2026年06月27日
先日、朝の通勤時間でのことだ。
自宅を出てすぐ、信号待ちをしていると、後方からそれなりの速度で初代ヴェゼルが走ってきた。
信号が青になり、いつものように走り始める。前方200m先にある次の信号も今は青だ。しかし、この信号は「青だ」と思って走っていると直前で黄色から赤に変わることが多く、よっぽどタイミングが良くない限り連続で青にはならない。
そのため、速すぎず遅すぎず、タイミングを計って時速40〜50kmほどで安全に走行していた。
すると突然、後ろのヴェゼルがライトをオンにした。
「?」と思っていると、なんとハイビームだ。
こちらの速度は遅すぎるわけでもなく、文句を言われる筋合いはない。最初は操作ミスかとも思ったが、えらく長く照射してくる。後ろにピタッとつかれてトラブルになるのも嫌なので、道路脇に車を寄せて停車し、先に行かせてやり過ごすことにした。
ヴェゼルは速度を落とすことなく前方へ進んでいった。しかし、私の予想通り、先の信号は赤に変わった。
しばらくしてこちらの信号も青になり、あのヴェゼルがフル加速していくのが見えた。
最初は私も「この野郎!」と少し頭に血が上り、ほんの0.何秒かはアクセルを踏み込んだが、「いやいや、この先の信号もまた赤になるな…」と冷静さを取り戻した。
案の定、その次の信号も赤。
ヴェゼルは当然、先頭で停止して待っていた。私が追いつく頃にちょうど青信号に変わったため、私は停止することなく、そのままスムーズに加速。また煽られたり変な誤解をされたりしないよう、十分な車間距離を保ちながら走行した。
下り坂に入り、ヴェゼルとの車間はだんだんと開いていったが、やがてヴェゼルの速度が落ちてきた。見ると、前方にのんびりと走行する現行ステップワゴンがいたのだ。当然、ヴェゼルも速度を落とさざるを得なくなった。そして次の信号が見えてきた頃、そのヴェゼルは信号が赤になるのを見るやいなや、脇道へ左折していった。
さて、それから数日後のこと。
大きな片側2車線の主要道路での出来事だ。私は法定速度ほどで走行していた。前方にはかなりの車間が空いており、後方も遥か遠くに車が見える程度だった。
私は目的地に向かうため、そろそろ左折専用車線に入ろうとしていた。そのタイミングで、後方から青い旧型のN-WGNが猛スピードでやってきた。私はそのN-WGNが直進するものだと思っていたら、私と同じように左折専用車線に入ってくるではないか。
「いや、これはかなりやばい。せっつかれそうだ」と感じた私は、追突などの危険を避けるため、伝家の宝刀?MT車の技術(ブリッピングとダブルクラッチ)を使ってスムーズにシフトダウン。あらかじめ安全な車間距離をしっかりと確保することにした。
幸いにも信号はまだ青、歩行者専用信号も赤だったので歩行者はいなかった。予定通り4速→3速→2速へと落としてスムーズに左折をクリアし、そのまま加速。直進に入ってから後方をちらっと確認すると、そこへようやく左折してくるN-WGNの姿が見えた。ひょっとするとこのN-WGNは信号が赤なのに左折したかもしれない。
その先の交差点でも、私は左折をするために再び左折専用車線に入り、赤信号で停止した。すると、後方からやってきたあのN-WGNが、今度は私の右隣の直進用車線に停止した。
やがて信号が青になり、私がステアリングを左に切ろうとしたその瞬間、右側にいたN-WGNがこちらの車線へと寄ってくるではないか……!
停止していた時よりも明らかに距離が近く感じられ、「これは嫌がらせではないか…」そんな気がしてならなかった。
自分自身、他人にそんな嫌がらせをするようなドライバーにはなりたくないものだと、しみじみ思った出来事だった。
Posted at 2026/06/27 20:56:03 | |
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モラル | クルマ
2026年06月20日
公開初日に久しぶりに見に行くことができた。この年齢で観に行きたいと思う映画はかなり限定的になってきたのもよくないなと思ってはいるのだが…。さて今回は「免許返納?」である。舘ひろしももう76歳。もうそんな年齢なんだなあと改めて驚いた。「帰ってきたあぶない刑事」から3年。76歳にしてまだまだ魅力のある俳優である。
この映画「免許返納?」という題名だけに、年老いていく人たちに必ず免許返納を強制するようなキャンペーン映画でもなく、また年老いた舘ひろしが主演なので、それ相応の年齢がターゲットの映画でもないと思う。ただ、出演者のそうそうたるメンバーが、名優、あるいは名脇役と言われる人たちが勢ぞろいである。これだけのために出演したのかという、この映画での凄さがある。西野七瀬、宇崎竜童、吉田鋼太郎、大地真央、真矢みき、南野陽子、八嶋智人、内藤剛志、MEGUMI、斉藤聡、新井康弘、ベンガル、西岡徳馬…2時間ドラマならおなじみの面々でもある。ま、既にこのメンバーだけでターゲットの年齢が限定されるか…。
だからといって重いテーマでもなく、ロードムービー的要素を取り入れながら、舘ひろしらしさを前面に押し出した映画と思った。バスローブ、サングラス、そして舘ひろしのバイク(ハーレー)、そしてショットガン。という記号がこの作品のキーワードで、ストーリーの最後までこだわった流れであった。そして、やはり後ろから見た舘ひろしのカッコよさはたまらないものがあった。また、あちこちにあぶない刑事の広報用のショットがシーンのあちこちにちりばめられているだけに、「あぶ刑事」ファンにも好意的にとらえられるのではないかと思う。
他にも、主演した「免許がない」だけではなく、映画「暴力教室」、ドラマ「天下御免トラック野郎 銀ちゃんの事件街道!」などのオマージュがさらに取り上げられている。舘ひろしの出演歴だからこそできる映画作りである。近年の高校生を取り上げた恋愛映画でも、CGを駆使したアクション映画でもない。またミステリー映画でもないが、肩の力を抜いて楽しめる「極上のエンタメ活劇」であった。
Posted at 2026/06/20 09:49:24 | |
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映画 | 音楽/映画/テレビ
2026年06月14日
ようやく最近、運転に慣れてきた。エンストの回数はかなり減ってきたのだが、ここへ来て新たな疑問にぶち当たるようになった。それが、「ブリッピング」なのか「ダブルクラッチ」なのか、ということだ。
シフトダウンをするとき、速度がそれなりに落ちていれば、そのままギアを落としてクラッチを繋げばいい話ではある。しかし、速度が残った状態でギアを繋ぐと、得てして急激な衝撃を受けたり、フロントにつんのめるようなエンジンブレーキがかかってしまい、ギクシャクする。
そこでアクセルを一回煽り、エンジンの回転数を上げてからクラッチをミートするわけだが……。
ここで「ダブルクラッチ」の操作をおさらいすると、以下のようになる。
【クラッチを踏む → ニュートラルに入れる → クラッチを離す → アクセルをあおって回転を合わせる → 再びクラッチを踏む → 低いギアに入れる → クラッチをつなぐ】
つまり、クラッチを2回踏むから“ダブル”クラッチというわけだ。
今まで私が乗ってきたプリメーラワゴンやサニーもやはりMT車だったが、当時はアクセルの煽り方がよく分からなかったというか、なかなかできなかった。今思えば、思い切ってアクセルを煽るということができなかったのだと思う。

だから当時は、クラッチを踏んだままアクセルを煽る「ブリッピング」をしていた。それも、かの有名な自動車評論家、故・徳大寺有恒氏が著書の中で、「ダブルクラッチをしなくても、クラッチを踏んだままアクセルを煽ってクラッチを繋げても効果は同じ」というようなことを書いていたからだ。
しかし、それでも当時はうまくできなかった記憶がある。ましてや当時の自動車学校で教えるわけでもなく、今のように動画サイトで手軽に手本を見られる時代でもなかったため、結果的にどこまでスムーズにいけば正解なのか、分からないままだったのだ。
それから20年近くAT車に乗り、再びMT車へと乗り換えた。試乗のときにロードスターや他のMT車を経験したことで、何となく感覚が分かってきたのが「今」である。
そして、現在の愛車になってから自然とやっていたのは、実はダブルクラッチの方だった。コーナーの手前もかなり前から、だんだんとギアを落としてコーナーを曲がる。もっとも、これもうまい方なら一気にギアを落とすのだろうけれど……。
そこで、どちらの手法が良いのか、それぞれのメリット・デメリットをAIに聞いてみた。
■ ブリッピングとは
目 的
エンジン回転を“下のギアに合う回転”に合わせる
シフトショックをなくし、車体の姿勢を安定させる
ギクシャクを防ぐ
メリット
シフトダウンが滑らかで、車体が前につんのめらない
タイヤのグリップを失わない(特に雨の日や坂道)
スポーティで気持ちいい。MAZDA3のような回転落ちが速い車に効果大
デメリット
燃費が少し悪化する
足の操作が忙しい
慣れないと逆にギクシャクする
■ ダブルクラッチとは
目 的
ギアの回転とエンジン回転を完全に同期させる
シンクロ(ギアを合わせる装置)への負担を減らす
古い車やトラックでは必須の技術
メリット
シンクロの摩耗を大幅に減らすことができる
どんな車でも“絶対にギアが入る”
旧車や大型車では必須の操作
操作が決まると非常に気持ちいい
デメリット
操作が複雑である
現代のMT車では“ほぼ不要”とされている
失敗すると逆にギクシャクする
ブリッピングよりも燃費が悪化しやすい
つまりAIのまとめによると、
現代の車においてダブルクラッチは「ほぼ不要」ということらしい。
しかし個人的には、コーナーが近づいてくる中で、ギアが落ちていくときのあのエンジン音は、ダブルクラッチだからこそ心地よく響くような気がしている。もしかしたら、ブリッピングでも同じなのかもしれないが、やはりあの独特の操作感と音がたまらないのだ。
免許を取得して約40年余り。運転の奥深さは、まだまだ尽きそうにない。
Posted at 2026/06/14 19:38:19 | |
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愛車 | クルマ