バンダイのソフビ人形『ムービーモンスターシリーズ』、バーニングゴジラです。昨年末にゴジラのソフビを幾つか購入したので、まだ購入していないゴジラを少しずつ集めていこうかと思い、タッコングと一緒に購入しました。
『ムービーモンスターシリーズ』のゴジラの商品名って【ゴジラ(19○○)】といった感じで作品の公開年が括弧書きで表記されるんですけど、この『ゴジラVSデストロイア』に登場するゴジラは商品名を【バーニングゴジラ】にしちゃったんですね。ここは統一感を持たせて【ゴジラ(1995)】として欲しかったなぁ…と細かいところを気にするおじさんは思うのです。
『ゴジラVSデストロイア』は平成7年(1995年)12月に公開されたゴジラシリーズ第22作にして【平成VSシリーズ】の完結編となります。
本作のゴジラは体内炉心の核エネルギーの異常により体内核分裂が活性化して暴走した状態となり、身体の大部分が燃えるように赤く発光した様な姿が特徴です。一般的に玩具などの商品名では【バーニングゴジラ】と呼ばれていますが、ゴジラの着ぐるみ(スーツ)を区別する際には【デスゴジ】と俗に呼ばれます。
このデスゴジ、着ぐるみ自体は前作『ゴジラVSスペースゴジラ』で撮影に使用されたもの(モゲゴジと呼ばれますが)を改修していますが、ゴジラの身体を赤く発光させる為に860個もの電球が使用され、発光する身体の表面部分にはFRP樹脂を用いています。さらに、電飾のための電源ケーブルが着ぐるみに装着されているので着ぐるみの総重量は120kgを超えたそうです。しかも、ゴジラの身体から出る蒸気を出すために炭酸ガスが噴射される仕組みになっている事から、スーツアクターの薩摩剣八郎氏は何度か酸欠で倒れたという…壮絶な撮影現場だったようです。
死へと向かっていく…満身創痍のゴジラ。改めて『~VSデストロイア』を観ても、近年のCGのゴジラでは出せない実写だからこそ、薩摩氏がゴジラを演じるからこその何とも言えない怒りや物悲しさを見せてくれる、歴代のゴジラの中でも僕の中では一番『役者として好きなゴジラ』なんですよね。
中学3年の冬に映画館で『~VSデストロイア』を観て、「あぁ…ゴジラ終わっちゃったんだなぁ…」なんて思っていたら、平成10年(1998年)にようやく公開されたトライスター版『GODZILLA』があんな酷い作品だったとは…。
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Posted at
2024/01/06 12:58:51