こんばんは。
まず始めに、このたびの西日本での豪雨でお亡くなりなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方へのお見舞い申し上げます。
今回のブログはちょっと長くなりそうなので読みやすさに配慮して2つ (もしかしたら3つ?) に分けたいと思います。
【2018/07/07】
一昨日 (18/07/06) からきのう (18/07/07) にかけて私は泊まりの仕事でした。
こちら熊本も長雨が続き、福岡にほど近い県北ではかなりの雨量だったようです。また私の住んでいる地域でも避難の連絡がスマホから入ってきて、たびたび外を点検に行った様な状態でした。

帰る事になると、雨も一時的にやみ、帰宅をしましたが、ちょっとだけ寄り道をしてトヨタ部品熊本共販によってきました。
ちなみに左に映っているポスターは今話題のカローラスポーツの TRD版と モデリスタ版のポスターです。
何シテル?で話題にしましたが、このときの目的は次のカスタマイズの仕込み…欲しいコネクターが合ったので、それを購入するために立ち寄りました。
あと、せっかく行くのでいくつか補修用のクリップを買いに行きました。
ピラーやらドアの脱着が多いので、クリップがゆるゆるになっているか所があるため、そのための予備です。
また私のオーリスはカーテンシールドエアバッグが装着されていますので、クリップの状況次第では命にかかわります。一部の再利用不可部品としてクリップがあるのですが、それを再利用してますので、早めに交換しておこうというのも購入の理由です。
しかしお目当ての欲しい部品 (コネクタ) が品番エラーになる事実。品番は間違っていないけれど共販に登録が無くて補修部品としては流通をやっていない部品のようです。
そのため検討していたいじり方を変更する必要が発生。残念。
この日はクリップを購入して帰りました。(ちなみにこの日購入したクリップの2種類のうちの1つがお目当てのクリップじゃなくて別の箇所のクリップだったことが家に帰って判明。うっかりしてました。共販は返品できないので、そのまま予備として持っておくことにします。
以前も予備を持っていましたし、持っていて使えないわけではないので。)
【2018/07/08】

数日前の話ですが、いつも通りみんカラを見ていたところ、バナー広告に熊本トヨタ自動車の新型クラウン発表会&試乗会の広告が現れました。
思わずクリックしてみたところ、
スペシャルトークがおこなわれるとのこと。
最初に目を引いたのが、三浦 健光さん。
オーリス乗りの方なら一度は見たことあるかも。
この方ですよ。
他にも
えっ、もういい?すみません。
最近はトヨタの動画でよく見かける方です。
また、今回の発表会&試乗会にはなんと、クラウン開発の責任者である秋山 晃さんが一緒に語ってくれます。
これは一見の価値あり!
時期的にみんカラでは「カローラスポーツ試乗しました~。」とか「見てきました~。」という何シテル?やブログがアップされ始めた時。私はあまのじゃくでひねくれものなので「オーリス乗りだけど逆にクラウンを見に行くか!」…そういう意味も (このときまでは) ありました。
ということで、
C-HR の試乗以来、久しぶりにネッツを裏切って? (笑) 発表会&試乗会に行ってきました。

場所はいつもの熊本唯一(かな?)の展示場、グランメッセ熊本。先日メガスーパーカーモーターショー2018に合わせてみんカラのハイタッチ Drive でチェックポイントになったところです。

駐車場にはトヨタ店で扱うクルマも展示されていて、試乗も可能でした。
帰りに86 GR、ハイラックス、プリウスα GR のうちどれかを試乗させてもらおうと考えていましたが、時間的都合とスタッフさんの都合とが合わなくて断念しました。ただ、帰る前に乗ってみたりはしました。
GRシリーズのハンドルって小径になって小さいですね。そんなに変わらないだろうと思っていましたが、これは切りやすそうだなって思いました。
オーリスも社外品で小径のものがあるようなので、気になりはじめましたよ。

ハイラックスはでかいね。後席にも乗ってみましたが、ちょっとした乗用車って感じでアウトドアが好きな人にはいいかも。ただ、後席はリクライニングしないので、

次に座ってみたのは86 GR。去年の9月に後期 (グレードはGT) には乗っているので、比較する意味で、これは乗ってみたかったな~。

最後は、プリウスα GR SPORT。
オーリスとは同じプラットフォームですし、
既に一部の補強部品は流用装着もしています。
座った感じですが、左右のサイドがしっかりとしてますね。特に 86 GR はシート違うし。ただオーリスのスポーツタイプ (RS、120T、120T “RSパッケージ”、HYBRID “G パッケージ”) と比較してみて、オーリス側もそんなに悪い感じはしません。
ああっ、クラウンの話に戻らないと。
始まりは10時からで会場に入ると、女性の方が案内してくれて「試乗されますか?クラウン開発責任者の秋山さん、または三浦さんとの試乗もできますよ。」とここで初めて言われてびっくり!!
そうなると、どちらの方ともお話ししてみたかったのでかなり悩みましたが、今回はクラウンがメインなので秋山CE (チーフエンジニア) とご一緒に乗らせていただくことにしました。
「トークショーにかぶらない時間でお願いします。」とお願いしたところ、10:30 の枠が取れました。
3.5L HYBRID、2.5L HYBRID、2.0L Turbo と選べて、なんと高速コースと一般道コースが選べると言うリッチさ。
しかも、試乗するとメールタイプの Amazon 1,000円 券プレゼントという豪華さ。(2回乗っても1回分だけです。)
ということで、これまた悩むわけですが、最上級かつでかい排気量のクルマなんてそうそうのれないことと、市街地ではいまいち良さがわからないかも?また加速とか試したかったので 3.5L HYBRID で高速を、2.0L Turbo で市街地を秋山 CE と一緒に試乗することにしました。
時間配分は約15~20分ほど。
1回目は10:30から。 2回目は1回目トークショー直後の11:40からでした。
この試乗の流れは結果的に良かったですね。
1回目でクルマの良さを知り、トークショーで詳しくなって、さらに秋山 CE にさらに詳しいことを聞いてみたりできるので本当によかった。
1回目の待ち時間はあっという間でしたが、その間に少しだけ周辺を見てきました。

クラウン用の純正用品 (ディーラーオプション)と、4月から同じ会社 (トヨタカスタマイジング&ディベロップメント) になりましたが、モデリスタブランドと TRD ブランドの商品が展示されていました。
特に個人的に注目したのは、

京都・西陣織のキーケース。高級感が半端ないです。

また、窓に貼るフィルムも体験できて参考になりました。
写真のガラスの後ろにある白熱電球を照らすと貼ってある左の方が明らかにじりじり感というか熱さを感じません。
これはイイね。将来的に検討しようかな~。
そうしているうちに試乗の時間が。

おおっ!新型がたくさん。

私が乗ったのはこちら。おそらく3.5L でRS が付くのはこの 3.5 RS Advance だけなのでこれのはず。
MULTI STAGE HYBRID…まだ詳しくは知らないのでこれから調べますが、さらに進化した HYBRID システムという認識でいいのかな。
内装はこんな感じ。
電装シートは久しぶりなので最初戸惑いましたが、これって腰の部分がもりあがったりするスイッチもあって、これはいいって思いました。

試乗車は、サンルーフも着いていて、ミラーは最近出だしたカメラタイプ。後席の人員や、シートなどに邪魔されないので視界も良好です。

メーターはこんな感じ。物理的な針もあるのでなんとなく安心?

特定の標識をカメラで認識するロードサインアシスト [RSA] も良かったです。

HUD も便利ですね。視線を大きく動かさなくても良いので。反射を利用しているため、助手席からとかは見えないそうです。

センターコンソールのカップホルダーは写真の PUSH を押すと上のように底が上がってきてフタになるそうです。こっ、細かい。
その他、安全機能や便利機能を試すことができました。
・レーントレーシングアシスト[LTA]
従来の…オーリスにもある TOYOTA Safety Sense のレーンディパーチャーアラートの機能に加えてハンドルを少しだけ戻してくれる機能。わざと右の白線側にすーっとよってみたところ、くいっと少しだけ押し返されました。
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
レーダークルーズコントロールは以前から高級車や価格帯の高い車にはTOYOTA Safety Sense Pとしてありましたが、このタイプは全車速追従機能付きなので 0km/h から。つまり停車時から使うことができるため、善宝の車が減速・停止すれば、合わせて減速、停止し再発進したら、追従して発進するということでした。
あと、高速道路は会場のグランメッセに隣接している益城・空港ICから南下して御船ICまで行き、いったん降りて一般道をユーターン。
ここでも、説明が。
最小回転半径が、5.3m で、プリウス並み。
(プリウスの各“ツーリングセレクション”が5.4m、他は5.1m。 大きさの割には意外に小回りがききました。ちなみに、私のオーリスはカタログに 5.4m と書かれています。)

折り返してからは、ドライブモードセレクトでモードを変更して走行モードを SPORT S+に。
足回りの制御が変わり、IC に入った後のカーブでもロールがほとんど無く高速に抜けることができました。足回りもキビキビ、ハンドリングもスムーズで楽しい。

そしてなにより、すんごく車内が静かなこと。ハイブリッドというのもあると思いますが、風切り音も小さくて、ほとんどタイヤノイズのみ。
オーリスではなんちゃってデッドニングでだいぶ静かになったと自己満に浸っていましたが、その思い、考えが簡単に覆される静けさ。静音化も徹底すればここまでできるんだと思いました。
そして 各SPORTモード時は、エンジンサウンドを演出。走ってる~!って感じをうまく出してます。
走り終えて思ったことは、走りが大きな車と思えないぐらい良くて、楽しいこと。そして、これだけのハイテクなサポート機能があって、揺れや乗り心地がよければ長距離走行も疲れが少ないだろうなって思いました。
これがクラウンのクオリティーなんだと感心したところです。
試乗が終わったところでスペシャルトークショーが少し始まってました。

私が聞き始めてしばらくして3人がそろいクラウンについていろいろな話を聞くことができました。
たくさんの話があって、細かい部分はよく覚えていないのですが、試乗したときに思ったところも話されていた「うんうん、そうだった。」と思いながら聞いてました。
特に頭の中に残ったのが、ドアハンドルをエアロスタビライジングフィンの代わりにしようと考えてドアハンドルは設計されているそうです。それはクラウンが初と 秋山CE が言われていました。
あと、Lexus 車たちと、クラウンの違い。
これは、フレンチなどのコース料理と日本の懐石料理。1つ1つの料理に細かいこだわりがある。
そう例えられていました。なるほど。
クラウンは日本発の高級車であることを大切にしているんですね。
30分ほどのスペシャルトークを楽しんだら、いよいよ秋山CEとの試乗。
話したいことがたくさんありすぎて、何から話して良いのか? いや突然だったので、聞きたいことが思いつかない。
緊張しました。
車内でもいろいろと「へぇー」と思う話があったのですけど、ステアリングについてはブッシュを無くして直接ついてます的な話がありました。
だからステアリングがよりキビキビとスムーズに動くんだと。切ったら切った分曲がるという部分はオーリスも負けてはいないと思いますが、なんだろう。なめらかなんですよね~。
その他、降りてからは、先代のピンククラウンの話とか、
この動画の話を振った所、
秋山CE:「あれはですね、社長には内緒にしていて、いきなり持ち込んで乗ってもらったんです。社長最初は(顔が) むすってしていたでしょ。でも最後はいいね、いいね。って」
そんな裏話も聞くことができました。
そして、秋山CE からとんでもないお土産をいただきました!
それは…
名刺です。
すげ~。トヨタ本社の方の名刺だよ~ (゚ロ゚) しかもクラウン開発責任者だよ!!
メールアドレスとかも入ってますけど、これって連絡してもイイってこと? (ないない。さすがにそれは…)
今日の記念に!大事にします!! ありがとうございました。
残りの時間は展示のクラウンをしっかり見て、2回目のスペシャルトークを聞いて (^^;) 当初は予定外でしたが、次の場所に行くことにしました。
(
気持ちいいほど、新しい。~ New クラウン & カローラスポーツ 試乗 ~ 後編:カローラスポーツ編につづく。)