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2017年01月09日 イイね!

トヨタ CH-R(G、ハイブリッド2WD、モデリスタエアロパーツ装着車) 試乗

トヨタ CH-R(G、ハイブリッド2WD、モデリスタエアロパーツ装着車) 試乗 この日は、ブルーバードシルフィのキーレスエントリー送信機の電池交換をするために、販売店へと向かいました。途中、トヨタの販売店にCH-Rの試乗車があるのを見つけ、立ち寄ることにしました。

CH-Rの位置づけ
 CH-Rは、もうお馴染みの「クロスオーバー」に位置づけられています。最近は当たり前の分野になったためか、クロスオーバーという言葉すら聞かなくなってきています。元々は、ステーションワゴンやハッチバックの地上高を上げ、SUV風の雰囲気を与えた車を分類していました。しかし、ひとつのジャンルとして馴染んできたために、言葉が古くなったと考えられます。

さて、CH-Rはトヨタ ハリアーの小型版として、これまでのRAV4の位置にあると言えます。4輪駆動は電子制御カップリングによるオンデマンド型であり、2WDも廉価版ではなく堂々とラインナップしていることから、オフロード走行はほとんど考えていない傾向が伺えます。

そんなことから、現在のクロスオーバーは「セダンの否定版」として存在していると考えられます。1960年代前半の2ドアクーペや2ドアハードトップ、1980年代前半の3ドアハッチバック、1980年代後半からの4ドアハードトップ、1990年代初めのクロスカントリー4WD、1990年代後半のステーションワゴンなど、「セダンは地味すぎて乗りたくない」需要に応えた車であるということです。

その需要に応えるべく、CH-Rはかつての「セリカ」を思わせるクーペルックで、未来感覚にあふれて、いかにも「カッコ良い」スタイルを実現しています。今や、「仕事中は努力し、オフタイムは服や靴、アクセサリーでプライベートタイムを演出、楽しむライフスタイル」が当たり前になり、そんな小道具としての車に設計されています。

今回試乗したのは、現行プリウスのエンジンとモーター、駆動系統をそのまま移植した2WDモデルです。

エンジン+ハイブリッドシステム
 現行プリウスと同一のシステムが採用されております。プリウスの試乗は登場当初と、半年ほど経過してからレンタカーで実施しました。印象は多少異なっております。

まず、モーターで発車してからエンジンを始動する際の状況です。プリウスではスロットルバルブをやや開いた状態で、「プン」と、勢い良く始動される印象でしたが、この車ではこれまでのプリウスと同様、静かに始動される印象になりました。加速時の滑らかさが増しましたが、スロットルボデーが汚れた際の耐性には、また問題を抱えることになったことでしょう。

エンジン出力とモーター出力との合計である、「システム出力」は変化がありませんが、アクセル操作に対する出力のピックアップは、より鋭くなった印象です。アクセルペダル操作に対して出力がすぐに出てくる印象で、1440kgという重量を感じさせない走りが可能です。

サスペンション



 この車には19インチのタイヤが装着されており、乗り心地の硬さが予想されました。しかし、TNGAボデーを採用しているためか、ボデー前後とも路面の突起を十分に吸収し、サスペンションが良く動きます。路面の突起はわずかに感じられる程度であり、スポーティーカーのような乗り心地になっています。

この種の車というと、クッション性を期待してか、タイヤ側面が厚い(扁平していない)タイヤを採用し、舗装路でも若干左右に揺すられるような、タイヤの無駄な動きが見られたものですが、扁平タイヤとTNGAボデーのおかげで、前述のような揺すられる動きが全くありません。

試乗路にはカーブというほどの曲がり道はありませんでしたが、ロールは無理に抑えていないような印象です。多少は荒れた路面を走ることを予想してか、クロスオーバーゆえなのか、スタビライザーの効きを弱くしているような印象です。

スポーティーカーに乗っているような気分になって山岳路を飛ばすと、カーブでは無理ができない走行を強いられると推察されます。もっとも、山岳路を飛ばすような走りとは無縁の車です。都会をおしゃれに走り、安定感と乗り心地の良さを楽しめることが第一なのです。

ステアリング
 当然のごとく、電動パワーステアリングが採用されています。ギヤ比がそれほどクイックではないのか、それとも微小舵角にはあまり反応しないようなサスペンション設計になっているのか、乗り心地のしっかりさとは反対に、若干鈍い操作感覚になっています。とはいえ、遊びが多くて操舵から車が向きを変えるまでに時間がかかるほどではなく、「適度な鈍さ」ではあるのですが、乗り心地との関係において、若干チグハグな印象でした。

恐らく、ロールが比較的大きいことから、あまりシャープな操舵感覚にしてしまうとロールスピードが速まってしまい、車の地上高の高さと相まって「乗員の頭が左右方向に振れる」印象になってしまうのでしょう。ステアリングの効きを調整することで、サスペンションセッティングを決定したと推察されます。

ブレーキ
 ブレーキシステムも、プリウスと同様のECB(電子油圧制御、後輪遅れ込め制御付き)が採用されています。これもプリウスとはかなり異なる印象です。

プリウスの場合には、ECBの悪さでもある、「踏み込み反力の曖昧さ」「ペダル戻りの曖昧さ」が復活してしまった印象でした。

しかし、この車は「アクセラハイブリッド」並みに、固めのペダル踏み応えと、正確に戻ってくるブレーキペダルが実現されています。ECBには全く良い印象がありませんでしたが、この車のブレーキはECBを忘れさせてくれるほどです。

ボデー



 前述の通り、TNGAボデーを採用しております。プリウスに続く第二弾ですが、プリウスの時と同様の、強靭なボデー剛性を感じます。ボデーの剛性バランスも良いようで、突起に対してボデー全体で力を受け止めているような印象です。試乗車は19インチタイヤを採用しており、ボデーへの攻撃性はプリウスよりも大きくなっています。余裕度が低下している印象もなく、また、ボデー後部がハッチゲートになっていて大きな開口部があるという印象も皆無で、高い満足を得られます。

 外観から想像できるように、この車の最大のネックは、「斜め後方視界の悪さ」です。かつてのホンダ CR-Zと同様に、斜め後方の視界は絶望的です。この車の装着されていた「バックモニター」は感知範囲が広く、斜め後方も映し出してくれます。

しかしそれは後退走行をする時のお話であり、一般路で交差点を曲がるときや、高速道路等で合流する時は、バックモニターは作動しません。

この視界が良くない点も、初代セリカ(のリフトバック)を思い出させる点かもしれません。ウエストライン(ドアの金属部分の上端)が高く、屋根が低く、テールゲートガラスも寝そべっている、と、この車は視界を全く考えておりません。初代セリカの頃は、「交通戦争が激しくなり、車の乗員は外界から遮断されたルーミーな(視界を遮った)スタイルを好む。」という理論で車は視界を悪くしていました。この車の場合は「自分達だけ良ければ、周りの人のことなんか関係ないよね」という、今風の狭い人間関係にこもりたがる20、30歳代の人の状況を思わせます。



内装は黒一色であり、セリカから感じる、「かつてのスポーティーな印象」を思い出させます。内装はやや有機的なカーブでまとめられており、柔らかい印象です。二代目日産シルビアや、E110カローラレビン/スプリンタートレノを思わせ、これも以前のクーペ感覚に溢れています。

すなわち、欧州のクロスオーバーやホンダヴェゼルに少々、スバルのレガシィアウトバックが感じさせる、「アウトドア」「大人がキャンプ道具を持ってこの車で出かけ、湖畔でテントや火を焚いてコーヒーを飲む」ようなイメージが全く排除されています。徹頭徹尾、都会派を目指していることがよくわかりました。

まとめ
 1996年頃に登場した、RZN180系ハイラックスサーフには、「スポーツランナー」というグレードがありました。2700ccの4気筒ガソリンエンジンを搭載し、地上高を下げた上でエアロパーツを装着した2WDモデルでした。当時アメリカで流行っていた、GMCタイフーンなどのイメージを狙った「スポーツトラック」のイメージです。そのイメージを近代化し、ショーモデルカーの格好良さを吹き込むと、こんな感じになるのだな、という車でした。いやはや、感服、格好良いです!

しかし、その格好良さについていけない自分を感じてしまいました。この車には、だらしない格好では乗れません。(コロナやブルーバードシルフィに、だらしない格好では乗っていません。)

また、高級クロスオーバーとも異なる、スポーツ用品にも似た、わかりやすくて若々しい格好良さです。フォーマルさを出したレクサスNXやホンダ ヴェゼルなどとは少々方向が異なります。こういう感覚は、なかなか乗り手を選んでしまうのではないでしょうか。販売上は、この点が心配です。車としての出来は、視界を除いて素晴らしく仕上がっていると感じます。

おまけ
 この車を見に来る人の多くは、日産ジュークやホンダヴェゼルに乗ってくるそうです。なんと、買われて半年のヴェゼルを下取りに出してこの車を買った人もいるそうです。この種の車は服と同様、「旬でおしゃれに思ってもらえる期間に乗る」ことに意義が見出されていると感じます。クロスオーバーブームも、参入するメーカーが多くあるものの、若干折り返し点に来ているような印象です。

参照して欲しい記事

トヨタ
プリウス(現行、短距離試乗)
プリウス(現行、長距離ドライブ)

日産
エクストレイル(ハイブリッド)
エクストレイル(ガソリン)
ジューク(中期型)
ジューク(初期型)

マツダ
CX3
アクセラハイブリッド(短距離試乗)
アクセラハイブリッド(中距離ドライブ)

三菱
RVR

スバル
XVハイブリッド
フォレスター(前期型)

スズキ
イグニス

メルセデス
ベンツGLA180
Posted at 2017/02/11 22:16:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2017年01月09日 イイね!

CH-R,スイフト(1200RS CVT),ソリオAGS-HV,ルーミー(自然吸気)、フリード+(HV)短評

 先日、「何シテル?」に書いたとおり、しばらくの間はみんカラ活動を週末に限っております。しかし、ここのところ試乗によく出かけて行き、我ながら試乗記がどんどん長くなりつつあるために、余裕時間内に書けなくなってしまっております。

 思いつきで平日に試乗記を書くかもしれませんが、書かないかもしれません。しかし、どんどん日にちは立ってしまうために、自分自身の備忘録としてここに寸評を書きます。

12月11日
フリード+ハイブリッド
 フィットHVと基本的なシステムは同一ですが、エンジンがヴェゼルと同様にオットーサイクル化されている模様です。そのためにエンジンの出力が高く、より余裕を持って走行することが可能です。フィットから増加した車重を補って、余りあるほどです。このエンジンがあるのであれば、フィットのRSハイブリッドをこのシステムで出せば良いとすら思えます。

7速ギヤシステムの変速は、モーターアシストと相まって変速ショックは皆無になっています。私は変速ショックがあったほうが現在の段数を認識できるために良いと思うのですが、そういう人は少ないのでしょう。熟成がより進んでおります。

乗り心地は柔らかくもなく硬くもなく、ちょうど良い心地よさです。ロールも控えめになっており、安心して運転出来ることでしょう。

フィットと比較しても、車内が静かなことが特徴です。遮音が行き届いており、エンジン音もロードノイズも、ほとんど入ってきません。ドアのシール性もよく、ドアが閉まりにくいほどです。遮音材やウエザーストリップの効果がよく出ています。

ルーミー(自然吸気)
 誰が見てもわかる、「ソリオ潰し」の車です。実際にはソリオとほとんど同じ「乗せる」機能のまま、動力系統を安く作って市場に受け入れられるか、調べている模様です。かつての「SM-XをbBで対抗した」時と似た作戦です。

エンジンは3気筒1000ccのお馴染み「1KR-FE」と、これではパワー不足と考える方向けの「1KR-VET」エンジンの二本立てです。このうち1KR-FEエンジン搭載車に試乗しましたが、動力性能はギリギリで、なんとか普通に走るレベルでした。登坂路や高速道路では、余裕はなくなることでしょう。そのような使用方法を含めて、このエンジンで登場させてきたのではないか、と思います。

 乗り心地はロールがそこそこ抑えられており、後述するソリオよりも良い印象でした。車体は、若干こちらの方が幅が狭かったように記憶しています。

記事は、こちらです。

1月9日
CH-R(ハイブリッド)
 プリウスで登場したTNGAボデーを採用しているSUVです。それなのになぜか4WDはガソリンエンジンのみという不思議な展開をしております。

ハイブリッドシステムはプリウスと全く同様ですが、エンジンを始動させる際の、あたかもスロットルバルブを少し開けて始動するかのようなショックはなくなりました。スムーズに十分な余裕を持って走行できます。

目線の位置は、乗用車に乗り慣れた方ならちょうど良い高さだと思います。しかし、クーペを感じさせるためなのか、着座位置が少し低かったように感じました。そのため、先端見切りはあまり良くありません。

また、リヤドアの上端が持ち上がり、クオーターピラーも太いために、斜め後方の視界は絶望的です。リヤモニターはその死角を補っておりますが、これはあくまでも後退走行時のお話です。高速道路での合流や、街中での巻き込み確認時には、かなり見えづらくて困ることでしょう。

乗り心地は、19インチタイヤでも十分に履きこなしており、ボデー剛性の高さを改めて感じました。やや固めながら、サスペンションの動きはじめの渋さなどはありません。

 この車を見に来る人は、ヴェゼルやジュークに乗っている人が多いそうで、私の後にもジュークで来た人がいました。すなわち、この種の車の市場は、セダンやミニバン、ステーションワゴンから奪ってくる力がなくなってきていることを意味しているのではないでしょうか?そろそろSUVも飽和に近づいていると感じました。まあ、新世代の「リフトバッククーペ」と考えるとよいでしょう。

スイフト(1200RS CVT)
 スイフトは1000ccターボに乗った方が多いようですが、私が乗ったモデルは1200cc4気筒のCVTマイルドハイブリッドモデルです。

イグニスの際に「エンジンとCVTとモーターとが、協調せずに出力を出そうとしている。」と酷評しましたが、この点が著しく改善されております。モーターアシストは発車時が中心になったようで、その他の際には、「アクセルを踏み増すと、エンジン車ならCVTが変速すべきところでモーターがアシストし、変速を抑制する」制御へと変えています。ホンダのIMAシステムのような印象になりました。乗りやすく、静かに低燃費で走行できそうです。

 ボデーの剛性も高くなり、ミシミシブルブルした、旧型の後期モデルのような印象はなくなりました。旧型初期の「しなやかで柔らかい」乗り心地は既に旧型の途中でなくなり、このモデルでも少し前のトヨタ流の硬さになっています。「しなやかさ」は、ボデー剛性の低さを隠すためだったのでしょうかね?

内装は高級な印象は旧型レベルか、ちょっと後退したかもしれません。とはいえ、このクラスでは良く出来ている方です。ただし、デミオと比較すると、デミオの方がやや上であるように感じます。

ソリオ(バンディットAGS ハイブリッド)
 この車のエンジンは4気筒を採用しており、この点で私はルーミー一家を上回っていると考えます。エンジンははるかに滑らかで、快適に運転できます。

特徴は、AGSシステムとモーターの組み合わせです。AGSは、ギヤチェンジ時にエンジンの駆動力が絶たれ、この間空走してしまうことが難点でした。この空走期間を含めてモーターがアシストし、ショックはほとんど感じません。ちょうど良く出来たトルクコンバーター式AT車に乗っているような感じで、なおかつ、トルクコンバーターならではのスリップがありませんので、ダイレクトな走行感覚も味わえます。出たばかりのハイブリッドシステムながら、協調がうまくいっており、楽しく運転できます。

乗り心地は、直線では柔らかさとしなやかさを感じさせて快適だったのですが、車線変更ではもうダメです。車体がグラッと傾き、運転手の頭も大きくゆすられます。スタビライザーを強めるか、スプリングで対処するしかないでしょう。このままでは、山道走行で運転手すら酔ってしまうことが考えられます。

 このように、寸評でも長くなってしまいましたが、後日、この寸評を膨らませる形で、各車の試乗記を書いてまいります。
Posted at 2017/01/10 01:17:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新型車調査 | クルマ
2017年01月09日 イイね!

お年玉キャンペーン【fcl.】

【Q1: ご希望のバルブ形状は?】

H4 Hi/Lo

【Q2: fcl.のLEDヘッドライトは、どの車種に取付け予定ですか?】

トヨタ コロナ


この記事は みんカラ+お年玉キャンペーン について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2017/01/09 23:34:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2017年01月09日 イイね!

お年玉キャンペーン【洗車の王国】

【Q1: 愛車ケアへの熱い情熱をお聞きしたいです。】

高性能をうたう新製品を購入し、塗布後定期的にシャンプー洗車をしながら、効果を観察しています。

【Q2: 今まで使用したことのある洗車ブランドをお聞かせいただけますか?】

ソフト99、クリンビュー、ウイルソン、ジョンソン、リンレイ、シュアラスター、ブリス、スマートミスト


この記事は みんカラ+お年玉キャンペーン について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2017/01/09 23:33:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2017年01月08日 イイね!

2016年秋期ドラマ感想批評

 世間一般では、「逃げるは恥だが役に立つ」が流行ったそうですが、私にとってこの期は不作揃いと感じてしまいました。本来、秋期は気温が低下するために帰宅率が高く、高年齢者にも見られる作品が揃うのですが、そうでもありませんでした。

月曜日
カインとアベル
 6話程度で挫折しました。シリアスな作品を思わせる作風ながら、脚本は全く浅はかでした。大手デベロッパーを営む一家が舞台でしたが、なんとなく財閥企業やオーナー企業が幅を利かせる韓国や昭和30年代の日本を思わせ、見ていて息苦しさを感じてしまいました。

 せっかく倉科カナを出演させているのに、全く無駄遣いそのもの。面白さをみじんも感じさせませんでした。

火曜日
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
 吉田羊初主演の医療ものドラマです。外科や救急ではないために、物語の舞台は「カンファレンス」に重きが置かれました。真の原因を見つけるべく、病院外の調査を主体とするなど、まるで本来は刑事ものにしたかったかのような印象です。

吉田羊が途中で休み、休暇を取って旅行、他の医師が解決するという、一種の「ボトルショー」が行われました。意外に普通に展開されており、吉田羊さんの存在感が危うくなりました。

もう少し脚本に工夫があれば面白くなったのでしょうが、「どこかで見たような登場人物」「どこかで見たような設定」という点で、多くの人が「既視感」を感じたために視聴率が伸びなかったのでしょうね。ちなみに、私は全話を見ました。

逃げるは恥だが役に立つ
 私は、数名の登場人物間でいろいろなやりとりが繰り返される作品には、「閉じた人間関係」を感じてしまい、息苦しさを覚えます。また、主人公たちの、一種のアスペルガー的側面がとても嫌で、3回程度で見ることをやめました。


水曜日
地味にスゴイ!校閲ガール
 逃げ恥がアスペルガーなら、こちらは多動性でした。全く落ち着きがない上に言葉遣いが中学生っぽい主人公には、閉口してしまいました。

が、なんとなく「重版出来」のイメージを引きずっているためか、そこそこ楽しめました。

しかし、この種の「変人」を主人公に据えるのは、もうやめませんか?

木曜日
Chef~三ツ星の給食~
 まあまあ面白かったのですが、主人公を完全無欠の「神」にしてしまったことで、脚本の伸びが見られませんでした。逆境が食中毒事件であることを揶揄する記事が見受けられましたが、その程度は逆境ではありません。

天海祐希の大げさな芝居が鼻につき、見続けるうちに飽きてきたことも事実です。この「大げさな演出」が、舞台とドラマの大きな違いです。

日曜日
キャリア
 安直な脚本、単純な勧善懲悪、一本調子の主人公と、老人向けドラマであるという感想は、最後まで変わりありませんでした。


 このような感想となり、結局のところ楽しんで見た作品は全くありませんでした。先にも書いたように、「逃げ恥」が大ヒットしたこともあり、今後(特に春期以降)に、コミカルな作風の作品ばかりになってしまいそうな予感がします。

もう少し、脚本に力を入れても良いと思います。
Posted at 2017/01/08 21:19:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ

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「パソコンは購入しました。次の週末の都合により、26日夜以降に活動を再開します。」
何シテル?   01/19 13:39
小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
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