
先月(1月)の下旬に自宅に届いた『プレミアムバンダイ』で購入したアルティメットルミナス ウルトラマンアークです。
昨年(令和6年)7月から今年の1月まで約半年間、全25話+特別総集編3話が放送されたウルトラシリーズの最新作『ウルトラマンアーク』の主人公、ウルトラマンアークがプレミアムバンダイ限定商品としてアルティメットルミナスシリーズにラインナップされたものです。
前作『ウルトラマンブレーザー』に引き続き『~アーク』もウルトラマン公式YouTubeチャンネルで全話視聴しましたが、質の良い脚本による丁寧な物語づくり、CGだけに頼らない従来方式の特撮技術も積極的に活かした映像づくりと、今も円谷プロ作品は質の高い作品を我々に提供してくれます。まぁ…だからこそと言いますか、やはりと言いますか、4クール分(約1年間)の放送がベストなのでは?と常々感じますね。作品が1話ごとに丁寧に作られているからこそ、2クール分(約半年間)では物語全体をきちんと描ききれていないなぁ…という勿体なさを毎年感じてしまいます。
そんな最新作であり先月TVシリーズの最終回を迎えた『~アーク』ですが、近年の複雑で個性的なデザインが多かったウルトラマンたちとは異なる、かつてのウルトラマンたちのようなシンプルなデザインが一つの特徴と言えます。ウルトラマンが本来持つ宇宙をイメージさせるシンプルかつ洗練されたスタイルが大事にされていて好感が持てますね。近年戦闘状況などに応じてウルトラマン自身が身体の色や形状を変化させる【タイプチェンジ】が一般化していますが、昨年の『~ブレーザー』同様に今回の『~アーク』でも基本的にタイプチェンジは行わず、戦闘状況に応じて能力の異なる様々なアーマーを装着するという設定となっており、ウルトラマンが持つ本来の美しい姿を極力変化させない手法が採られています。
実際にアークのデザインを見てみますと頭部のデザイン、造形は少し複雑ですが、それ以外はまるで初代ウルトラマンのような美しいデザインとスタイルであり、しかしながら目のデザインはセブンなどの形状に近いところがあるなど、アークとしての個性的な部分も見ることができます。
そして今回のアルティメットルミナスのアークですが、両腕パーツを差し替える事で2パターンのポーズで楽しむ事ができる仕様になっています。一つはまるで往年のウルトラマンジャックのような脇を閉めた独特なファイティングポーズ、もう一つはスペシウム光線と同様のポーズとなるアークの光線技『アークファナライズ』のポーズが楽しめます。
基本的に何事にも保守的な考えである僕ですが、かつて『ウルトラマンティガ』がTVシリーズとして約16年振りに復活すると聞き、そのティガの姿を初めて見た時は正直「色が混ざり過ぎて嫌だなぁ…」と感じた訳で、僕の中ではウルトラマンとはいつの世でも銀色基調に赤色のライン、もしくは赤色基調という考えが根底としてありましたので、それこそウルトラマンアークのようなデザインのウルトラマンたちが次々に【新たなウルトラマン】として登場していくものだろうと、ティガのその姿を見るまでは当然のように思っていましたね(笑)。
作品全体の面白さとしては前作の『~ブレーザー』には及ばないと思いますが、ウルトラマンのデザインの美しさとして見た時には、アークは近年登場したウルトラマンの中では一番美しくて【ウルトラマンらしい】姿をしていて好きです。

ファイティングポーズ

アークファナライズ

Posted at 2025/02/16 12:01:17 | |
トラックバック(0) |
特撮関係 | 趣味