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2012年12月28日 イイね!

BMW乗り換え顛末記 (固い決意編)

BMW乗り換え顛末記 (固い決意編)1本の電話から始まった“車欲しい病”。

今度こそは10年乗るぞと心に誓い、ちょっとアンダーパワーなのと不整路でハーシュネスが大きいこと以外は至極満足だし、生まれて初めて同じ車に5年以上乗っているというのに、何という迷惑な電話。




折角穏やかだった心は千千に乱れ、カタログを請求したり、実車を見に行ったり。。。
寝ても覚めても頭の中は車のことだらけ。

ああ~っ、どうしようか。。。

でも、本当に乗り換えるとすれば、最大の難関は家の奥の方に鎮座まします、“さるお方”。

故障の多かったE36318iに乗っていた十数年前、2回目の車検整備が30万円以上もかかると分かり、Rover75に乗り換えると決めた時。

どうしようかと悩んでいたが、出張先で乗り換えを決意し、電話で“さるお方”に、“車乗り換えるからXXX万円用意しておいて”と言ったらしい。

らしいと書いたのは、実ははっきりと記憶していないからだが、“電話1本で勝手に車を買った”と、未だに折に触れ、ちくちくと攻められる。

そこで今回は、リビングでカタログをさりげなく広げ、欲しそうに見ている姿をまず曝すことにした。

これはいわゆる、一種の根回しのつもりだ。

そしてついに、意を決して清水の舞台から飛び降りる覚悟を決め、口を開いた。

“車、買い換えたいなあ。。。”

このときはたぶん、血圧も上がり、心拍数も高なっていたに違いない。
心臓が口から飛び出そうだった。

が、帰ってきた返事は、 “なんで買い換える必要があるの?”という、つれない言葉。

そうです、仰る通り。買い替える必然性なんて、なぁ~んにも御座いません。

ちょっと故障がちになってきたが、こんなに満足度の高い車は初めてだし、ついこのあいだまで、買い換えるなんて全く考えてなかったたよぉ。

でも、でも、でも、でも、悪い虫が疼き出して、悪い病気が始まってしまったんだよぉ!
電話をかけてきた、あいつが悪いんだぁ!

気落ちしながらそれでもカタログを眺めていると、

“で、幾らするの?”

“そうやなあ、やっぱり追い金はYYY万円くらいかなあ。。。”

“えっ、そんなにするの!!!  せいぜいXXX万円くらいかと思った。。。”

YYYは本当の予想よりかなり低い金額だったにもかかわらず、YYY – XXXは3桁に及んでおり、これはあまりにも違いが大きい。

う~ん、やっぱり泡沫の夢だったかと一旦は諦めかけた。
が、しかし、それから三日三晩寝ずに考え(ちったぁ寝てますが)、ついに決意を固めた。

ここはやっぱり、ヘソクリの放出と熱意を示すしかないと。

つまり、XXX万円との差額は、小生個人の所持金で埋めるという提案だ。

幸か不幸か、つい先日α900とツァイスを手放した資金があるし、ええい!こうなりゃ ROLEX も売り飛ばすか! その他の小銭も集めて何とか格好をつけ、後は毎日の昼食をおにぎりで凌いで(ちょっと極端か。。)少しづつ家計へ返済する。

カメラ道楽もしばらく諦め、車を買い換えたいんだぁ!という熱意と真摯な態度をアピールする。

ただこうなると、せっかくらしい車を手に入れても、ガソリン代や高速代が無く、駐車場の肥やしになるかも。。。

ちなみに、我が家では個人のお金と家計のお金を厳しく分離している。

(つづく)
Posted at 2012/12/28 16:23:27 | コメント(8) | トラックバック(0) | 箱替え | クルマ
2012年12月21日 イイね!

BMWの国別販売実績

BMWの国別販売実績すっかり発症してしまった“車欲しい病”。

早速週末には調査を始めていますが、平日の仕事も上の空。

みんカラには自動車業界の方が沢山おられると思いますので、Marklinesはよく御存じだと思いますが、こいつの中をうろうろしていると、BMWの国別販売実績を見つけました。


そういやあ、BMWはどの国でよく売られているのだろうか、と疑問を抱いたのがきっかけですが、台数の多い国をピックアップし、グラフにしたのが下の図です。



米国やドイツが多いのは予想通りですが、中国がもうここまで増えてきています。恐るべし中国。
英国が多いのもちょっと意外でしたが、解りやすくするために、単位人口当たりの販売台数を計算し、グラフにしたのが下の図です。



西欧諸国が上位に来ることは予想していましたが、ベルギーが首位とはちょっと意外。
乗用車の量産メーカーが無いですし、ドイツの隣国でもありますが、裕福な人が多いのでしょうか。

アラブ首長国連邦は「さもありなん」と思いますし、シンガポールも裕福な人が多いですが、驚いたのは韓国。
単位人口当たりでは日本の2倍の販売台数です。
平均所得は随分低いはずですが、裕福な人が多いんでしょうかねえ。

中国のデータですが、沿岸部に住む3億人がいわゆる中産階級だと言われていますので、3億人で割ってみました。
すると、先進諸国並みで日本よりもはるかに多い結果に。

日本はロシア並みですし、韓国や中国がこんなんでは、日本市場がBMW本社に軽視されないか心配です。

ただ、この円高にもかかわらず日本の販売価格を一向に下げず、世界中の利益の相当な部分を日本で稼いでいると言われていますので、軽視の心配は不要かな?
Posted at 2012/12/21 23:04:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | BMW | クルマ
2012年12月15日 イイね!

結局、話は無かったことに

結局、話は無かったことに1本の電話から始まった乗り換え騒動だが、結局話は無かったことにした。

あれからすっかりその気になってしまい、SISALマットの見積もりをとったり、新しいレーダー探知器も物色し、札束を積み上げ、「請買車」氏からの連絡を待っていた。

しかし、一時の興奮も冷め、いろいろ冷静になって検討した結果、話は無かったことにした。

その理由は下記の通り。

1、ニューモデルイヤーであること

皆さんご存知のように、フルモデルチェンジして直ぐの車には、設計ミスや製造ミスなどによる問題を沢山抱えている。市場に出してのち、顧客からのクレームを活用!して問題点を潰していくのが自動車の量産手法だ。
一般的に、日本メーカーは量産出荷前のQAを充分に行っているが、海外メーカーは相対的に不充分であると言われている。
つまり、車に詳しい人は絶対にニューモデルイヤーは購入せず、少なくとも2年後以降のモデルイヤーを狙う。
展示されている320iは明らかに2012年モデルなので、余程のことがない限り、手を出すべきではない。

2、価格の開き

今乗っているE90の色が白や黒といった人気色でない為に、買取価格が想定より低いという連絡が入った。もっとも、未使用車として購入した時に、相場よりも少し安く落札できたのはそれが理由だったので、わかっていたことではあるが。。。
さらに、F30は新型車ゆえ、まだまだ値引きは渋く、いくら期末といっても想定に届かない金額提示であった。
つまり、販売提示価格と購入希望価格に大きな開きがあり、交渉しても無駄だと判断した。
ディーラーが販売ノルマを達成できるのか否かは定かではないが、もし販売奨励金の関係で自社登録するほどなら、小生に安く販売した方が得策なのだが。。。

3、やはりディーラーに新車プレミアムを支払うのはアホらしい

ノーリスクでほぼ新車を激安で入手できる味をしめた者にとって、いまさらディーラーに新車プレミアム分を支払うのはアホらしい。
もし仮に、先の展示車が自社登録され、オークションに出品されたとしたら、人気の白や黒ではないので、落札価格は350万円余だろう。
これが新車プレミアムの剥げ落ちた価格であり、F30は未だ新型車なので落札価格も高価だが、これから毎年下がってくる。
小生の今のE90も、ショールームの展示車(走行7kmの未使用車)をこうやって落札したが、仮に30万円値引いて貰って新車をディーラーから購入した場合と比較し、約70%の費用で入手することが出来た。
前車のRX-8も同じ手法で入手したが、一度でもこんな旨味を味わってしまうと、やっぱりこれ以外には考えられない。

ということで、今回の話は無かったことにしたが、皆様方のご期待に添えず、大変申し訳ない。

ところで、せっかく治まっていた車欲しい病が再発してしまったようで、カメラ病の方へ行っていた悪い虫が、クルマ病の方へ帰ってきてしまったようだ。

早速、ゴソゴソと問い合わせを始めたり、明日も現地調査に出かけるつもりだ。
Posted at 2012/12/15 12:28:56 | コメント(6) | トラックバック(0) | 箱替え | クルマ
2012年12月10日 イイね!

BMW F30 320d Mスポ 試乗記 第2弾

BMW F30 320d Mスポ 試乗記 第2弾それは1本の電話から始まった。

「もしもし、私、BMWの請買車(中国語の仮名。Google翻訳などで日本語にしてみてください)と申します。いつもサービス工場のご利用、有難うございます。年末セールをしておりますので、一度ショールームへお越し頂けないでしょうか?」

先日試乗したディーラーからではなく、昔からサービスでお世話になっているディーラーからの電話だ。

以前にも書いたが、悪い虫が起きないように、新車のショールームには近づかないようにしているが、このディーラーは幸いなことにサービス工場が別の場所にあり、新車を見て目の毒になり、悶え苦しむことはない。

それにしても、もう30年以上前から沢山の輸入車ディーラーに出入りしているが、売り込みの電話をもらったのは初めてだ。
もっとも、冷やかしだといつも見破られている為かもしれないが。。。

余程BMWが売りゆき不振かと思って販売実績を調べたら、昨年よりずっと好調ではないか。
なんで? どうして? という疑問は残るものの、320dの試乗をもう一度やらねばなるまいと思っていたところなので、ショールームへ行くことにした。

先日試乗した320dは、おろしたててエンジンが固く、ちょっと酷評し過ぎたかもしれないと感じており、当たりの付いたエンジンで再度評価をしたかったところだ。

というのは、先日の320dの試乗記のPVが凄いことになっており、一時期Googleで“320d 試乗”というキーワードでトップに登場したこともあったほど。

これは、パーソナライズ検索を無効にして調べた結果なので間違いなく、未だに毎日沢山の方があの試乗記を見ておられ、これは迂闊なことは書けないぞ、と肝に銘じた次第。

さて、試乗当時の日曜日、ショールームへ行こうと駐車場でエンジンをかけたら、エライことになっているではないか。

バラバラというエンジン音に、凄い振動。インパネには警告灯がしっかりと点灯。

あっちゃ~っ! 今までエンジンは調子良かったのに、なんちゅうこっちゃ!!!

状況から見て、どこか一つの気筒が死んでいるのは間違いない。
プラグがいきなりイカれることはないので、イグニッションコイルがヤラれたか、ケーブルが切れたか、はたまた。。。

しばし呆然とするも、気を取り直して取扱説明書を見たら、さっさとサービス工場へ向かえとの記載。

そこで少し迷ったが、「請買車」氏との約束もあるし、ショールームへ向かう。

ほどなくして到着し、事情を説明して段取りを相談し、取り急ぎサービス工場へ移動。
すぐさまコンピュータ診断が開始され、椅子に座って出された珈琲を啜りつつ、頭の中は札束が飛び交う。

もし、修理代が、30万や50万と言われたらどうしよう。。。
そんなに掛かるなら、買い替えるしかないのではないか。。。
しかし、そんなに急に言われても。。。
と、頭の中は札束で一杯。

いつものように雑誌に手を伸ばす気にもなれず、呆然と座っていたのだった。

やがて「請買車」氏がサービス工場へ試乗車とともに現れ、すぐさま試乗することに。
車は先日他のディーラーで試乗したのと同じ、320dのMスポ。色は黒。

気を取り直して走り出してまず気付いたことは、エンジンの振動。
ディーゼル特有の音はまだ我慢できるレベルだが、振動の方はどうにも気になる。

フロアからもステアリングからもブルブルと振動が伝わり、あのウルトラスムーズなBMWの駆動系の素晴らしさを消し去ってしまっている気がする。

今度の試乗車は前回よりも距離を伸ばしており、といっても500km足らずだが、前が空いたところでスロットルの半分くらい踏み込んでみる。
0.5秒くらいのタイムラグを置いてキックダウンが利き、グワッというかなり強烈な加速度が背中に。
これはもう320iの加速度より一枚も二枚も上手。

速度も60kmくらいになると路面からの振動が多くなり、ブルブルという振動が誤魔化されて気にならなくなるが、速度が落ちるとやっぱり気になる。

それから、前回は絶賛した乗り心地が良くなく、結構硬いなあ、と感じた。
ギャップに来ると、E90と同じくらいハーシュネスを感じる。

タイヤの空気圧をチェックするのを忘れたが、前回とは走ったコースが全く異なるので、その違いかもしれない。
だとすると、路面状態の良い時はスムーズだが、荒れた路面ではMスポの弱点が露呈したのかもしれない。

やがてサービス工場へ戻ると、どうも修理が終わっている様子。

やっぱり4気筒目のイグニッションコイルがイカれてしまった模様。
交換費用23,000円也で完治。
ああよかった、買い替えを迫られる羽目に陥るようなことにならなくって。。。

さて、自分の車に乗り換え、ショールームに向かう。
「請買車」氏が試乗車で後ろを追う。

乗った途端に感じたのは、エンジンも駆動系もスムーズで振動も無い。
やっぱりBMWはこれでないと、このスムーズさが無いと、と思ううちに、ショールームへ到着。

さて、買う気も無いのに、電話をもらってからネットのカタログを見て気になっていたことが1つ。

万一買うなら(といっても買う気はないが)、外装色はA89 インペリアル・ブルー・ブリリアント・エフェクトで決まり。内装はLuxuryで、シートはオプションのダコタレザー、色はサドル・ブラウン。
これはカタログを見ると標準設定になっているが、インテリアが黒で、シートがブラウンという記載。

じゃあ、ドアのインナーは革?色は?というのが疑問。

そこで、ショールームの大きなTVに映し出されるビデオカタログで確認したら、ドアのインナーも革でブラウン。

よしよし、それならイメージ通りだと納得したが、残念ながらそんなモデルは日本には今ほとんど入ってきていないとのこと。
以前、328iでは少しあったそうで、CGの長期テスト車もそのはず。
売れ筋は圧倒的に白色だそうで、昔を知る者にとっては、BMWのカラーは花紺に限るんだけどなあ。。。

ということで、なあんだと残念ではあったが、疑問点は解消し、帰宅しようとしたが、「請買車」氏が返してくれない。

“今月は決算セールで会社のノルマ達成がかかっており、特選車もご用意しております。”
“ちょうどA89 インペリアル・ブルー・ブリリアント・エフェクトの特選車があり、何とか御検討願えないでしょうか!!!”

と、ショールーム中央にデンと展示してある320iを指し示す。冒頭の写真の車がそれ。

そういやあ、そうであったと近づいてみると、320iのSport。
どんな内装かと覗いてみると、スポーツシートに太巻のスポーツステアリング。
いわゆる、E90のMスポの内装とほぼ同じ。

スポーツシートは何度も試乗したことがあるが、脚の長い!?小生にとって、太もものサポート部を引き出せるのが有難いし、サイドサポートも腰痛に良さそう。

内装が黒で今の車と変わり映えしないし、革内装でもないけど、太巻のステアリングは握り心地も良くて、けっこうSportも良いではないか!

小生の微妙な顔色の変化に気付いたのか、「請買車」氏が盛んに320iの良さやSportモデルの良さを吠えまくる。
おいおい、さっきまで320dを褒めちぎっていたくせに。。。

“展示車ですが、隅々までピカピカに磨き上げ、在庫車と全く変わらない状態で納車させて頂きます!”
えっ、そんなの当たり前やんか。。。

「請買車」氏は、それからも盛んに喋っておられたが、よくは覚えておらず。
結局、今のE90を査定してもらい、後日見積をもらうことにして、無罪放免。

査定が直ぐ出ないのは、複数業者に問合せし、最も高いところの金額を採用するからとのこと。
今の車の状態なら、BMW認定中古車で相当高く売れるが、場合によってはびっくりするくらい高値で買う業者もあるらしい。
これはきっと、320i Hi-Line仕様の極上車を探している客が付いている業者のケースで、よくある話だ。

さて、後日と言っても、万が一買うなら、ホント万一の話だが、14か15日には契約しないと年内に納車が出来ず、ディーラーのノルマに貢献出来ない為、それまでに見積書を自宅の郵便箱に投函してもらうことにした。

あのねえ、そもそも乗換なんて全く考えてなかったし、320dに興味があったけど、サドル・ブラウンのレザー内装のLuxuryでもないし、320iだし、全く期待しないでよ。
と、言い捨ててショールームを後にしたが、「請買車」氏は直立不動の姿勢で、“期待しています!!!”と絶叫していた。

( つづく )
Posted at 2012/12/10 21:17:16 | コメント(7) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2012年12月01日 イイね!

ついに手放しました

ついに手放しました女心と秋の空、と申しますが、私の飽き性も相当なもの。

昨年10月にあれだけ熱狂して購入したα900を、たった1年で手放すとは。。。

α900は価格.comでの本当の底値で買えましたので、ツァイスプラナー85mmF1.4と合わせて約30万円で入手。フィルターやメモリーなどの備品合わせて約32万円くらいだったのですが、最近凝りだしたヤフオクでいろいろ勉強したノウハウを屈指し、結局あわせて約27万円で売却できました。

車だと、特に輸入車の場合は新車から1年で60%くらいに値落ちしますから、さすがカメラは値落ちが少ない。

その前のS5Proは3年使ったのですが、今度はたったの1年。
手放した理由の第一は、その重さ。

購入した時から分かっていたことですが、プラナー85mmF1.4と合わせて約1.6kgの重量級。
大型一眼を2台ぶら下げて撮影に励んでおられる方をよく見受けますが、腰痛持ちには1.6kgでもやはり無理でした。

これを持って1時間も立っていると、腰のあたりがじわっと痺れたようになり、もはや歩く気が失せてきます。
何とも情けない話なんですが、PENTAX K-5を購入してからは、もうこればっかり。



21.5型のフルHDのPCモニターで見ると、8以上に絞ったフルサイズ機の写真は確かに解像度が恐ろしいほどなのですが、私のメインの写真はボケボケ写真。

先日来の紅葉撮影でも、K-5で充分堪能できることを確認し、売却の決心をしたのでした。

もうひとつの売却理由は、ミラーショックの大きさです。

以前に電気通信大学の先生が、一眼レフのミラーショックの為に実質的な画素数は少なくなるという実験結果を出していました。
メーカーによってミラーショックはずいぶん異なりますが、昔からミノルタのカメラはショックが大きく、このα900のショックは相当なものです。

フルサイズによってダイナミックレンジは大きいのですが、ミラーショックの影響を避けるために早めのシャッターを切らざるを得ず、そのメリットを充分享受できない印象でした。

世界最高のファインダーとツァイスレンズの描写力は魅力だったのですが、極めて残念ながら、私にとっては短所の方が大きかった。

さて、じゃあ今後どうするかなのですが、取り敢えず売却金を懐に、様子見です。

重量級路線へ走るという失敗は二度と許されませんので、中量級維持か、軽量級へ走るかです。

軽量級となると、やはりミラーレスになりますが、ズームレンズの二線ボケを見るとぞっとしますので、やはりレンズは短焦点に限ります。

魅力的な単焦点を揃えたミラーレスとなると、候補はオリンパスか富士写真フィルム。



オリンパスにはマイクロフォーサーズに合わせて緻密に新規設計された単焦点レンズ群が多く、オリンパスは一部シグマからレンズをOEM調達していますが、単焦点は自社製だと思います。
軽くて安くて、市場の評価も良いですね。



一方の富士フィルムは、ご存知フジノンのレンズです。
ここは昔から、レンズの溶融からやっている数少ないメーカーのひとつで、業界内では大変評価が高かった。
新しいXマウントの単焦点が次々登場していますが、価格.comでの口コミも少なく、一般の素人さんの認知度がまだ低いですね。

逆に、天の邪鬼な者からすると、マイナーな小型機でCanonやNikonのフルサイズに対抗するのも、痛快ですね。ま、それだけの腕があればの話ですが。。。

一方、揃え出したPENTAXのLimited三姉妹ですが、残る長女のFA31mmF1.8を入手し、来年登場するというフルサイズ機を待つのも方策です。



PENTAXのアイデンティティからすると、Canonがあれだけ軽い6Dを出してきましたので、今のK-5と変わらないくらいの軽量フルサイズ機を出すでしょうから、重量的には合格です。

そうなると、Limited三姉妹の本来の画角である31mm、43mm、77mmが堪能できるというものです。

さてさてどうしようかと、いろいろ悩んでいるうちが一番幸せかもしれませんね。
クルマ選びと同じで。。。

Posted at 2012/12/01 23:11:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | カメラ・写真 | 趣味

プロフィール

「来る13日の関西万博開催日に飛行するブルーインパルスですが、予行飛行が本日実施されました。
ちょうど我が家の上空を飛んでいくので待ち構えていましたが、なんとか撮影できました。」
何シテル?   04/10 12:24
社会人となって初めて車を所有し早や47年。その間14台所有しましたので、平均して3年強の所有期間。2~4年経つと、どうしても別の車が欲しくなる「車欲しい病」が発...
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