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2015年01月18日 イイね!

スズキ アルト(Xエネチャージ 2WD CVT) 試乗

スズキ アルト(Xエネチャージ 2WD CVT) 試乗 ここのところ試乗が疎かになっておりましたが、少しの余裕を見つけて行ってまいりました。男性的なスタイルと軽量化を施した新シャシーで低燃費を狙ったモデルです。今後、RSというスポーツグレードが予定されており、現在のところは標準的なグレードのみが展開されております。

アルトの歴史
 元々スズキは、「フロンテ」という軽乗用車を展開しておりました。昭和54年に、「乗用車と同じ車体に商用バンの規格を満たすグレードを設定、47万円という低価格とともに大人気になりました。これをボンネットバンの略で「ボンバン」などと呼びました。排出ガス規制で大打撃を受けたスズキでしたが、このアルトのヒットを元に、復活したのでした。

その後、ターボエンジンを追加したモデルを「ワークス」というグレード名を伴い、小型ながら高出力エンジンを搭載し、経済的に厳しい若者のスポーツ走行需要に答えたのでした。この頃からダイハツのミラとの競争が激しさを増し、ミラはターボエンジンや4WSを加える一方、アルトは黄色いヘッドライトなどのスポーツイメージを上手に演出していました。

これらのボンバンブームは、それまで品物ごとにかけられていた「物品税」が廃止され、「消費税」になった際に所得時の税金のメリットがなくなり、乗用グレードに統一されていきました。また、最高出力が64馬力に自主規制されることになり、競争の方向は「贅沢さ」に向かい、これまでのスペシャリティグレード「セルボ」を、「セルボモード」として、高級な軽乗用車としてアルトの一部を担うことになりました。

その数年後、ワゴンRが突然登場し、大人気になりました。この大人気からアルト、セルボモードの影が薄くなりました。セルボモードは自然淘汰、アルトはワークスグレードを残したまま続投されていました。1998年登場モデルには、RS-Zという、「可変バルブタイミング、ターボ、電子制御スロットル」モデルもあったほどです。しかし、徐々に人気は背が高いモデルへと移行、ワークスグレードも「KEI」に移行しました。また、サブネーム「ラパン」を持った形で登場した「アルトラパン」も、マーナーチェンジでアルトの名を外す程、アルトが古いモデルになってしまったのです。

二世代前の「HA24S/V」というモデルは、ついに「地味な女性がトコトコ乗る軽乗用車」というコンセプトになってしまい、スタイルこそ当時流行だった「シンプルなラインの無駄がないモデル」になりましたが、すっかり影が薄くなってしまいました。

一世代前の「HA25S」の時に、競争相手のダイハツは「ミライース」を発売します。これまでの乗用車コンセプトのボデーに、初期のハイブリッド車をも脅かす低燃費を実現したエンジンを搭載、大きな車体や小型車ほどの車体もいらない層に、人気が出たのでした。このミライースの成功を受け、アルトは低燃費スペシャルグレードとしての「アルト・エコ」を登場させます。薄板ボデー、小型燃料タンクなど、とにかく燃費を優先したモデルでした。香里奈(ゼストのスポーツグレードのCMを担当)を投入しましたが、自動車はタレントでは売れない製品、ミライースに人気の点で劣るのでした。アルトエコがミライースに対して「急造モデル」であることは、素人でも気づくのでしょうね。

そんなアルトの歴史、軽自動車市場の急拡大、「マイルドヤンキーと各社の「カスタムモデル」」「女性営業職、管理職の躍進」「ラパンショコラの登場による、女の子女子モデルの分離」が行われ、アルトはイメージも含めて、白紙モデルチェンジを受けたのが今回のモデルです。

エンジン



 R06Aエンジンを搭載しております。乗用グレードには、省燃費性能に優れた、吸排気カムシャフトに連続可変バルブタイミング機構を加えたエンジンを、バン下級グレードにはシンプルでトラブルが少ない、固定バルブタイミングエンジンを搭載しております。今回試乗したモデルは、吸排気連続バルブタイミング機構のエンジンを搭載しております。

 エンジン出力は前者が標準的な最高出力52馬力、最大トルク6.4kgf・mを、後者が49馬力、5.9kgf
・mを発揮します。数値の差はわずかですが、車重が軽いためにホンの少しの余裕の差があると考えられます。しかし、燃費性能を重視したためか、車重が軽いとは言っても走りは「まあ走れる」程度のもので、登坂路や4人乗車では、我慢を強いられるのではないかと考えられるものでした。今回の2人乗車でも余裕があるとは言えませんでした。おそらく、スロットルバルブ制御でもかなり出力を絞っているようで、後述するCVT変速制御とともに、「余裕を極端に減らした走行」となっております。

燃費を稼ぐためには、「余裕出力をいかに削るか」にかかっています。あるギヤで平坦路を走行していたとします。出力に余裕がある車ですと、そのまま登坂路に差し掛かってもアクセルを踏みまさなくても同じ速度で走れます。これが「余裕出力」です。これがすなわち「無駄な出力」すなわち「無駄な燃料消費」となっており、「余裕感」にもつながっております。

この車では、この「余裕出力」を削り、走りの余裕を削って低燃費を実現しています。いくら石油が永久に出たとしても、二酸化炭素を空気中に排出することは、やはりこれからは「悪」であるといえます。この技術的考え方には、機能的美しさと正義を感じます。

 さて、実使用時のその他の印象ですが、3気筒エンジンにつきものの振動が少なくなっています。エンジンの排気量が小さいこともあるのでしょうが、マウントの設計やシャシーの設計が良いことがきいれいると考えられます。走行時の音こそやや聞こえてきますが、走行レンジかつアイドリングで停車時の振動の少なさは特筆ものです。

エンジンはなめらか、とまではいきませんが、我慢できる範囲に収まっています。とはいえ、ホンダのNシリーズに搭載されているS型エンジンと比較すると3気筒らしさが出てしまっており、この点からもホンダの軽自動車を選ぶ人が増えていることがよくわかります。

トランスミッション



 スズキ自慢の、副変速機付きCVTを採用しております。とはいえ、副変速機作動領域の速度まで出せなかったので、街中の状況しかわかりません。走行を開始すると、時速15km程度まではトルクコンバータースリップ領域となり、エンジンの回転数が上がり気味になります。その後ロックアップクラッチが作動させられ、エンジンの回転数は急降下します。

ここからがかったるい領域で、アクセルペダルを操作するとCVTが低い変速域へと移行させ、エンジンの回転が上がります。かなりゆっくりアクセルペダルを踏んでいけば変速されずにエンジンの回転数と車速が比例して上がって行きますが、普通に加速をしようとすると、エンジンの回転数だけが先に上がる、車がゴムに引っ張られているかのような「ラバーバンド加速」となってしまいます。エンジンの回転が先行して上がると、あたかもエンジンに余裕がないかのような印象になり、聴覚の上でも余裕がなさそうな印象になります。

ブレーキ
 これまでの軽乗用車にはないくらい、しっかりしたブレーキタッチです。そのタッチに期待して踏みましていくと、踏力は増すものの制動力があまり増さず、思いの他「止まらない」印象となります。ブレーキサーボはバキューム式ですが、エンジンのポンピングロスを減らすためにエンジンバキュームまで低下しているのか、パッドの材質が良くないような印象です。私の靴が良くなかったのかもしれませんが、足の力が弱い女性からも同じ意見が出てくるのではないか、と思います。ブレーキ装置であるだけに、早急な改善を望みます。

サスペンション
 新シャシーということもあり、現行ワゴンRなどでも感じられた、前輪が突起を乗り越えると車のフロントで「ボコボコ」と振動するような印象が皆無になっています。ショックアブソーバーの動きが良いようで、突起に車輪が乗り上げてすぐにストロークを始めます。これまでの軽自動車にあった、突き上げられるような印象はありません。

反面、減衰力が素早く発生しても、サスペンションが柔らかすぎるのか減衰力が低すぎるのか、無駄な揺れが大きいように感じます。例えば突起乗り越え時では、特記から車輪が平面部に降りたあと、車体が沈み、また元の車高に戻るどころか、やや持ち上がってから元の車高に戻る印象です。重心やロールセンターの関係か、運転士の頭はかなり揺らされる印象です。

すなわち、サスペンション全体が柔らかいということを示しています。この乗り心地ですと、コーナーではかなりロールすると考えられます。街中では好印象なサスペンションが、山岳路ではかなり悪い印象になる場合の典型です。今回の試乗では「曲がり角」は走行できましたが、カーブはほとんど走行できませんでした。が、そのカーブでもあまり印象はよくありませんでした。写真では低く構えたようなイメージですが、重心は意外に低くないのかもしれません。

ステアリング
 当然電動パワーステアリングを採用しています。軽いことは軽いのですが、路面の状況をあまり伝えない仕上がりです。それでもまあ、電動パワーステアリングとしては可もなく不可もない仕上がりです。タイヤが突起を乗り越えてもステアリングにその振動が伝わらず、これまでの軽自動車とは次元が違う取り付け剛性、車体剛性であると考えられます。

ボデー



 エンジンから車体後部まで伸びる「フロントサイドフレーム」が、前席搭乗者の足元辺りから外側へ向き、そのままサイドシルのホイールベース後部へと連結するような構造となっております。衝突時の衝撃をサイドシルへも伝達することで、衝突安全性と軽量化を両立させています。

新ボデーの効果は如実で、現行ワゴンRとは全く仕上がりが異なります。この点だけでも、アルト以降の車種には期待できます。ねじり、曲げとも、剛性はかなり上がっていると考えられます。

内装材は、これもまた軽量化につながっており、そこそこの見栄えと両立しています。軽量化も大切ですが、特にこの部分がホンダの軽自動車に対して見劣りしている部分です。スズキは、ホンダ車と比較して悩んでいるような人は、どうぞホンダ車をお選びください、という姿勢なのかもしれません。

視界は、後席ドアの後部が持ち上がる形状ゆえ、それほど良い方ではありません。サイドのラインも高めで、開放感もほどほどです。

サスペンションのところでも書いたように、天井が低いものの重心があまり低くなく、人間の座面の高さの関係もあってか、揺すられやすいボデーになってしまっています。全くの素人考えですが、ボデー底部の重量が極端に減らされたため、重心高が上がってしまったのではないでしょうか?




全くの余談ですが、シフォンアイボリーメタリックは、かつての東武鉄道の車両の塗装色「セージクリーム」そっくりです。



また、純正ガンメタリック色アルミホイールは、RSワタナベのエイトスポークホイールそのままです。私としては、この色の設定だけで買いたくなってしまいます。

まとめ
 この車のイメージキャラクターがベッキーであることに、この車に乗る前までは違和感を感じていました。クラシカルな面構えや後に予定されているRSモデルのスタイルから、女性よりも男性、女性でももう少し若くて活発なイメージがある人を選んだほうが良いのではないか、と考えていました。

しかし、車に乗ってみてわかりました。この車は、現在のところ走りの性能が今ひとつ高くない、普通のモデルなのです。エンジンは低燃費仕様、MTはバングレードのみ、サスペンションは柔らかい、と、これまでのアルトそのものです。

また、ベッキーは今時の営業職女子のように、スリムなパンツスーツを着て登場しています。



メガネで知的な雰囲気も演出しています。こういう働く女子は応援したくなるのですが、こういう女子は輸入車あたりを選んでしまうのではないでしょうか??また、「中性」「ユニセックス」なる言葉がありますが、それらはたいてい女性に向いており、男性が選ぶと少々ガーリーにすぎることがあります。

折しも、小学生の帽子が男女共通になることが発表されました。私の出身地域やドリームD5の「ロックンロール県庁所在地」などから、全周つば付きの女性側に統一されると思いきや。前つばの男性用「野球帽」方式になったそうです。男性の女性寄りスタイルは恥ずかしいですが、女性の男性寄りスタイルは、精悍で格好良いものです。

○○カスタムはマイルドヤンキー、背高ワゴンモデル(横転系、と呼ぶ人もいます)はファミリー、ショコラやココアは、いつまでもガーリーな面倒くさそう女子、ということで、残ったのは働く女子系ですが、前日のとおり、これらの軽自動車を選ぶかどうか、という点で難しさを感じます。とはいえ、スズキは輸入車市場にも挑戦を始めました。

私としては、ヘッドライトや天井の低さ、純正アルミホイール形状からくる走りの性能の高さを期待したのですが、その辺りは全く期待を裏切られました。もっと、内容を伴ったモデルになって欲しいものです。「いかにも仕事が出来そうなイメージで、実は全然仕事ができない女子」では、寂しい限りです。女性にも、「車としての性能や味わいの高さ」を知ってもらおうではありませんか!
Posted at 2015/01/18 23:04:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年01月15日 イイね!

「キリン メッツコーラ」に、独特の臭気が… おまけ ハイジアの臭いについて

「キリン メッツコーラ」に、独特の臭気が… おまけ ハイジアの臭いについて これまで、コーラ飲料の市場は長い間「コカ・コーラ」と「ペプシ」の二強ブランドが独占していました。30年くらい前までは、「ペプシは甘い」という評価があって圧倒的にコカ・コーラ優勢でしたが、昭和60年代初めにペプシがマイナーチェンジ、酸味を増して徐々に巻き返しを図ったのでした。

また両社以外のメーカーが時折戦いを選んでは討ち死にしてきました。透明な「ホワイトコーラ」、ビートたけしや所ジョージを使って挑戦的なCM(だけ?)が一時話題になった「ジョルトコーラ」などがその一部です。

 しかし、長期的な「炭酸飲料の人気凋落」を受け、コーラ飲料市場が衰退してきているのが昨今の事情です。もうどちらのメーカーも積極的にコーラ飲料で収益をあげようとせず、その他飲料で利益が稼げれば良い、と思っているように伺えるフシもあります。

そんな中、脂肪の吸収を抑制する機能を持った飲料の人気を受け、同じ機能を持ったキリン「メッツコーラ」が発売、コーラ飲料の二強の間に割って入ることに成功するのでした。しかも、特定保健用色金の認証も取得したことが大きかったのでしょう。慌ててペプシが追従するも、追いついていないように感じられます。

私も一時期はよく飲んでいました。しかしある時、マグカップ内で呼吸をすると、「臭い!」と感てしまったのです。「もしや口臭?」と思い、自分の息の臭いを嗅いでみましたが、少なくとも同じ臭いはしませんでした。「コーラ飲料独特の臭気?」と思い、他のブランドのコーラや、他社の特定保健用食品のコーラや、当分が入っていないコーラを飲んでみましたが、同じ臭いは感じませんでした。そして時間を空けてメッツコーラを飲むと、やはり同じ臭いが感じられるのです。

 その臭いは、「仁丹」ないしは、「猫のしっぽの付け根辺りの臭い」に近いものです。猫好きとしては懐かしい臭いなのですが、あまり心地が良い臭いでもありません。ただし、飲み切った後に花に同じ臭いが抜けるわけでもないので、口臭としては出てくることはないでしょう。しかし、気にすると気になる臭いであることは確かです。

おまけ
 夏ごろのブログで、「ハイジアで洗濯すると臭う」と書いたことは覚えていらっしゃいますか?これについては間違いはないと考えておりますが、どうも毎度毎度臭うわけでもなさそうです。どうやら、「部屋干し等、この種の洗剤の最大の特徴を生かした場面を経た洗濯物だけが発する臭い」のようです。

生乾きや部屋干しの洗濯物が臭うのは、付着した細菌類が繁殖し、洗濯物のところで排泄物をするからです。ハイジアをはじめとした対部屋干し臭気抑制機能を持った洗剤は、洗剤成分に抗菌剤を配合し、湿った洗濯物上で空気に触れると抗菌剤が機能を開始し、細菌類の繁殖を抑える(殺すのではない模様)のだそうです。そうでなければ、普通に屋外で乾かした洗剤や洗剤そのものも臭うはずです。

ということで、ハイジアの抗菌剤は効果がある一方、それ自体が臭ってしまうというジレンマに陥っているのです。
Posted at 2015/01/15 01:22:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 食物 | グルメ/料理
2015年01月12日 イイね!

ソース焼きそば 325/304 ブルドッグ特級とんかつソース 326/304 ユニオン特級中濃ソース 327/304 美和ウスターソース

 お正月休みが終わり、この日ソース初めとなりました。和食のお雑煮やおせち料理のあとには、スパイシーなものが食べたくなるものです。



ブルドッグ特級とんかつソース
 私は関東人、やはりブルドッグのソースには特別な思いがあります。甘酸っぱいソースで、スパイスの香りも感じられます。塩気は少々ですが辛さはありません。あくまでもとんかつを引き立てるソースであり、ソースが前面に出ないように注意深く設定されている味です。フルーティなソースです。



ユニオン特級中濃ソース
 このソースメーカーも関東のメーカーです。関東のソースらしく酸味が前面に押し出されています。塩気は少々で、甘さや辛さはありません。正しく関東の中濃ソースです。何にでも合いそうな味ですが、お好み焼きには酸味が強く、マヨネーズは合わせない方が良いでしょう。



美和ウスターソース
 薄味に仕立てられたソースです。香りが強めになっており、味よりも香りを楽しむソースです。塩気は少々、甘さと酸味、辛さは全くありません。これこそ関西のウスターソースという味わいです。しかし、関東のソースは酸味が強く、関西は味が薄め、こんな違いは、転勤まで知りませんでした。
Posted at 2015/01/24 23:05:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | ソース焼きそば | グルメ/料理
2015年01月11日 イイね!

2015年1-3月期ドラマ一覧と予選と一部の第一話感想

2015年1-3月期ドラマ一覧と予選と一部の第一話感想 2015年のドラマが始まってきました。予定表を見ると、どうにもガッカリな感じです。各企業もまもなく決算期を迎えるためなのか、予算の調整が行われているような気がしてなりません。市況という点からも、すっかり寒くなって人々の体が寒さに慣れ、そろそろまた寄り道をする時期になった、ということもあります。視聴率の伸びは期待できません。それなら秋にお金を集中投資して、この期は調整、というのもわからなくもありません。

月曜日
警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル
 子供3人を抱える刑事の主人公の物語です。事件の犯人や被害者と自身の環境や家庭のあいだに挟まれ、苦しむ主人公、という描き方ならきっと面白くなるでしょう。家庭中心描写のドタバタものになったら、きっと面白くないことでしょう。

デート~恋とはどんなものかしら~
 恋愛感情を抱かないまま結婚を目指してデートを重ねる??こういうストーリーボードで、面白い話が描けるのでしょうか??不器用な二人がデート慣れをしていったり、恋敵と戦ったり、ということなら盛り上がりそうだったのですが、なんだか見る前から無理そうな予感がします。

火曜日
ゴーストライター
 サスペンスものだそうです。まあまあ面白そう!?

全力離婚相談
 亜種刑事ものでしょうが、家庭が舞台となること、名古屋が舞台で派手婚の反対、ということから、ドタバタになりそうな予感がします。あ、NHKなので見ません。

まっしろ
 玉の輿を夢見て病院に転職した主人公が、看護師としても成長していく物語だそうです。人間としても成長するようなストーリーなら、きっと面白いと思います。

銭の戦争
 既に第一話が始まっています。なんだか登場人物の気分が派手に描かれすぎているな、と思ったら、韓国ドラマが原作でした。派手な演出過ぎて、見ていて疲れてしまいました。

しかも、登場人物の一人が吐いて、それを主人公に対して「食え!」と言うのです。吐く音も吐いた物(もちろん、偽物)も描かれています。一体何を考えているんだ!!!!その昔、太陽にほえろ!で「ペスト」という作品がありました。ゴリさんがペストに感染してしまうお話です。ペストも高熱が出て吐いたりするのだそうですが、食事時間帯の作品ということもあり、高熱が出るだけの設定にしたのだそうです。

韓国の作品は、やたら吐くシーンが強調されることもありますが、それをわざわざ再現し、それも音を聞かせて見せて食え、とする必要があるのでしょうか!?この脚本家、プロデューサー、演出家、一体何を考えているんだ!?フジテレビもひどいが、系列の関西テレビもひどい!意見メッセージを贈ろうとしたら、窓口もない、本当にひどいです。あんまり書きたくないのですが、バカなのではないでしょうか?

当然、挫折です。

○○妻
 家政婦のミタ制作者が集まった作品だそうです。柴咲コウ主演というところが期待できますが、出演者だけで作品を見ない私には、絶対ではありません。家政婦のミタも、そんなに面白くありませんでしたからね。

残念な夫
 こちらも倉科カナ出演ということが期待できますが、家庭が舞台のコミカル物、ということが期待に水をかけます。

木曜日

風の峠
 NHKの時代劇、ということで見ません。

出入禁止の女~事件記者クロガネ~
 観月ありさが事件記者を演じる作品だそうです。テレビ朝日系、というところが作品がこけそうな予感がしますが、物語を深くしてくれないと、ね。主人公引き立たせものになってしまいそうな予感です。

DOCTOR3~最強の名医~
 これもテレビ朝日ならではの派手な演出付きで、見ていて疲れてしまいました。テレビ朝日は、もう少しストーリーで見せて欲しいです。既に挫折候補です。

美しき罠~残花繚乱~
 どうやら不倫物のようです。始まって5分以内に夜のシーンがありました。一体何を考えているのでしょうか???社会を作るために働いてください。田中麗奈が出演していますが、顔が普通の人になってしまっていましたよ。第一でナイト(第一生命保険のCMのキャラクター)や、「猟奇的な彼女」の頃の、とんがったキャラクターは、そこにはありませんでした。

挫折です。

問題のあるレストラン
 真木よう子のことが嫌いなので見ません。

五つ星ツーリスト
 渡辺直美ドラマ初主演作品です。見た目は…だが、旅行案内をさせると大活躍する主人公。利用者の家庭模様との心の交錯を描く作品のようです。
 いわゆる、スーパーワーキングウーマン枠ですが、ちょっと退屈です。

金曜日
 保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~
 おそらくコミカルにしてくるんだろうなあ。基本的にチープな作風の時間帯なので、第一話は見られても、第二話以降は、、、という予感がします。

ウロボロス~この愛こそ、正義。
 児童養護施設で育った二人、一人は刑事に、もうひとりはヤクザに、という設定。二人は人知れず、共通の目的のために働く、という物語だそうです。まあ、期待できそうです。

セカンド・ラブ
 深田恭子主演だそうです。夜メロ、という新たな設定の下、おそらくはエロス主体で描かれることでしょう。この時間帯は、シリアスかコミカルで描いて欲しいのに、ちょっと期待が削がれます。

土曜日
限界集落株式会社
 NHKなので見ません。

学校のカイダン
 怪談ではなく、階段だそうです。第一話を見忘れました。まあ、見てみようと思います。

日曜日
流星ワゴン
 人生をやり直すためのドライブに主人公が出るのだそうです。あちこちの街に行っては、困っている人を助けて自身も成長する物語でしょうか?期待できそうです。 

ん~、いったい何本の作品を見続けられるのでしょうか??
Posted at 2015/01/12 00:17:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2015年01月11日 イイね!

2014年9月-12月期 ドラマ感想批評

 そろそろ2015年1月-3月期ドラマが始まりますが、昨秋のドラマのうち見た作品について総まとめをいたします。

月曜日
SAKURA-事件を聞く女

 全くの水戸黄門フォーマットの脚本であり、このフォーマットを結局ほぼ最終回まで貫いてしまいました。工夫が見られず、脚本も少々見ていて恥ずかしい完成レベルです。視聴対象はお年寄りなのでしょうか?一昨年の秋には「刑事のまなざし」という秀作を放送した時間帯なのに、この低下っぷりに驚いてしまいました。

水曜日
ファーストクラス

 初期感想と中間感想も述べていますので、特に改めて書くことはありません。最後の方に落涙話を持ってくるなどの試みは見られましたが、もはや死に体になった状況では焼け石に水でした。作品の最後で「退路を断つ(続編はない)」展開にしましたが、これだけが評価できます!?

 問題だったのは、作品を練らずにリリース時期を先行させてしまったことです。ホンダが「経営側がマスコミに先行発表をして技術者を二階に上げ、はしごを外して追い込む」手法そのものですが、こんなことは社内の勝手なことです。未完成の作品をリリースされてしまうのはスポンサー、見せられてしまうのは視聴者、車に乗せられてしまうのはユーザー、社内都合以外の何者でもありません。

そうそう、この作品の当初、まるで私のブログを読んでいてこの私に反論を言っているかのようなセリフを吉成ちなみ(沢尻エリカ)に言わせていました。

なぜ服の仕事を選んだのか?という別の人の問いかけに対して、
「「昔、おばあちゃんが服を作ってくれて云々かんぬん・・・・」という同期がなきゃダメですか?」
別の人「いや、、、いらない。」

ここに物語の奥深さがあるだけに、そこを否定していたからこそ、失敗に至ったのではないでしょうか。

金曜日
Nのために

 島編のストーリー展開は、青春物としてもなかなかの出来でした。途中から進行が冗長になってしまい、「嫌な予感がするな」と思っていたら、やはりクライマックスが盛り上がりませんでした。小西真奈美演じる、演技性人格障害気味な女性に小出恵介演じる文学青年が振り回された、というお話になってしまっていました。やはり、「ちょっとお菓子な雰囲気の人」には近づかない、ということが生きるには大切なのかもしれません。

これは同じ湊かなえ作「夜行観覧車」にも感じたのですが、さんざん物語を描きながら、クライマックスが「スカッ」とばかりに、空砲になってしまうのです。現在、「湊かなえ原作作品を評価しないとドラマを見るセンスがない」という雰囲気になりつつありますが、おそらく多くの人の心の中に少し感じられていることではないか、と思います。

湊かなえ作品、そろそろテレビドラマの原作としては限界かもしれませんよ。

黒服物語

 スチャラカでもなければシリアスでもない、ストーリーも青年誌並み、安っぽい作品になってしまっていました。登場人物の奥深いところを描かなかったのが失敗の原因だと思います。

新・刑事吉永誠一

 この作品、シリーズ1の第一話が好評とのことで発表していましたが、第二話からそれがなくなりました。シリーズ1の3話以降も退屈な作品ばかりですが、シリーズ2も退屈そのもの。脚本の仕上がりが素人そのものです。どうしてこんな内容でGOが出るのか、フジテレビに勝ったというテレビ東京も、センスという点では決して褒められません。もうちょっとなんとかなりませんかね。


 ということで、最近は第二話までしか品質が維持できないドラマが増えているように感じます。特に、脚本の仕上がりが良くありません。
セリフを入れない、という足かせがありながら、こんな良作が出来た時代があります。



現代の脚本家の人生経験に文句は言いたくないのですが、物語が物語になっていないんだもの!文句も言いたくなります。
Posted at 2015/01/11 22:33:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ

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何シテル?   01/19 13:39
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