
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
もう3日ですね。
残す休みはあと2日間です。
今年は短い。
せめてあと一週間ゴロ寝してたいお仕事行きたくないヒモになりたい。
年末27日の夜8時にクマー(犬)と一緒に家を出ました。
「ちょっとドッグランに行ってくるわ」的なノリで。

「またですか?嫌な予感しかしないんですけど。」
後部座席部分が寝室に改装されて荷物満載のインテグラに何かを察しているのか、不安そうな視線を向けて来ています。
GWの記憶が蘇っているのかもしれませんね。
愛知県小牧ICから名神高速に乗り、京都・大阪を経由して西へ西へと走らせます。

岡山で1泊して、広島も通過。
この日は冷え込みが激しくて小雪がパラパラとしていました。
雪が降ってたらドッグランどころじゃないよぉ…

とりあえず寒さと空腹は人類の敵なので早々にやっつける事に。
山口名物?の「山賊焼き」で朝からガッツリとHPをチャージしておきます。

山口に入ってからも怪しげな天候でしたがその心配は杞憂に終わりました(ホッ
関門海峡を越える頃にはこんなに晴れ渡りドッグラン日和に。
しかしこの風景もスッカリ見慣れた感あるな。
先月ぶりに福岡の地へ訪れたワケですが、この日は門司港ICで高速を降りてそのまま南下します。
この先は未だに進んだ事が無いおぷてー未開の地。
どんな原住民が出て来るのか戦々恐々です。(九州の方々すいません

大分県耶馬渓 「青の洞門」
昔々、この断崖絶壁を通る人々が命を落とすのを見て「トンネル掘ればいいんじゃね?」と閃いた禅海和尚とゆう人が石工達を雇い、ノミと槌(つち。ハンマーの事)だけで30年の月日を掛けて掘り抜いたと言われています。
ノミと槌だけでも「ふぇぇぇ」となりますが、30年とゆう月日も「ほぁぁぁ」となりますね。
20歳から始めたとしても完成するのは50歳です。
人生を掛けた事業とゆう所でしょうか。
なんてゆーか…アレだな。
筋肉モリモリになりそうや。

そうなった模様。
和尚とゆうよりも格闘家の雰囲気が。

現在では手彫り洞門の一部のみ残っています。
デコボコしているのがノミの痕跡なのでしょう。
今使われているのは明治期になって造られた物だそうです。

ご覧の通り、クルマも通行できる立派なトンネル。
片側交互通行で3分(くらいだったと思う)交代で通行可能になっています。

「禅海和尚、あんた凄ぇーよ…」
とは思っていなかったようでトンネル内でしっかりとウン○をしてました。
ワレ・バクゲキニセイコウセリ
青の洞門にはもう一つ見所、いや、食べ所がありましてね。
洞門バーガーとゆうのがあるのですよ。
各地のバーガーを食すのが趣味の私には外すことの出来ないミッション。
名前は知っていましたが、800㌔走ってようやく口にする事ができます。
それでは早速…
ブヒィィィィィィィィ!!
(12月28日は水曜日です)
おいおい…冗談だろ…何してくれてんだよ…俺のワクワクを返せよ…(しっかり調べていないのが悪いです

バーガーは泣く泣く諦めて「錦雲豚のカツ丼」を食べました。
錦雲豚とはこの土地(耶馬渓)で育てられた豚さんで、餌にお米を食べて育てられるそうです。
これが柔らかくて甘くて美味いのよ…。
バーガーは食べられませんでしたがコレはコレで大勝利でした。
この豚さんの肉のバーガーとなると…リベンジ必至です。

アチコチでドッグランさせながら九州を征服していきます。
当初抱いていた九州のイメージは「温暖で平地が多くて道路がスパーンと真っ直ぐでノンビリしている」イメージだったのですが、実際は正反対。
山道ばかりでグネグネしてるし地元車のペース速い…。
景色を見ながらオチオチ走ってもいられません(結構グイグイ詰めてくる

久住高原。
国道442号 熊本・大分県境付近より阿蘇方面を望む。
(愛知県民にとっては)非日常的な風景にしばし圧倒されていました。
解放感パナイでぇ…

「てゆーか寒ぃよ、気温氷点下なんやで早く車内に入れろや。」
もっとジックリとこの風景を堪能していたいのですが、2人とも風邪をひいてしまいそうなくらいの冷え込みでしたので名残惜しみつつ先を急ぎます。
目指すは温泉。
大分県は温泉県と言われるだけありまして温泉が豊富です。
湯布院や別府が有名ですね。
しかし有名所の温泉では無くて、地元民が入るような温泉が好きなんです私。
何話しているんだか分からない方言が飛び交っているあの空間がな、旅してる感、遠くまで来てる感を2倍にも3倍にもしてくれるのです。

大分県 三船温泉
細い県道沿いにあり、少し大きな民家くらいの規模です。
地元ナンバーの車しか停まっていません。
当たりです。

安っ!
無人受付で入浴券を購入して備え付けの箱に入れておくスタイル。
市外人なので300円です、安い(改装前は100円だったらしい
炭酸泉なようで身体の芯までポカポカになります。
ゴツゴツした岩で組まれた浴槽にはビッシリと温泉成分が蓄積してクリーム色になっていて、源泉かけ流しの極楽湯でした。

(ネット画像より)
久住高原で冷え切った身体を温め、今日の最終目的地へとインテグラを走らせます。
目指すは宮崎県延岡市。
福岡→大分→熊本(少し掠った程度)→宮崎と、一般道使用にしては結構な移動距離になります。
しかし大部分が山間部ルートで信号も少なく、尚且つ地元ドライバーの交通の流れに身を任せていたので思いの外スケジュールに乱れは生じませんでした。
てか、山間部に突入して一気に取り戻してる感が大です。
(九州シリーズ全行程において共通)

延岡市にある「再来軒」。
名前のインパクトに魅かれてチョイスしました。
再来、また来る、通いたくなる、って所でしょうか。

注文したのはスタンダードな「ラーメン」。
当然ながらの豚骨スープですね。
しかし先月に福岡小倉で食べた「ラーメン」とは違いサッパリして薄味です。
麺が細く硬めなのは同じですが、スープから来る舌へのインパクトは大分違います。
最初は「薄い…」と感じましたが、2ススリ目にはジワァと後味が口全体に広がって…

再来軒。
なるほど、分かった気がしますw
そして再来スープでチャプチャプになった腹を抱えながら2泊目の宿へ。(マックスバリュ南延岡店

一杯呑みながらクマー湯たんぽで温まりつつ読書。
家でやっている事と余り変わらん夜を過ごしてご就寝となりました。
PCとかTVのような誘惑が無い分、車中泊の夜は読書が捗ります。
長期間行程だと嫁枕もスペースの関係で同行しないので余計に、な。
同行するとついついくんずほぐれずで長い夜にわーいわーい

27日夜の移動が赤ライン、28日の移動がオレンジラインです。
このペースならば万事予定通りに進みそうです。
(そう思っていた時期もありました)
続く。