4年前の殺人事件が絡んでいると考
えられた。一方、戸田女が出勤しないと、温水男がクビになるという話がささや
かれる。戸田女が出勤するよう、いろいろ連絡をする温水男。ところが彼女は家
にはおらず、近くの道路には劇のときになめていた飴の破片が落ちていた。ざわ
めく捜査陣。そこへ犯人グループから、「戸田女が拉致され、水攻めにあってい
る様子の映像」が送られてくる。その映像から場所を特定し、捜査陣が急行する
(つづく)
感想
冒頭の劇のシーン、内容の割に時間をとりすぎです。戸田恵梨香女を、シーン
からはずすために、半ば無理やり入れられた、という感じがしますね。
そのほか、いろいろコミカルに見せようとするくすぐりが、あちこちに散見され
ますが、、、面白くないです。
それと、第一話から不自然なところがあって、それがどこかわからなかったの
ですが、今回でわかりました。天海ボス、部下とコミュニケーションしません!
部下同士も、温水男と関西弁男はやや話をしますが、それ以外の区間では、ほと
んど会話がありません。太陽にほえろ程度の出演者数がありながら、なんだかさ
びしい雰囲気が出ていたのは、そこが原因だったのですね!
監督が悪いのか、脚本が悪いのか、天海女その人自身が悪いのか部外者には知
る由もありませんが、チームものでも個人活躍ものでもない本作、果たして最後
まで見続けられるかどうか、不安になってきました。
Posted at 2009/05/12 00:52:57 | |
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