上京ガールにハラハラ

火曜日のPM10時から放送されている「幸せ！ボンビーガール」という番組。

その中の、東京で一人暮らしを始める女性の物件を探すコーナー「上京ガール」。

これが、ハラハラするんですねえ。


賃貸物件の紹介業者なんて怪しさ満載の業界なのですが、流石にTVクルーが入ってますので、最終的にはベターな物件に落ち着き、ホッとしています。

ハラハラする原因ですが、やむを得ないこととはいえ、上京ガールがあまりにも世間の実情を知らなさ過ぎます。

先日は、大手航空会社のCAさんになる女性だったので比較的収入は良い方ですが、学生さんや非正規の場合、希望家賃は5～6万円ほど。

その家賃で、下記のような希望を持っているのです。

１、学校や職場に近い。つまり、相当なダウンタウンに住みたい。
２、バス・トイレ別
３、オートロック
４、2階以上
５、陽当たり・採光

こんな希望を満足する物件が5～6万円ほどで有るはずがないので、ダウンタウンからやや離れた住宅地にある、トイレ・洗面台・浴槽3点セットのユニットバスのマンションかハイツに決まるパターンがほとんどです。

バス・トイレ別は、築十数年未満になりますから割高ですし、ダウンタウンも高くなります。
花の東京生活なので希望に満ち溢れているのは分かりますが、もっと条件に優先順位をつけないといけません。

やっぱり女の子の一人暮らしですから、セキュリティが一番です。洗濯機置き場も、屋内に無いといけません。
ダウンタウンに拘ると、そんな家賃では、怪しげなシェアハウスや、風呂・トイレが共通の物件しかありません。
しかも、ダウンタウンには風俗関係の人がたくさん住んでいますので、危ない、危ない。

RC造やS造といった構造の違い、分譲賃や賃貸造という建物の造りの違い、による快適性の違いなども仲介業者は説明していないでしょうから、大阪だったらボランティアで一緒に探してあげるのに、と思いつつ、ハラハラしている毎週であります。