
もう何回か寝ればGWです。
今年の我が社のGWは過去イチ長いのです。
プラス前日に有給を付け足したので、11連休。
これだけ休めば日頃の疲れもスッキリ取れるってもんです。
なっちゃんと何処か遠くへ行くとしますわい。
と、その前に。
2024年12月29日(日)
高知県宇佐町で目が覚めた。
海辺のパーキングはそれほど気温も低くは無くて。
なっちゃんの散歩と食事をして、出発。
横良黒潮ラインとゆうルートで須崎市へ入り、そこから内陸部へと進みます。

四国はこうゆう道路が多いので、車高の低いクルマでは行きたくない。
石とか木っ端とか転がってるんだもん。

前の写真から5分後。
路面状況変わりすぎやろ。
早朝の新雪なので滑る事も無くギュイギュイと登ります。
AWD、マジ優秀。

無事に到着。
インプレッサで来ていたら途中で引き返していましたわ。
ラッセル車になってリップもげちまう。
ココからは歩きです。

簡単に整備はされているルートなんだけれども。
雪でほとんど見分けがつかない。

防寒の作業手袋をした手で岩に巻かれたチェーンを掴みながら、慎重に進みます。
ゆっくりルートを確認しながら進みます。
雪の山ってルート外れたら遭難しそうな雰囲気がビンビンするんすよ。

登り始めて25分くらい。
四万十川の源流点に到達です。
背中になっちゃんを背負っての登山はなかなか大変かもしれんと思っていたけども。
前日の金毘羅参りで予行していたからか、意外とすんなり歩けました。
めっさ重かったけど。
持参したペットボトルに源流水を入れて持ち帰りました。
この水でコーヒーを煎れて楽しむのです。

登山道入口にこんな看板があったのだけれども。
携帯の電波は一切届いてませぬ。
車で麓まで降りてようやく入るくらい。
山はこわい。

麓にある山賊茶屋で昼用のゴハンとオヤツを買います。
ココの親父、結構クセ強で面白いですw

名物の山賊焼き。
アホみたいな大きさです。
ヘッドライトと同じ大きさ。

味は濃いけど、美味い。
1本が限界w
残り1本は持ち帰ってチャーハンの具やら何やらに使ったら更に美味かった。

最恐の酷道と言われる国道439号沿いに突然現れた、巨大タヌキ。
海抜も439mの地点らしくて、439の主張がスゴイ。

タヌキの裏手にある白龍湖。
透明度がとても高い。
透明過ぎて鯉が浮いているように見えてます。

余り訪問する人が居ないようで、滝の音だけが聞こえて落ち着けます。
インスタとかXにアップしたら害人に土足で踏み荒らされそうなので、どうか有名になりませんように、、、と心底願いたい。

モネの池なんかよりコッチの方が断然良いです。
アッチの池は加工写真ばかり出回っていて、実際に行くと思っていたのと違い過ぎて「え?コレなの?」ってズッコケそうになる。
さて、朝から山登りをして四万十の澄んだ水を汲み。
澄み切った白龍湖を眺めて心も澄み切ったところでランチにします。
山賊茶屋で買うた鳥釜めしを、道の駅日吉夢産地で休憩しながら頂きます。

う~ん、普通。
山賊焼きが強烈過ぎて、普通w
一応ハラも膨れたし、この道の駅の名物を、と。

すげぇな。

すげぇな。

すげぇええな。

とても良いです。
とても良い鬼の親子。
澄み切った心が一瞬で濁ったの分かったわ。
帰りに松山で道後温泉寄りたくなるまである。
どこぞの海女さんキャラとか赤いきつねうどんとかで発狂するフェミ供が好んで噛み付きそうな色気を感じてしまいますが、今の所は問題無さそうで安心です。
大多数は社会的な観点からの批判、フェミは主観的な観点からの批判との事を何かの記事で見たな。
つまりは自分の趣向と違うとか、感じた印象が気に入らんから批判するって論法。
自己中過ぎて草も生えん、納得。
鬼のバブ味を味わって、四国カルスト方面へと走ります。
ちなみに四国カルストは冬季通行止めになってました。
そうでもしないとノーマルタイヤ連中が突っ込んで地獄絵図になるだろうしな。

道路の真ん中で雪玉作って放置したヤツ、出てこい。
危うくフロント大破させちまう所だったわい。
雪積もってるしクルマは通らんやろって思ったんかな、マジ勘弁。

そんな雪道を進んで入手したのが。
四国カルストまぼろし原水。
このままゴクゴク…したい所だが、持ち帰ってコーヒー淹れる用にペットボトルに詰めました。
子供の頃だと恐れ知らずにガブ飲みしてたんだけれども、
大人になると生水を怖がるようになってしまった。
元々お腹弱いしな、下ったらどうしようってビビってしまう。
しかし、何回も言うけど。
今回はアウトバックで来て本当に良かった。

少し深い雪でも下回りを気にする事無く走れたし。

アイスバーンでも安定感ある走りで疲労感が少なかった。

何より、狭い道で対向車が来ても躊躇無く路肩へ突っ込んですれ違えるのは助かった。
このアウトバックに乗れば乗るほど自分の中でクルマに求める物が変わって来てしまうのを感じています。
前のバカっ速で快適だったアウトバック3.6Rではそんなの感じる事はコレつぽちも無かったから不思議なもんです。
やはり重要なのはパワーよりも、重さとサイズ感と乗り味か。

弓削神社。
神社に向けて屋根付きの橋が架かっています。
この屋根付きの橋ってのが全国的にも珍しくて、四国で何本か見られます。
そしてココの狛犬が、、、

愛くるし過ぎだろ。
何となくトイプードルっぽいし、後ろ姿の丸い感じがたまらん。
弓削神社は山の中の集落にある神社でしたが、大切に維持管理されていました。
橋も定期的に整備されてるそうです。
そして神社の近くにはこんな碑も建ってた。

実際にこうゆう所で碑文を読むと、遥か彼方の南方戦線とゆうのが強く感じられます。
この静かな山深い集落と、赤道に近くて常夏なグアムサイパンパラオってどう考えても頭の中で結びつかない、妙な感覚が。

弓削神社から少し行った所にもう1本の屋根付き橋「下の宮橋」があります。
コチラは田畑行く用の生活橋ですね。

屋根の内側には補修用の資材がストックされとります。
昔の人は畑仕事の合間にこの橋の上で日差しや雨を避けながら休憩したり、井戸端会議したりしてたそうな。
屋根って何かと便利だもんね。
さて、そろそろ山を下って海側へ出なくてはなりません。
帰らなきゃだしな。

四国の内陸部は、狭い道も多いけど走りごたえがあります。
ずっと山の中だけれども、見所も多いし飽きません。

このポンジュース色の電車を見ると、松山に来たって感じる。
山を下り、海岸線を走り松山まで到達した辺りから、確実に身体がおかしいと気づき始めました。
前日に高知に入った辺りからノドが激しく痛くて、ドラッグストアで風邪クスリと栄養剤を買って回復するように祈っていましたが。
どうも本格的にヤバイ感じに。

ヤバイなぁ、、、って休憩してたら「バーニラ!バニラ!バーニラ!」って。
もう、なんだか、台無しw
バーニラと体調の変化で数時間前に感じてた情緒とか全部とんだ。
でも、どうにかして帰らねば。

今治から高速に乗り、しまなみ海道の素晴らしい景色なんてのも楽しめる余裕も無く走り続け。

途中で数時間仮眠をして無事に帰宅です。
もう、かなりしんどかった。
幸い頭痛とか吐き気は有りませんでしたが、悪寒が激しくてずっとガタガタ震えながらの運転でした。
帰宅してから熱を測ったら39℃近かったから、そりゃガタガタしますわな。
いやぁー、とんでもないインフル(自己判断)に掛かってしまった、年末年始で病院も休みだし寝てよ。
って、オカンに連絡したら食べ物を差し入れしてくれて。
それを食って寝てを繰り返してたら正月休みはオワタ。
数日後
オカン:私、コロナに掛かったんだけど。アンタ、インフルじゃなくてコロナだったんじゃないの!?
マジごめん。
思い当たる事ありました。
自己判断は危険っすね。

4日目の走行距離:734㎞
総走行距離:1505㎞