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2025年03月20日 イイね!

不景気でも当初仕事は忙しかった

不景気でも当初仕事は忙しかったアルバイトの記憶 スペード社シリーズ

 アルバイトの記憶を振り返るシリーズを、「スペード社シリーズ」としてまとめることにしました。今後は、過去のブログにも「スペード社シリーズ」と記載することにします。

 景気後退に伴う不穏な空気が流れ始めていた職場でしたが、繁忙期の仕事は忙しかったです。コマンダーさんと王様さんを連れて行った1月20日か繁忙初日の2月2日に、私が午後6時頃に帰社すると、職長かホウセンカ大学のゆで太郎さんから、

「今日残業できる?」

と聞かれました。第一期は午後6時帰社後に清算をし、さっさと帰宅していた私にとっては意外な質問でした。忙しかったとはいっても配達・回収業務で、オフィス街を歩いたり電車に乗ったりすることが大半を占めてしましたから、疲れはさほどでもありませんでした。今から思えば、20歳前後でしたので疲労がたまりにくい体だったからかもしれません。残業代も出ますので、二つ返事で残業をすることにしました。

残業をすることになると、確か法令上食事代か食事を支給することが決まりになっていたと思います。この職場では食事を提供することになっていたようで、近くのイタリアンレストランから出前を取りました。何だったかは覚えていませんが、辛いか熱かったように思います。猫舌の私は、

「うわ、熱くて食べられない」

と思わず口走ってしまいました。これに対して監督社員さんは、

「だったらママに食べてもらえよ。」

などと言い返してきました。この瞬間も言い返し方に私は違和感を覚えたのですが、後になり徐々にわかってきたことです。

それよりも、この残業時間帯は待機時間が多くを占めていました。協力会社から試作品が出来上がってから業務が始まるため、午後6時から午後8時頃まで待機していたように思います。この時間帯は帰宅したり外出したりしなければ自由に過ごしてもよく、アルバイト同士でおしゃべりをしても良かったのです。

この繁忙初日は、確か職長、ゆで太郎さん、貧乏さん、花崎さん、野比さん、南大阪さん辺りがいたような気がします。おしゃべりは仕事上不要ではありますが、仕事を離れて互いの人間的部分に触れるようで、私にとっては心のオアシス的に感じられた時間でした。

 午後8時頃になると、協力会社さんに試作品を取りに行き、翌日の準備を始めます。翌日出勤した人がすぐに外出できるように、試作品と送り状を梱包します。そしてお届け先の住所から地図を付け、行き方などのコメントを添えます。さらにお届け先で近い箇所はまとめ、「〇〇方面便」とします。とはいえ9時過ぎから17時までに訪問を終えなければなりませんから、1人でこなせる量はせいぜい7件程度です。それを勘案してまとめますから、結構大変です。

大体午後10時頃に分配が終わり、監督社員を除いて帰途につきます。勤務時間は午前9時前から午後10時まで、昼の休憩時間は移動時間として私は考えており、食事はせずに「断食道場」としていました。

 いかがでしょうか?勤務時間は13時間、時給は当時の平均よりも100円ほど高い印象でしたから、当時の私にとっては楽しみを感じられる時間帯だったのです。
Posted at 2025/03/20 23:55:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スペード社 | ビジネス/学習
2025年03月18日 イイね!

ついに忍び寄ってきた不景気

ついに忍び寄ってきた不景気アルバイトの記憶 スペード社シリーズ

 そんな悪臭で幕を開けた第二シーズンのアルバイトでしたが、ついに不景気を感じるようになってきました。昨シーズンに私が見た募集広告は、確か年初のアルバイト情報誌でした。ちょうどその募集や広告をどうしようか、と監督社員さんが考えていた時期らしく、職長に、

「今いる人たち(約30人)だけで乗り切れるか?」

と聞いていたようです。
夏頃に最少人数となってはいたのですが、この頃になると西郷里大学の院生さん、落語さん、みのむしさんという3人、来月大学からはTAOさん、GAOさん、山辺さん、ジャイアンさんという4人の計7人が加わっていたのですが、それでも力不足は否めません。

昨シーズンの私は、立って仕事を待つ一アルバイトとして黙々と仕事をこなすだけでしたから、全体のことは把握できていません。しかし、繁忙期当初は立ちんぼが出るほど人がいても仕事はようやく回る程度で、アルバイトは徐々に自然に減少、その現象と仕事の減少が何とかバランスして仕事を終えていたように思います。大まかに、1月2週目から3月2週目がその繁忙期でした。

職長に意見を求められた私は、

「自然減もあるし繁忙期は偏っているしで、20人では厳しいですよ」

と答えました。職長も同じ意見だったようです。結果として公募は行われましたが、最大人数は昨年ほどではありませんでした。そのため、コマンダーさんも王様さんも採用にならなかったのです。

 第2シーズンの年末年始はまだ仕事は忙しくはならず、単発の配達や受取程度で、平和に働けました。昼食も、みんなで弁当屋やコンビニに行ったりすることができ、楽しい期間だったと思います。

その代わり、この時期は記憶があいまいでして。のちにまた書きますが、私は昨秋から放送を開始した「カウントダウン100」ではやりの音楽を覚え、音楽の話もするようになっていたと思います。多くの人と「ほどほど」の関係を持つには、「車や古い刑事ものドラマが好き」というのではだめで、広く浅くはやり事を抑えていた方が良いのです。

 このように適度に職場になじんだ私は、1月10日頃にいったん学校に専従することになり、コマンダーさんと王様さんを連れた1月20日まで離れ、再び学校に専従して2月2日頃に復活するのでした。
Posted at 2025/03/18 22:54:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | スペード社 | ビジネス/学習
2025年03月16日 イイね!

アルバイト復活初日に悪臭に出会う

アルバイト復活初日に悪臭に出会うアルバイトの記憶 スペード社シリーズ

 夏期にもその職場には行ったものの、秋期は全く行きませんでした。そして復活したのは12月と書きましたが、リハビリの意味で積極的に外出業務をこなそうと考えていました。その復活日は、関東南岸を低気圧が通過する、どんより曇った風がない日だったと記憶しています。私は、オフィス街への配達仕事を請け負いました。

その指示図は、オフィスビルの地下の一室を示していました。多くの場合はビルの3階以上の場所でしたので、「変わったところだなあ」と思ったものです。そしてその場所につくと、鉄の重い扉があります。これまた珍しいことでした。たいていは受付があるか、ドアが開けられているかして開放的なイメージなのですが、さらに「何だか変だなあ」と感じたのです。

変だと感じていても仕事は進みませんので、仕方なくドアをノックします。返事がないために、さらにノックを続けます。これまたノックをしていても仕事の意味を成しませんので、「太陽にほえろ!」523話「ゴリさん、死の対決」のボギーのように、「〇〇会社さん、ドアを開けないとぶち破って入りますよ!」と小声で言いながら、ドアを開けました。

すると、ロッカーと机があるだけで、誰もいません。そして、独特な臭いが漂ってきました。中学や高校生の頃に、身体検査や体育の授業の後に教室に帰ってきたときに感じる「モワッ」とくる種類の臭いです。そう、そこはその会社の何らかの更衣室になっており、着替えた服が積まれていたのです。気が遠のきそうになる中、高校の化学の授業の際に、「低級脂肪酸(?)は悪臭に感じられるだけで利用価値が全くない」と先生が言っていたのを思い出しました。

次の瞬間我に返り、自分の姿を客観的にみると「更衣室に忍び込もうとしている泥棒」であることに気づきました。これは大変だと思い、すぐに近くにあった電話でその会社に連絡をします。すると、

「え?そこに行ったのですか?ハハハ。そこには去年まで事務所がありましたが、仮の場所だったんです。今は完成した隣のビルにいるんですよ。」

と、笑われてしまいました。仕事自体は無事終わりましたが、このブログを書いている今になっても、その時の臭いが鼻の奥に残っているような気がします。
Posted at 2025/03/17 00:01:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スペード社 | ビジネス/学習
2025年03月11日 イイね!

景気悪化は人心も変える

景気悪化は人心も変えるアルバイトの記憶 スペード社シリーズ

 前回のお話しでは、野比さんや三田村さんがお嫁さん枠を選ばなかったことや、家具屋さんが一般職の道を選ばざるを得なかったことを書きました。今回は話を少し前に戻し、秋から冬にかけての、私に近い部分の変化を話します。

 1シーズン目にいた人たちを見ると、多くは学校のサークルやゼミ、あるいは友達同士、中には親族同士で応募をして勤務をしていました。とはいえ仕事場ですから、「友達とおしゃべりをしながら共同作業」となることはほとんどありませんでしたので、勤務し始めの障壁を下げるためにそうしていたのでしょう。公募で応募した私は一人で勤務をはじめ、仕事中も一人で行い、繁忙期終了まで勤め上げました。

以前にも書いたように、勤務はじめは詰め所に人が多すぎ、立って仕事を待つほどでしたが、勤務終了頃には椅子が少し余るほどとなり、職場も自然減に任せている様子がうかがえました。勤務初期はそれでも人が足りず、どんどん雇ってはどんどん人が辞めていくという、まるで「穴が開いた風呂に水をためる」職場の様相を呈していたのです。

そんな職場でしたから、公募とは別に紹介でも人を採用してくれるのではないかと思い、夏頃に私はまず監督社員へ許可を取りました。

「監督さん、毎年人が不足しているようですが、友達を呼んでも良いですか?」

と聞くと、

「おお、良いよ。ぜひそうしてくれるかな。」

と、快諾してくれたのです。

 まず、通っている学校の掃除部の周りの人に聞きました。同じ授業をよく受けている岸部さんと羊さんに聞くと、

「え~?その場所は遠いよ。それに、知らないおじさんと話す必要があるんでしょ?そんなのめんどうくさくて、嫌だよ。」

と、つれない様子です。さらにイソップさんにも声をかけたのですが、彼は学校の近くで他の人たちとシフト制で働いているようなので、これまたダメでした。

 次に、私が掃除部の上級生たちに声を掛けます。古漬さんとブレッドさんは、やはり家から遠いことと知らないおじさんと話すのは嫌ということで却下、トンネルさんは家業を手伝うという理由でこれまた却下、松梅井さんという方は、「そんな合わなさそうな人と働くのは嫌だ。」とすら言いました。全滅です。

方針を変えて高校の同級生に声を掛けますが、つながる手段が希薄な当時故、この時点でのつながりは、コマンダーさんだけでした。コマンダーさんは快諾、さらに私とはつながりがなかったものの、コマンダーさんと当時親しかった王様さんも来るとのことになりました。

私の知り合いが増え、既存の職場の人たちとも親しくなれるような「甘っちょろい」期待をしていた私ですが、急速に事情が変わっていきます。

 時は流れて冬休み期間になりました。秋の時点では快諾してくれていた監督社員さんに、念のためもう一度

「友達をアルバイトとして呼ぶ場合には、ここに直接連れてくればよいですか?」

と聞くと、

「ああ、そうして。コマンダーさんと王様さん?そんな人たちが来たら、僕たちの方が使われそうだなあ。ハッハッハ。」

と、何とも穏やかな雰囲気の返事です。

そして年が変わり、確か1月20日前後の朝に、コマンダーさんと王様さんを連れて職場へ行きます。監督社員さんのところに紹介に行くと、まるで「なんとまた勝手なことをしてくれたんだ。」とでも言いたげな憮然とした表情になり、別の部署へ彼らの使い道がないか聞きに行くという状況になりました。

そしてコマンダーさんも王様さんも、約1週間ほど別の部署の手伝いをすることになったのですが、その後採用はなかったことになってしまったのです。私はコマンダーさんや王様さんに何と言ってよいのやら、すまない気持ちになってしまいました。

アルバイトとはいえ、働くことにはお金が伴いますし、この手の話はあるのかもしれません。以後、私がアルバイトとして働く際には友達を関与させず、必ず一人で行動することにしました。

 と、長い間考えていたのですが、もしかしたらこれは労働市場の悪化が急速に起こったためではないか、と考えるようになりました。

まず、わずか1か月ほどの間で監督社員さんが私からのお願いを忘れるとは思えません。

次に、公募も行われたのですが、予想以上に応募が来たこと、1月20日の時点でもう自然減の傾向が薄れていたことが考えられます。

さらに、会社がこの年度のアルバイト数を減らそうとしていたことも考えられます。

 以上のことから、監督社員さんは当初コマンダーさんも王様さんも採用するつもりだったところが、うそをついてまでも雇えなかったのかもしれません。景気悪化は、人の心すら変えてしまったのです。

この出来事はだいぶ古くなり、覚えている人も少なくなってしまいました。しかし、職場の人と掃除部の人、あるいはコマンダーさんや王様さんと会話が繰り広げられたら、また違った展開になっていたかもしれないな、と思うのです。なお、コマンダーさんとはその後もつながりを維持できましたが、王様さんとはそれっきしになってしまいました。
Posted at 2025/03/11 20:51:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | スペード社 | ビジネス/学習
2025年03月10日 イイね!

緊迫感あふれる「119エマージェンシーコール」

緊迫感あふれる「119エマージェンシーコール」 近頃は夜眠く、ドラマこそ見ていますが感想SNSはなかなか書けない状況です。今期見ている作品の中に、「119エマージェンシーコール」があります。

このドラマの舞台は消防指令室で、通報者からの電話を受けて出場(出動ではないようです)指令をしたり、要救助者に救命救急を指示するものです。災害や救急現場の描写がなく、声のみの出演になる点には、コストダウンや「テレビドラマではなくラジオドラマでは?」と思えてしまうのですが、緊迫感の演出は十分できています。

今回は、体重が100kgを超える要救助者や多重衝突事故の通報が主体でした。とくに後者の際には消防署内のシステムがダウン、電話と無線による指令になる展開が描かれました。そこで活躍するのは、雇用期間延長で勤務している堂島信一(演:佐藤浩市)です。現在の各署出場状態をホワイトボードに、場所は紙の地図で参照、指示は無線で、その経験を生かしてシステムダウンを乗り越えるものです。

率直には話が少々主人公寄りに感じられ、もう少し要救助者によっても良いような気がするのですが、最近のドラマではオリジナリティあふれ、見ていて引き込まれる作品です。

 このドラマは比較的若年世代にも評判が良いようで、約5年前の
「仕事を、細かい描写なく早く終えて、定時で変える主人公のドラマ」

「仕事を頑張って家には男性の家政婦がいる物語」
の頃とは、正反対の要素が受け入れられていることを感じます。

見ている側は、「主人公が努力をして問題を解決」したり、「自分に厳しい道を選んだりすることで感動させられる」ことは、昔から変わらないのだな、と感じました。胸を打つ仕組みは、Z世代だからだとかなんだとかいうのは、あまり関係ないように思います。
Posted at 2025/03/11 00:02:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | パソコン/インターネット

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