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2019年07月29日 イイね!

2019年春期ドラマ感想批評

 2019年度の春期ドラマは、無事見終わりました。ちょっと取捨選択が甘かったようで、見るのに疲れてしまいました。

月曜
21:00 フジテレビ 「ラジエーションハウス」
 放射線技師を主人公とした異種医療ものです。事象の多くはコンピューター画面で進行しており、場面転換が少なめです。医療ものを描きながら、製作費が安く済むのかもしれません。

お話として見ごたえはまずまずで、患者や家族へ寄り添う姿勢で描かれていました。半面、物語展開はあまりうまくなく、感情移入はできませんでした。

サーチエンジンのニュースヘッドラインでは高い評価をしている記事がありましたが、それほどのものではないと思います。

22:00 テレビ東京 「スパイラル~町工場の奇跡~」
 中小企業の製造工場の奮闘ぶりを描くのかと思いきや、途中から企業買収や銀行の物語になり、拍子抜けをしてしまいました。日本経済新聞社お得意の路線なのかもしれませんが、これでは「再現映像」や「研修ビデオ」です。物語として成立していたのは、初めの3話位でした。

火曜

21:00 フジテレビ 「パーフェクトワールド」
 1990年代前半の「月9」ドラマを見ているような、懐かしい気持ちになりました。「主人公が、障害がある夫婦の家を設計しているうちに感情移入、自分の考えを見直すお話」などには見ごたえがありました。

しかし、物語が起こるきっかけの「主人公が昔好きだった男と再会した」では動機が薄すぎ、感情移入が出来ません。今やドラマ作品の多くが10話程度ですが、それでも1話の動機付け的役割は重要です。そこをおろそかにすると、結局「ただ見るだけ」で終わってしまうのです。
 
22:00 TBS 「わたし、定時で帰ります。」
 こちらの作品も、1話の動機付けが出来ていません。「定時で仕事を終えて帰る方法」を教えるハウツー映像ではないことは十分承知しているのですが、これではスーパーウーマンを描いているに過ぎません。とはいえ、多くの企業で抱えている問題を各話にちりばめ、問題提起をしていたと思います。

ただ、私は「命からがら定時寸前で事件を解決する刑事」などのように、主人公が苦労するさまを描いたドラマの方が、「面白かった」と思います。

水曜
22:00 日本テレビ 「白衣の戦士!」
 これはひどいドラマでした。主人公を演じる「中条あやみ」の演技が下手で、それにわざとらしい大げさな演技をさせ、見ている方を恥ずかしくさせるばかりでした。

ストーリー展開も全くひどいもので、ドラマとしての展開になっておりません。起承転結や伏線といった、ドラマ脚本の基本が抑えられていないために、ストーリーに引き込まれないのでした。

この作品を「ナースのお仕事」と比較する記事が多数出ましたが、実際には足元にも及んでいなかったと思います。

木曜
21:00 フジテレビ 「ストロベリーナイト・サーガ」
 誉田哲也作品であり、いつものごとく見続けられませんでした。ストーリー展開や場面の描写が「マニアック」で、誰に向かって描写しているのか全く不明です。こういうお話は、ドラマスペシャルがせいぜいだと思います。

23:45 日本テレビ 「向かいのバズる家族」
 深夜ドラマならではの、「ネット社会」での「炎上」を描いた作品でした。話題が現代的で目新しく、3話くらいまでは楽しく見ていました。ところが、「ただ話の進行が遅いだけ」であることに気づいてしまい、その後は急速に見る意欲が失われてしまいました。深夜ドラマらしく、ちりばめられた小ネタを笑う見方が正しいのかもしれませんが、私には退屈でした。

金曜
22:00 TBS 「インハンド」
 こちらも異種医療ものでした、お茶らけたシーンがあるにはあるのですが、全体的にはシリアスな展開で、まずまず楽しめました。

しかし、どういうわけか「やや旧いドラマ」のように感じてしまいました。数年前の「ハローハリネズミ」にも同じ感覚を覚えたものです。1990年代末から2000年代前半位の作風のように思えるのです。もしかしたら、「お茶らけたシーン」を挿入すること自体が、そのように古くなっているのかもしれません。

23:15 テレビ朝日 「家政夫のミタゾノ」パート3
 私はこの作品のパート1を見ていないのですが、パート2と比較すると主人公の立ち位置が一歩引いたところが特徴でした。結果、各回のゲストが表に出てきます。物語は、定番的展開ながら温かみを感じさせる内容になっており、見ごたえすら感じられるようになりました。

パート4も期待できます。

土曜

22:00 日本テレビ 「俺のスカート、どこ行った?」
 第一話で期待できたのですが、第二話で挫折してしまいました。ブラック部活が題材だったのですが、「これは(部活の)練習ではない。特訓だ。」などと屁理屈を言い、結局ブラック部活肯定の描写をしてしまったのです。その安直な脚本にがっかりしてしまい、見る気を失ったのでした。

23:40 フジテレビ 「仮面同窓会」
 同窓会をきっかけに次々に人が殺されるお話でした。ミステリー的要素が感じられ、なかなか楽しく見られました。ストーリとして味わいがあるかと問われれば、それは「スッカラカンです」と答えるよりほかない物語でした。もう少し、人物像に迫りませんと、深みを感じられません。特に最終回は、後味の悪い幕切れでした。

日曜日
21:00 TBS 「集団左遷!!」
 やはり飽きてしまい、2話で挫折しました。主人公を演じる福山雅治氏の演技がひどく、これでは中条あやみ並みです。福山氏は普通の人物を演じられるはずなのですが、どうしてこんな演出にしてしまったのでしょうか。

物語の上でも、銀行ものドラマは食傷気味です。もう飽きました。

22:30 日本テレビ 「あなたの番です」
 このドラマは、ちかごろ珍しい6か月間を使った作品のようですね。現在も放送中です。ミステリー展開はまずますだったのですが、登場人物の多さに、登場人物を覚える前に死んでいくという有様なのでした。

舗装時間帯の悪さはいかんともしがたく、このドラマを見ると録画作品の消化が出来ないのです。

 この通り、選択基準を甘くしたために、途中まで「作品を消化するために時間が取られる」状況になってしまったのでした。

製作現場でも「働き方改革」が影響しているようで、以下のような傾向が見られます。

不人気でも「テコ入れしない」
1,2話で問題が発生、テコ入れをしても効果が出るのが5話となると、あと4回しか回数が残っていません。改善効果よりも改善活動のコストがうわマれば、「改善しない」という手段も出てくるのかもしれません。

「コンピューターを使って場面削減」
ラジエーションハウスなどに顕著に見られます。医療ものですと、救急医療なら事故災害現場の描写が、病棟ものなら手術シーンが必要です。いずれもお金がかかるので、パソコン画面上ですべて終わらせてしまおう、という意図が見られます。

 このブログを書いている今日、既に放映が始まっている夏期作品を選択していますが、「夏枯れ」なのか、良い作品が少なめです。集中して見ていきたいと思います。
Posted at 2019/07/29 22:53:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2019年07月20日 イイね!

日産 ローレル(C31型)を見る

日産 ローレル(C31型)を見る この日カー用品店に行くと、駐車場に日産 ローレル(C31型)が止まっていました。このローレルは、昭和55年(1980年)に発売され、昭和59年(1984年)まで続いた型です。

当時流行しつつあった「空気抵抗係数削減スタイル」である、「スラントノーズ」が採用され、ヘッドライトも異形二灯型になりました。ローレルとしては1970年代色が薄れ、1980年代の雰囲気が出てきたモデルです。

当時の自動車のスタイルは、オペルやヨーロッパフォード、ボルボの影響が強かった時代で、この車にもスラントノーズやキャビンのところで一段下がったベルトライン、6ライトスタイルにその影響が見られます。

この車が、多数中古車市場に流れた頃、非常に安価であったために積極的に暴走族に買われました。セダンは不人気で、もっぱら4ドアハードトップが好まれました。車高が極端に下げられ、セミトレーリングアームを採用するリヤサスペンションは、極端なネガティブキャンバーとなっていました。なお、セダンの大部分はリジッドアクスルを採用していたようです。

時代は流れ、すっかり市場から姿を消してしまいました。当時の流行は断絶し、この車はいわゆる「旧車」ドレスアップをしています。車高は適度に落とされ、ワタナベのホイールとやや太めのタイヤを履いています。この控えめなドレスアップが、オーナーの趣味の良さを表しています。残念ながらオーナーとは会えませんでしたが、ちょっと得をした気持ちになりました。
Posted at 2019/07/28 22:02:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旧型車 | クルマ

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