
*ig・nite
/ IɡnáIt /
(変化形 ignites ,ignited ,igniting )
[動] ((正式))(他)
❶ …に火をつける, 点火する.
❷ [比喩的に]〈人・心など〉を奮起させる, 〈議論など〉を燃え上がらせる, 〈暴動など〉に火をつける.
━(自)
❶ 〈物・燃料・火などが〉火がつく, 燃え始める.
❷ [比喩的に]〈怒りなどが〉燃え上がる.
ジーニアス英和辞典 第5版 (C) Taishukan, 2014-2015
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こんにちは。
点火系のトラブル解消後もトラブルの発生がないか? 安全なところやトラブルが発生してもいいように構えながらの走行を日々行ってきましたが、どうやら現時点では問題なさそうです。
その間、一般道での加速 (通常加速・急加速)、山道の登坂走行 (登坂走行と登坂時からの再踏み込み)、高速道路 (通常の走行・再加速) などエンジン負荷が大きく変換する操作を行ってみましたが異常な走行になることもなく、(レーダー探知機で見る) エンジン負荷率が、70 ~ 最大の98%になっても症状が出ないことがわかりました。
まだ、べた踏みスタートは怖くて行っていませんが、それもおそらくは問題無くできるようになったと思います。
ここまでは、ノーマル状態で。
ノーマルのアクセルレスポンスは BLITZ スロコン動作時と比較して、やはり反応が鈍く、CVT の加速の遅さがあるのですが、逆を言うと万人がコントロールしやすい状態に合わせてあって、そしてパワーの出方に対してエンジンと CVT の協調制御が秀逸だな~と感じます。
私のオーリスはダウンサイジングターボエンジン + CVT なのですが、(低回転からのトルク発生ができるようになっているものの) いきなりドカン!…とトルクがでるようなこともなく、NA エンジンのようにも乗れるし、ここからターボがかかったなと感じることもできる…どんな人でも楽しく普通に乗れるようなチューニングになっていると感じ、よくできているよな~と素人ながら思います。
だから、普通に乗る分にはノーマルでも全然問題無い。楽しく乗れる車だと感じます。
ただ、よりキビキビした反応 (レスポンス) が欲しい方はスロコン、ノーマル制御で走り出しや登坂路の走りやすさにつながるパワー (トルク) をプラスしたい方はブーストアップパーツのたぐいを取り付けられるといいかな?と。
もちろん、私のように両方を取り付けられるのも自分好みに合わせることができて楽しいです。これらを使うと全然別の車に乗っている、いや別の車になります。
しばらくの期間、ノーマル状態の走行を試したあと、スロコン → スロコン+ (スロコン連動状態の)
BLITZ パワコンと試し、こちらも (今のところ) 問題が発生しないことが確認できました。
そして現在はスロコン+ (スロコン『非』連動状態の) パワコンの状態にしています。
なぜ、『スロコン非連動のパワコン』にしているかというと…
・それぞれ単体動作にすることで、ノーマル+パワコンの状態が作り出せる。 (=スロコンのみをオフにできる)
・スロコン連動で選べるモードや機能をほとんど使わない。
からです。
ということで、このブログを持ってトラブル完全解消宣言としたいと思います。
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今回はさらに点火系のカスタマイズを行い、燃焼状況の改善を狙ってみました。
T.M.WORKS Direct Power Harness kit
これは、点火プラグ (スパークプラグ) に接続するイグニッションコイルにバッテリーのプラス端子から直接電源を取ることで、スムーズな電流の流れとともに電圧の変化を抑えて点火状況の改善を狙うパーツ。
それに加えて…
T.M.WORKS Ignite VSD alpha CI
こちらを取り付けました。
こちらは、コンデンサーを使用して電圧の立ち上がりを早く、またノイズのような電圧のブレを押さえて均等な電圧にすることで安定した燃焼を行うことを狙うパーツです。
どちらもパーツレビューで記載した通り効果が分かりづらいところがあるのですが、かといって効果はでているようで、特に低速から中速域のいわゆる日常で使用する範囲の力強さがアップしてなんかすっきりした走りに変わります。
エアコンなどを使っていてもパワーダウン感を感じることが少なくなった気がしています。
アイドリング中の排気音も少し変わったような気がしていまして、以前よりもドコドコ感がある音がでます。
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ただいくつか疑問点や懸念事項も。
パーツレビューでもお伝えしていますが、
T.M.WORKS Direct Power Harness kit は…
・純正配線もダイレクトな配線になっているようだが…なぜ違いがでるのか?
純正と同じことをやってるのであれば効果は無いはず。しかし、これはプラス側配線がダイレクトに接続されたとということよりも配線が大きくなっている事が性能アップにつながっているのでは?と考えているのですが…。
・プラス側だけが太くなるだけではダメなのではないか?
マイナス側の配線は純正のままです。また Direct Power Harness kit のプラス側配線以外もわりと細い配線です。
素人考えですがプラス側が大きくなったならば、同じだけ電流が流れるマイナス側も流れをスムーズにするため太線かつダイレクトにバッテリーのマイナス側に接続した方が良いのではないか?
という私の考え。
ただ、装着した効果もでていますし、電気の特性に弱い部分がある私。
例えば自作で同じハーネスをつくって、そのときに上記の疑問を払拭するようなものを作成した場合、『効果があるはず』とも、『いや、やっぱり無いのでは?』 とも思っていて判断に困っています。
T.M.WORKS Ignite VSD alpha CI (以下 CI) は…
・コンデンサーの種類によっては高温状態で寿命が著しく短くなる。
走行後 CI 自体を触ると触れないぐらい熱くなっていることがあります。
そこで、コンデンサーついて、いろいろと資料を読んでいくと、コンデンサー自体が発熱する、そして温度環境で性能が変わる、寿命が著しく短くなることがわかりました。
・
https://www.ites.co.jp/repair/condenserlife.html
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https://www.kyocera.co.jp/prdct/electro/product/capacitor/ceramic/mlcc-handling/design/contents02.html
ただ、コンデンサーにも種類があって、高温にも耐えられるものもあるようです
。(=ポリプロピレンコンデンサー、セラミックコンデンサーなど)
・
https://contents.zaikostore.com/semiconductor/183/

最初に取り付けたところは、写真の周辺でした。

しかしここはラジエーターからの風が走行中、走行後はかなり高温になっている部分で、70~80℃近くになっている場合もあるようです。なにしろファンの風は熱風になっていて熱い!
当初はこの熱風が CI を暖めて触れないぐらい熱くしていると思って移設を決意。

場所をボンネットのロック部分にしました。
しかし、

夏場というのもあるのでしょうが、フレーム部分もかなり熱くなっていて昼間は触れないぐらい熱いです。
この熱が金具を経て伝わるからなのか、自己の発熱なのか? どちらにしても結局移設した場所でも触れないぐらい熱い場合がある。
高さを変えてファンの風が当たるようになどの変更もしてみたのですが、あまり変わらず。
もし、コンデンサーが熱に弱いモノが使われているとしたら寿命はあっという間に使い切りますし、また温度によってエンジン性能…点火性能が変わる可能性がある。
ここが今、素人的に気になるところです。おそらくは熱対策というか高熱になっても問題無いものが使用されているとは思うのですが…、設置場所を考える必要があるかも。
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上記のような一部の疑念が残る車両環境ではありますが、以前の…トラブルがでていた状況から考えたらものすごく良くなりました。
トラブルの渦中に購入したブースト計も、今の当たり前の環境での値を示してくれて、ノーマル (0.9~1.0 ×100kPa)、パワコン オンの値 (1.3 ×100kPa) の比較などでも使用でき、かつパワコンオンの最大ブースト値が 1.3 まで上がったのを見て「おおおっ、すげー。」とか「ちゃんとブーストアップかかっている。しかも
BLITZ が提示する ノーマル最大 0.9 / パワコン最大 1.1 のデータよりも高い!」とか、負荷率に見合うブースト値がでている…みたいな判断ができるようになって、また新たな発見をしたりして楽しんでいるところです。
今は新鮮な気持ちで自分のオーリスに乗ることができます。
Ignite.
G's から GR に変わったときの CM に使われていましたが、自分も『〈自分の心を〉奮起させる “Ignite.”』、マイ オーリスも『点火系のトラブル解消、点火系カスタマイズの “Ignite.”』 で、今後の新たなオーリスライフを楽しんでゆきたいと思います。
(ここからの BGM にどうぞ (笑) )
Ignite.
新たなオーリスライフの発進です。