「子々孫々」(ししそんそん)
「因縁」(いんねん)
「宿敵」(宿敵)
ざるそば(かわいい)
今回の旅はこんな旅。
何やらドロドロしていそうな感じですね、言葉的に。
さて今夜もドロドロした血生臭いお話の始まりです。
最後のざるそば(かわいい)は今回とは何の関係もありません。
ただ語呂的に並べてみたかっただけ。

ざるそば(かわいい)
15日(火曜日)
前日のホワイトデーは特に何も無かったので(ペッ!)夜の9時半に就寝しました。
そして深夜3時に起床。
~その3時間後~

おはよう敦賀港。
みん友の「すーやん」とモーニング海鮮を食べに敦賀に来ました。
いつもはボッチ行動か同乗移動のですので誰かとツーリングするのは久しぶりなのですが、やはりツーリングは楽しいですね。
休憩の時に「さっきのコーナーがさぁ」とか「あの時の加速は…」とか、そうゆう楽しみがあります。

そして今日も今日とて「鯛まぶし定食」。
ココ「どんと屋」は今月29日で朝営業を終了してしまうので、恐らくこれが最後のモーニング海鮮になると思うと…また一つ楽しみが減るのが残念でなりません。
次を探そw
モーニング文化とゆう東海地方民とはいえ朝3時に起きるのはなかなか辛いものがありましたが、来る度に舌を満足させてくれました。
早朝ドライブとゆう楽しみも同時に提供してくれた事にも感謝です。
こうゆうキッカケでも無いと「敦賀」とゆう土地には縁が無かったですしね。
また観光がてら行ってもえぇな、敦賀。

「倉庫GUY」

インテRのシャープな造形とNDロドスタのグラマラスな造形の対比。

お尻プルンプルン。

ロングノーズグラマラス美人。
いかにも前後バランスが良さそうなプロポーション。

それにしても目ツキが悪い2台である。
衝突安全の絡みでボンネットが高くなっている昨今では、薄い横長ライトとゆうのがなかなかお目に掛かれなくなって来ました。
NDは先ほどの真横からの写真を見ると分かり易いのですが、ノーズを尖らせることに事によって薄型ライトが違和感なく収まっています。
丸目のカワイイライトも好きですけどね、スポーツカーと言えばコッチかな。
倉庫前で「日本海の海風パナイ(鼻汁)」と小一時間遊んだ2人が次に向ったのは、ココ。

「一乗谷朝倉氏遺跡」
時代は戦国。織田信長によって攻め滅ぼされた朝倉氏が本拠としていた場所です。
一乗谷には京の都から移ってきた公家も多くおり、北陸随一の都市として発展していました。
しかし信長の侵攻により一乗谷は3日3晩業火に包まれて消失してしまいます。
そして朝倉氏滅亡後は、一乗谷より北西に位置する北ノ庄が織田支配の拠点となり、一乗谷は土や砂に埋もれていってしまいました…
この事から「日本のポンペイ」と言われているそうです。
40年程前から発掘調査が始まり、当時の一乗谷の繁栄具合が分かるようになって来ています。

最後の朝倉家当主である朝倉義景の屋敷跡。
規則正しく並んでいる石は、建物の柱の土台です。
殿様の屋敷の割には余り広く無い?そう思った??

外から見るとこんな感じ。
結構大規模。
手前は馬場で馬の修練等が行われていたようです。
出陣前に兵が集結してたりもしたのかな?
…そんな光景が目に浮かびます。
そして屋敷の後方上部には庭園や一族の舘も広がっていました。
更に後方の山には「一乗谷城」とゆう山城が(汗
途中までしか登りませんでしたが、大きな石垣や防塁がありスケール感に圧倒されます。

これ程まで大規模な遺跡だったとは…参ったわ。

町民の住んでた地域。
井戸が生々しくて…コワイ…。

このタイムスリップ感。
一部地域が立体再現されています。
武家屋敷と商家の地区なのですが、当時の空気を身体全体で感じられるようです。
…にしても、この2人(スタッフさん)の距離感に俄然興味が湧きます(ゲス
「身体全体で感じられるようだ」と言いましたが、訂正します。
本当に「感じられます。」
ほれ、これ見てくれよ。
尾張兵同士の戦い勃発。
敵方の屋敷で見つけたお宝(ヲタグッズ)を奪い合っての事案との事。
(この後信長様に滅茶苦茶怒られました)

足軽大将すーやん。
500円で着付けしてもらえて敷地内を歩けます。
これがなかなか重くて10㌔あるんです(汗
歩くとガチャガチャとまるでロボのようですが、当時の本物は3倍の30㌔!
レプリカはアルミを使用しているのですが、本物は鉄なのでそれだけ重いそうです。
こんなのを来て何十kmも行軍して戦うって…当時の人はタフ過ぎだろ…。

「井戸の前で打ち取られた俺侍」
…の設定だったのだけれども。
どう見ても「二日酔いでゲロ吐いている足軽」にしか見えない1枚。
本当にどうもありがとうございました。

朝倉氏…時代劇やドラマでも「暗いイメージ」があったんです、私の中で。
朝倉義景が信長に攻勢を掛けられてから家臣達が出兵拒否をしたり、一乗谷から逃げ延びる途中で家臣の裏切りにあい自害して果てる…とゆう最後からも何だか薄暗いような感じがして。

しかし、実際に足を運んでみたらこんな大きな街が確かに存在していて活気に溢れていたのだと気付いたら、少しだけイメージが変わったような気がします。
灰色な想像に明るい色が付いたような、そんな感じですかね。
「お ま え も か」
一気に桃色へと色付き始めた瞬間。
~歴史紹介ビデオの間にて~
受付の姫(推定60後半)が私達にニコニコしながらこう聞いてきたんです。
姫:「お兄さん達はどっから来たのかね?」
おぷて&すーやん「愛知っすよ!いやぁ、かつての敵ですね?w」
姫:「…。」(無表情で何も言わない)
おぷ&すー:「(汗)…あっ、ビデオ始まったな!」
姫:「…。」(無表情で何も言わない)
おぷ&すー:(内容が頭に入ってこねぇぇぇ…!)
どうやら土地の人には未だに恨まれているようです、多分(汗
戦国大名と言えばその土地の英雄みたいなモノですからね。
それを滅ぼした相手は子々孫々まで…ってかw
…ちょっと怖かったんだぜ(汗

と、こんな感じで一乗谷では色々とありましたが想像していたより遥かに充実した時間を過ごせました。
次回来た際には消火器詐欺師の方法を見習って「滋賀の方から来ました。」(滋賀とは言っていない)と言おう、そうしよう。
※滋賀(近江)を治めていた浅井家は古くから朝倉家と縁が深く同盟関係にあった。

一乗谷から再度敦賀方面へ。
冬の日本海は波が激しいです。
しかし沿岸部なのにこんなにキレイだとは思ってもみませんでしたわ。
だって愛知の知多半島の海なんて濁って底が見えないですからね、あそこでは泳ぐ気になれない。
足元に何か手を伸ばして来そうな…のが居そうだしな(汗

今回はNDロドの運転席に座らせてもらったんです。
動かさずにアクセルを少し煽った程度なんですけど。
FRスポーツ独特の「囲まれ感」は人によっては狭い!と感じてしまうようですが、長くFFに乗り続けていると羨ましい空間です。
あの囲まれてる感は戦闘機のコックピットみたいでテンション上がるんですよ、ケニーロギンスが脳内で歌いだすのですよ、デンジャーソーンなのですよ(愛知県の交通網も
反面「おや?」と感じたのがアクセルに対するエンジンの反応です。
最初の踏み出しの領域での反応が非常に薄いのです。
インテグラに限らずワイヤー式の車はそれこそ足の親指を少し動かすだけで反応するくらいなのですが、同程度の動きには反応しません。
以前レンタカーで通勤に使用していたレガシィやフィット3も似たような感覚でした。
電動スロットルの特性だと思いますが、イマイチこの部分だけは好きになれません。
しかし鈍感にした分、力を抜いてゆったりと走る際には楽になりそうです。
そして電スロ車にはこのアクセルの反応具合を任意に切り替えられるスロコンなるアフターパーツがありますので、ワイヤー式の旧式車には無い懐の広さもあるとも言えなくも無いですね。
…と、もっともらしい事を書きならべてみましたが、電スロ車で興味を魅かれるのは反応をコントロールできるウンヌンでは無い。
一番興味深く羨ましいのは…
オートクルーズ機能(スロコン内蔵)を簡単に追加できる事。
長距離移動があると足がツルのよ、最近(汗
ビタミン不足なんじゃろか…。

海風で冷え切った身体には「豚そばブラック」を。
すーやんにはバリバリジョニーとの2択で迫ったのですが、比較的お腹の優しいコチラ側をチョイスされました。
ふふふ…ジョニーを知らずして滋賀観光大使にはなれまいぞ。
でもまだ湖西とか信楽方面は良く分からないのですよ。
何だかピンと来るモノが無くて(湖西・信楽地区の方スマソ
ココがいいよ!とかココ美味しいよ!とかありましたらドシドシ教えて欲しいです。
長浜で身体を胃袋から温めた2人が次に向ったのは「醒ヶ井宿」。
以前も紹介しましたが、東から滋賀入りした際に入口にあたる宿場町です。
「何も無い、だがそれがイイ。」
キャッチコピーとしてはこんな感じか。
前回も似たような事を書いた気がするけど…そろそろ醒ヶ井住民にコロされるかもしれん。

第一村人に歓迎されました。

今日も地蔵川は透き通っていてキレイです。
そしてとても冷たい。

水は冷たいのですが、もうそろそろ春ですよ。

何も無い。だがそれがイイ。

水が冷たい、と先ほど書きましたが、地蔵川にはこんな言い伝えがあります。
「伊吹山に大蛇が現れて住民を脅かしている。
それを討伐する為に日本武尊(やまとたけるのみこと)が出向いて来たが大蛇の毒にやられてしまい熱病にかかってしまった。
そこでこの地蔵川にある岩に腰掛けて身体を冷やすと熱病は治ったとゆう…」
写真の真ん中くらいにある岩(看板が立っているヤツ)がその腰掛けた岩と伝わっています。
本当かどうかは分かりませんが、あったような気がしてくる雰囲気はあります。
ひっそりと静かなだけに(やったね!

朝3時に起きて12時間以上もぶっ続けで走って遊んでいながらも疲労を感じずに動けているのは、私が若いとゆうのもありますが、私が若いとゆう証拠なのですが。
同行者の存在もあります。
1台に同乗だと多少なりとも気を使ってしまったり話まくって疲れたりしてしまうのですが、2台に分かれてのツーリングですと運転している間はプライベート空間にいるワケですので運転にだけ集中すれば良いワケですよ。
ですので好きなアニソン聞こうが電波ソング垂れ流していても「チョットこれは…飛ばすね~(汗」と気を使う事も不要なんですやったー。
いやいやいや、私はそうゆうのは聞きませんけれどもね?
世間一般のヲタクな方々の場合ですよ。
大人な私が聴くのは…洋楽?みたいな?
デ、デンジャーゾーンとかケニーロギンスとか?(それしか知らないとは言っていない
ハイウェーイ トゥ ザ・危険が危ない愛知ゾーンへ。
関ヶ原ICから名神に乗りそれぞれの帰路へ着きました。
帰宅したのが17時半。
距離は350㌔とそれ程走っていませんが中身の濃い1日でした。
おつかれさんま。