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スズキセル坊のブログ一覧

2021年01月10日 イイね!

「北京原人の逆襲」DVD

「北京原人の逆襲」DVD 3連休の2日目。僕の暮らす地域は平地にも関わらず120cmほどの積雪を記録しました。今日は朝の6時過ぎからお昼過ぎまで半日ひたすらに除雪作業を行いました。除雪車も来てはくれますが、既に町内には雪の仮置き場がありません。今日の午後くらいから降雪量はだいぶ落ち着いてきた感じはしますが、それでもまだ雪は断続的に降り続けています。今回の3連休は冗談抜きで除雪のための3連休になりました。もう疲れ果てました…。

 …さて、家の中にいる時くらいは雪の事なんて考えたくもないので、「北京原人の逆襲」のお話しでもしましょうかね(笑)。
 この「北京原人の逆襲」は、昭和52年(1977年)7月に公開された香港のショウ・ブラザーズ製作の特撮映画です。(日本公開は翌昭和53年3月)
 例の如くあらすじはDVDのパッケージ裏よりそのまま頂いちゃいます(汗)。

- ヒマラヤの大地震で出現した北京原人。その北京原人を捕獲しようと、香港から探検隊一同が奥地に入っていく。
 隊長のチェンは、ジャングルで遭遇した金髪の美女の協力得て、北京原人を香港へ連れて帰る。だが見世物にされた北京原人は、突如暴れだし、香港の街を破壊していく…。 -

 1960年代から1970年代に掛けて黄金期だったショウ・ブラザーズが、「ウチでも『キングコング』をやりたい」という事から、日本の特撮作品の造形物製作を数多く担当している村瀬継蔵氏を中心とする日本の特撮スタッフを招集、2年2ヶ月を掛けて製作されました。製作費は約8憶円というかなりの巨額が投入されましたが、封切り後には香港を始めとするアジアやヨーロッパなどの国々で10憶円を稼いだとも言われています。映画監督のクエンティン・タランティーノ氏もお気に入りの作品で、タランティーノ氏が自らアメリカ国内での上映を実現させたほどです。

 物語は「キングコング」に【ターザンもの】を混ぜん込んだような作品となっていますが、日本の特撮映画、とりわけ怪獣などが登場する映画は鑑賞の対象の中心を子供たちとしてる事が多い事から、色恋沙汰みたいな描写は極めて少ないですが(特に昭和の時代の作品)、本作は主人公のチェン【演 :ダニー・リー】と、ジャングルで出会った女ターザン、アウェイ【演 : イヴリン・クラフト】とのラブシーンなども結構しっかり…というか、必要以上に撮っているのが面白いです。だいたい、主人公のチェンが自分の弟に恋人を寝取られて傷心の面持ちで酒をかっ喰らっているところに、興行師のルーが北京原人の捜索、捕獲依頼をするっていうところなんかも、日本の怪獣映画じゃあ、まずあり得ないですから面白いですね(笑)。
 更に、ジャングルで北京原人や動物たちと共に暮らすアウェイは、なんてたって女ターザンなので(笑)、常に半裸状態でうろちょろしているのですが、完全におっぱいポロリしちゃってるシーンもそこそこあったりと…もう色んなものがブチ込まれ過ぎな作品です(笑)。あと、僕的に爆笑したのがチェンとアウェイが、まっ昼間からチョメチョメしてるシーンで、外から北京原人が覗いてるシーンですね(笑)。これは、数ある怪獣映画の中でも屈指のシーンと言いますか、北京原人のあの表情が堪らない(笑)。
 そして、肝心の特撮シーンは、やはり日本の職人芸とも言えるほどの素晴らしい出来栄えとなっており、当時完全に斜陽産業となっていた日本の映画業界とは比べ物にならない程の予算で製作された事もあり、本家のキングコングにも負けないほどの特撮クオリティと言えるかもしれません。特に、北京原人の身長を25mとしたことで、50m級の怪獣が登場する怪獣映画よりもビルなどのミニチュアのスケールが大きなものとなっており、建物の細かなディテールなどもよく再現されて作られており、かなり見応えがあります。
 物語のラストでは、本家のキングコングと同じようにビル(当時、香港で最も高かったコンノートセンター・ビル)によじ登り、最後は火だるまになりながらビルから落下して絶命するのですが、このシーンはとても危険を伴う撮影だったため、それまで北京原人のス-ツアクターを務めていたスタントマンが撮影を拒否した事により、急遽北京原人の着ぐるみを造形した村瀬継蔵氏自らが北京原人の着ぐるみに入ってこのシーンの撮影を行ったそうです。

 20代の頃に一度DVDを手放した作品ですが、今回改めて買い直して10年以上振りに観直しましたが、やはり傑作でした。日本の映画産業が衰退を迎えた時代、主にアジアで作られた数こそ少ない怪獣映画やその他の特撮映画では、日本が世界に誇る多くの特撮スタッフたちの職人技が作品を盛り上げ、支えていたというのは、一つの歴史として見ても面白いですし、日本人として誇らしい思いです。

 


女ターザン・アウェイ【演 : イヴリン・クラフト】
確かになかなかの美人なんですが、キャラが濃すぎて…(笑)


女ターザンですから猛獣ともお友達なんです(笑)。


当然、北京原人の手の平に乗ることもできます。
こういうところは、本家「キングコング」へのオマージュを感じますね。


怪獣映画で、まっ昼間からチョメチョメしてるシーンなんて本作くらいかも⁉
二人の【真昼の情事】を覗く巨大猿の表情が何とも言えない…(笑)。


着ぐるみとミニチュアによる特撮シーンは流石、日本の職人技と言えますね!
香港の街並みがリアルに再現されています。




物語終盤、ビルの屋上でヘリを叩き壊す北京原人。すげぇ格好良い!
Posted at 2021/01/10 20:24:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2021年01月09日 イイね!

RX-78-2 ガンダム【メガサイズモデル】

RX-78-2 ガンダム【メガサイズモデル】 バンダイの『メガサイズモデル』シリーズ、RX-78-2 ガンダム(S=1/48)です。この3連休で少しずつ作ろう思ったのに、昨晩の数時間で作ってしまいました…。
 まぁ…今回の豪雪じゃあ、昼間はゆっくりとプラモなんか作ってられないですからね(汗)。

 この『メガサイズモデル』と呼ばれるシリーズは、所謂「ガンプラ」と呼ばれるものの中では一番大きなスケールという事で、このガンダムの全高も約375mmというビッグサイズです。
 例の如く、パーツごとにきちんと色分けされていますので普通に組んだだけでもご覧のとおり、鑑賞に堪えられる程度の仕上がりになります。今回は、何と言ってもパーツがデカイので組むのがいつも以上に楽なんですよね(笑)。電池で動く大型のゾイドを組んでいる時の感覚に近いかもしれません。
 いざ完成させてみて手に持ってみると、流石にこの大きさですからプラモとはいえそれなりの重量感がありますね。付属の装備は、ビームライフル、ビームサーベル(×2本)、シールドと、最低限の装備となっていますが、このサイズでハイパーバズーカなんか付属していたら結構な迫力だと思います(笑)。

 昨年末に組立てた『エントリーグレード』のガンダム(S=1/144)と一緒に撮影してみましたが、シールドの大きさが1/144スケールガンダムの2倍くらいデカくて笑ってしまいました(笑)。













Posted at 2021/01/09 19:05:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | ガンダム | 趣味
2021年01月07日 イイね!

「大怪獣ヨンガリ」DVD

「大怪獣ヨンガリ」DVD 昨年の秋頃にDVDを購入した『大怪獣ヨンガリ』(原題 : YONGARY Monster From The Deep)です。この作品も以前から気になっており、ようやく手に入れました。

 この作品、元々は昭和42年(1967年)に韓国の極東フィルムが製作した韓国映画なのですが、このDVDに収録されているのは翌年の昭和43年(1968年)にアメリカで劇場公開された『アメリカ編集公開版』となっています。ですので、このDVDでは英語吹替えの音声と日本語字幕となっています。

 中東で行われた核実験の現場から地中を移動する物体が朝鮮半島へ向かっていく。地中から姿を現したのは、伝説の怪獣ヨンガリだった…という物語なんですが、本作の特撮パートの殆どは当時のガメラシリーズを手掛けた大映東京撮影所の特撮スタッフが中心となって設立された日本のエキス・プロダクションの面々が担当しています。
 そういった事もあり、ヨンガリは口からメラメラとガメラのような火炎を吐き、鼻先の巨大な角からはギャオスの超音波メスの様な光線を発射し、更には鳴き声がバルゴンと一緒という、諸々の【素材】まで日本から持ち込まれた感じの(笑)、日本の特撮作品臭がプンプンする怪獣に仕上がっています。
 また、ヨンガリに攻撃を行う戦車が61式戦車で、戦闘機はF-104戦闘機という、日本の陸上自衛隊、航空自衛隊の兵器が韓国軍の兵器として登場しちゃう無茶苦茶な映像を観ることもできるのです(笑)。

 ミニチュアセットの雰囲気が確かに当時の大映っぽい雰囲気ですし、日本の特撮スタッフが手掛けた崇礼門(南大門)のミニチュアセットは映像からも立派に作られているのがよく分かります。でも、ヨンガリは大韓民国国宝第1号の崇礼門を直前に、ヘリコプターにまんまと誘導されて崇礼門には指一本触れずに去ってしまうという…なかなかの忖度怪獣でした(汗)。フツーそこまで接近して目の前にある建物は壊すだろ⁉一体何に忖度してやがるんだ?その土地土地の名所をを豪快に壊してこその怪獣だろうがよ!
 …で、戦車やら戦闘機やらミサイルやらの火力を以てしてもヨンガリには全く効果が無かったのですが、物語後半ヨンガリが【アンモニアアレルギー】である事が判明し、早速主人公たちが合成アンモニアを急造、ヘリコプターに搭載して上空からヨンガリに振り掛けていく訳です。これを喰らったヨンガリは次第にのたうち回り、遂には漢江(と思われる)の畔に倒れて下血して絶命するのです。しかしまぁ…、下血して死ぬ怪獣ってのは後にも先にもコイツだけでしょうけど、この最期にも何とも言えない哀愁が感じられます。

 まぁ…ここまで書いておいてアレですけど、決して他の人にお勧めしたくなるような映画ではないですね(笑)。












崇礼門(南大門)にこれだけ近付いて、このすぐ後に指一本触れずに向きを変えるヨンガリ!
どういう事なんだ!


メラメラと口から火炎を吐くヨンガリ。
これぞ【昭和の怪獣】って感じで、なかなか良い面構えです(笑)。


角からは超音波メスもどきを発射。ガメラとギャオスのいいとこどり!


超音波メスもどきを喰らって、クルマが真っ二つになる描写を実物のクルマでやるとこなんか、なかなか面白いんじゃないですかね!


結構広いスタジオでミニチュアセット組んでるのが分かりますね。


最期は川の畔で下血して死ぬっていう…何とも言えない表現ですな。



Posted at 2021/01/07 19:56:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2021年01月05日 イイね!

宇宙ロボット キングジョーカスタム(SD)【バンダイ ウルトラ怪獣シリーズ№70】

宇宙ロボット キングジョーカスタム(SD)【バンダイ ウルトラ怪獣シリーズ№70】 バンダイのソフビ人形【ウルトラ怪獣シリーズ】の宇宙ロボット キングジョーカスタム(SD)です。

 キングジョー、キングジョーストレイジカスタムの2つが手元にあるに、コイツだけ手元に無いのは良くない、と思って昨年末に購入しました。
 このキングジョーカスタムは『ウルトラマンギンガS』に登場したキャラクターで、キングジョーの強化型とされています。その姿はキングジョーと殆ど同じですが、右腕が【ペダニウムランチャー】と呼ばれる銃火器に変更されている点が大きな特徴となります。
 まぁ…ストレイジカスタムと比べれば、右腕がランチャーに変更されただけなのでキングジョー本来の格好良さはそこまで損なわれていない感じもしますが、宇宙人が造ったオーバーテクノロジーの結晶が、ランチャーの追加で【カスタム】とか【強化型】と呼ばれるのも正直どうなのかなぁ…って思いますね。確かに分かり易いですけど、このキングジョーカスタムの場合、右腕をランチャーにしちゃう事で【量産機っぽさ】が出てしまい、逆に性能が劣ってる様に見えるんですよねぇ…。

 せっかくなので、我が家にあるキングジョーの全てを並べて撮影してみました。やっぱり、本家本元のキングジョーが一番格好良いですね!
 しかし、こうやって実際に並べてみるとストレイジカスタムを除くキングジョーの色って本当は同じ色の筈なんですけど、商品によって結構色の違いがハッキリしてますね。まぁ…劇中のイメージに一番近いのはやっぱり左側から2番目のアルティメットルミナスプレミアムでしょうねぇ。まぁ、同じキャラクターでこれだけ違いが出るとこれはこれで面白いですケドね(笑)。








Posted at 2021/01/05 21:47:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2021年01月04日 イイね!

ウルトラセブン【浪曼堂 ウルトラファイティングコレクション】

ウルトラセブン【浪曼堂 ウルトラファイティングコレクション】 今日で僕の正月休みも終わります。今日は朝から仕事初めの嫁さんを職場まで送り、そのまま自分の勤める会社まで足を延ばし自分のアルトと仕事で使用しているサンバー(ダイハツ製)を入替えて自宅に帰ってきました。これで明日は現場に直行できます。

 今回は、年末にトミカを売りに出すための整理を行った際に、久々に姿を現したウルトラセブンの可動フィギュアをご紹介。僕が20代の頃に買った浪曼堂の『ウルトラファイティングコレクション』シリーズのウルトラセブンです。
 このシリーズ、初代ウルトラマンもラインナップされていたのは記憶していましたが、このブログを書くにあたり改めて少し調べてみると、ウルトラマンだけでも数種類存在したり、怪獣もレッドキングやエレキング、ゴドラ星人、ベムスターなどがラインナップされていたようです。
 このシリーズの特徴は、素体(骨)となる可動フィギュアにゴム製のボディが被せられているというもので、ウルトラマンやウルトラセブンの【スーツ感】を表現した可動フィギュアです。今から10年以上も前のアイテムですので、今の可動フィギュアと比較すると、流石に造形クオリティや可動域などでは劣ってしまいますが、背面の姿なんて結構イケてるんじゃないかと今回撮影してみて思いました。

 本当はこういったフィギュアの類も、部屋にちゃんと飾ってやりたいんですけどねぇ~。あとDVDの陳列整理もしたいんだよなぁ…。一体、何時になったらできるんだろう(笑)?







Posted at 2021/01/04 16:43:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味

プロフィール

「ブルービート【バンダイ SMP Kit makes pose(キメポーズ) 重甲ビーファイター】 http://cvw.jp/b/424833/47495376/
何シテル?   01/27 11:11
 スズキセル坊です。普段は低所得サラリーマン、自宅に戻れば世を忍ぶ仮の町内会長として「趣味が第一、その他は二の次」、「できるだけ広く、できるだけ深く」を人生の目...
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