現在、多くのサーチエンジンではトップページにニュース記事を掲載しています。とはいってもサーチエンジン運営会社が記事を編集しているわけではなく、各種通信社や編集プロダクションが作成した記事を、トップページデスク係の人が選んで掲載をしているとのことです。
今日、とあるサーチエンジンから東洋経済新報社の記事へとリンクしていきました。東洋経済新報社は、経済専門紙的な名称ですが、まあ、週刊誌的な記事が多くを占めております。この記事は、ツインサーキットで催された、実車を使用した運転講習会に対し、記者が良かった感想を述べたものです。中身は車好きの皆さんならごく当然のことばかりですが、経済系ニュースでは新鮮なものです。
河口まなぶさんは司会や楽しい雰囲気を演出してくれる方で、楽しい時間を提供してくれそうです。参加してみたかったものです。
私はこの種の運転講習の場には、二回参加したことがあります。O井さんというプロの方の有償講習、タイヤメーカーが主催する、○水さんというプロの方と岩○さんという女性ジャーナリストの方が講師の無料講習でした。日にちは前後しており、○井さんには「急ブレーキの際にも、一瞬ふわっと踏んで荷重を前輪に乗せてから本制動に入るように。」と言われました。翌日のタイヤメーカー講習では、「パニックブレーキではブレーキを蹴飛ばすように踏むこと。あなた、ABS無しの車に乗っていませんか?」と言われ、「はい、わかりました。」と、大人の対応をしました。どちらの人が言うことも正しく、場合分けでどちらもできます。
その他、クラブの上級生であるAさんは、中○さんというプロドライバーの講習会に参加、「そんな運転じゃ死んじゃうよ。」と言われたそうです。心を入れ替えたAさんは、今でもご存命と聞いています。
この種の講習会は、車好きはお金を払ってでも参加するものですが、「そんな運転で大丈夫?」という人ほど、無料でも参加しないものです。困ったものです。
そしてもう一つ、この種の記事にはコメントをつけられるものですが、「初心者講習みたいなのを」の人と、「一般道で全く不要なことですね」の人、自分ではできないのに、その理由を達観した目線で書くのは、なんとも心が貧しいな、と思うのです。ニートや学生、実務なし企業管理職についている人にこういうタイプが多く、「自分でも出来るようになってやろう」とか、「すごいなあ」と思わないのは、人間として衰退を始めた証だと思うのです。
SNS機能が発展し、情報発信者と受信者が双方向のやりとりが出来ることがインターネット時代のニュースの特徴と言われた時期があります。しかし、実際にコメントをするのは、世間の進化の足を引っ張る人たち、ということで、少しも良い時代ではないな、と思うばかりです。
Posted at 2017/06/12 22:10:33 | |
トラックバック(0) |
交通安全 | クルマ