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クリューのブログ一覧

2026年03月08日 イイね!

自動車産業の主導権はどこへ向かうのか  レベル3撤退が示す構造変化

自動車産業の主導権はどこへ向かうのか  レベル3撤退が示す構造変化今朝、ニュースを眺めていると、興味深い記事が目に留まった。
『レベル3は終わった』BMW、自動運転の“主戦場”から撤退を決断」──欧州メーカーが自動運転の一角から退くという報道である。

2000年代以降、自動車はナビゲーション、バックカメラ、全方位カメラ、衝突軽減ブレーキ、ACCといった電子制御技術を急速に取り込み、車内コンピューターの高度化が進んだ。
その延長線上に「自動運転」という大きな夢が描かれてきたのは自然な流れだ。
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しかし、自動運転の完全実現には、刻々と変化する道路環境、建築物や地形、人や車の予測不能な動きといった複雑性が立ちはだかる。
生成AIの進化によって「実現可能」と主張する企業もある一方で、欧州の中心であるBMWやメルセデスがレベル3の提供を見送った背景には、技術的限界ではなく“商品として成立しない”という経済的判断があると見てよい。
高額なオプション価格は市場に受け入れられず、開発費とのバランスが取れない──つまり、コストパフォーマンスが悪いのである。
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一方で、世界の自動車産業の主導権は、従来のアメリカ、欧州、日本といった勢力図から大きく変わりつつある。
半導体、バッテリー、原材料の供給力を背景に、中国が新たな中心地として台頭していることは否定できない。
アメリカが大量普及を、欧州が高性能化を、日本が効率的な大量生産を築いた歴史を、中国は“素材と生産技術”の両面で一気に追い抜こうとしている。
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懸念すべきは、もし中国が原材料を戦略的に扱い始めた場合、世界市場が中国車優勢の時代へと傾く可能性がある点だ。
そして高価格帯の車は自動化をさらに推し進め、結果として自動車市場は
「高度自動化の高級車」 vs 「実用性重視の低価格車」
という二極化が進むのではないか──そんな予感を抱かずにはいられない。

Posted at 2026/03/08 13:43:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 安全 | クルマ
2026年02月22日 イイね!

セダンと言えば…その61  三菱カリスマ オランダが生んだ異端児

セダンと言えば…その61  三菱カリスマ オランダが生んだ異端児セダンと言えば…今回は、稀有な経緯で日本市場に投入された 三菱カリスマ である。

1995年、オランダのファン・ドールネ自動車工場(DAF)は、1970年代にボルボに買収された後も生産を続けていたが、1990年代初頭に資金難で閉鎖の危機に直面した。そこで、オランダ政府・ボルボ・三菱自動車工業の三者による合弁事業が1991年8月にスタートし、その流れの中で誕生したのがカリスマである。
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カリスマは ボルボ S40/V40(初代)とプラットフォームを共有する兄弟車 で、メインマーケットは欧州。欧州車らしい乗り味は一部の好事家から高い評価を受けていた。当時の日本市場でも、コロナやプリメーラなど“欧州でも通用するセダン”が注目されていた時期である。
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三菱では、ランサー(カローラ・サニークラス)とギャラン(コロナ・ブルーバード・アコードクラス)の間を埋めるモデルとして販売された。丸みを帯びた流麗なエクステリアは、同時期の国産セダンとは明らかに雰囲気が異なり、三菱のグリルを付けていても国産車らしさを感じさせない独特のムードがあった。
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パワートレインは三菱製1.8リッターエンジンにINVECS-II 4ATという組み合わせ。しかし、国内では税制変更により3ナンバーの2ℓ超級車が人気を集め始め、さらにRVブームが到来。2ℓ以下のセダンは徐々に存在感を失っていく。
1996年にデビューしたものの、2001年3月にはひっそりと販売終了となった。
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一方で欧州では事情が異なる。1995年のロンドンモーターショーでは、TWRチームがデザインした派手なコンセプトカーを披露。ワイドアーチ、18インチ5スポークホイール、グッドイヤーF1、レカロシートなど、当時の若者を刺激する仕様だったという。
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その効果もあってか欧州では安定した販売が続き、日本仕様には存在しない 5ドアハッチバック や 1.6Lガソリン/1.9Lディーゼル など多彩なラインナップが用意され、2004年まで販売が続いた。日本での不人気が嘘のようである。

また、日本名の「ランサー」を使えない国では、ランサーエボリューションが “カリスマGT” として販売 されていたというのも興味深い。
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こうして振り返ると、カリスマはまさに “時代に振り回されたセダン” の一台だったのではないだろうか。
Posted at 2026/02/22 20:47:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | 日記
2026年02月15日 イイね!

静かに心をつかむドラマ『テミスの不確かな法廷』

静かに心をつかむドラマ『テミスの不確かな法廷』最近、毎週火曜日の夜が楽しみになっている。
午後10時からNHKで放送されている 「テミスの不確かな法廷」 が、とても面白いのだ。

これは単に私の好みというだけではなく、
どうやら 今季の冬ドラマの中でも注目度が高い作品 らしい。
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主人公は 安堂清春(松山ケンイチ)。
ASD(自閉スペクトラム症)とADHDの特性を抱えながら、
「裁判官として真実に向き合いたい」という強い思いを胸に地方裁判所へ赴任してきた特例判事補だ。

安堂は“空気を読む”ことが苦手で、
裁判の場でも独特の間合いや質問の仕方をしてしまう。
そのため周囲を驚かせたり反発を受けたりもするのだが、
実はその“ズレ”こそが 事件の核心に迫るきっかけ になることもある。
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派手な逆転劇があるわけではない。
けれど、ひとつひとつの事件に向き合う姿勢や、
登場人物たちの心の揺れが丁寧に描かれていて、
気がつけば毎週楽しみにしている自分がいる。

全8話のうち、すでに5話まで放送済み。
残り3話では、これまでちらりと姿を見せてきた 前橋一家殺人事件の冤罪疑惑 が、物語の軸として大きく動き出しそうだ。
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そして、個人的に心を奪われたのが、
弁護士・小野崎乃亜を演じる 鳴海唯さん。
演技はもちろん、時折見せる強い眼差しに思わず引き込まれてしまう。
「こんな人が職場にいたら…」と思わせる魅力がある。
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NHKもこの作品の反響を受けてか、
2月23日(月・祝)に 放送済の全話一挙再放送 を決定したという。
原作は文庫1巻と文芸書で2巻が刊行されており、
最新刊では前橋一家殺人事件にも触れているようだ。
(画像は全てNHKのホームページより)
まだ原作のストックは多くないが、
続編が作られるならぜひドラマで見てみたいと思う。
Posted at 2026/02/15 20:58:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | テレビ番組 | 音楽/映画/テレビ
2026年02月08日 イイね!

祝・みんカラ歴16年!

祝・みんカラ歴16年!2月7日で、みんカラを始めて16年になりました。
ここまで続けてこられたのは、読んでくださる皆さんのおかげだと、しみじみ感じています。

最初のきっかけは、当時乗っていたプレマシーでした。
そこから少しずつ交流が広がり、気が付けば16年。
今では、週に一度のブログ更新が自分のペースになっています。
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最近は「X」や「インスタントテレグラム」へ移られる方も多いようですが、大学時代に自動車産業について卒業論文を書いたこともあり、ここでの発信は自分にとって一つのライフワークになりつつあります。
ブログを書くようになってからは、いろいろな本を手に取る機会も増え、ネタにさせてもらうことも多くなりました。
もちろん、つまらない話や偏った内容もありますが……それも含めて“自分らしさ”かなと思っています。
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みんカラを通じて、多くの方々と交流できるようになったことは、本当に大きな財産です。
いつまで続けられるかは分かりませんが、これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted at 2026/02/14 20:46:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | みんカラ | 日記
2026年02月07日 イイね!

これからのカーライフ

これからのカーライフカーライフの楽しみ方は、時代とともに変化してきた。
かつて私自身は、車は一度購入すれば大きな不具合が出るまで乗り続けるものだと考えていた。いわば“つるし”の状態を前提とした発想である。

しかし、みんカラを通じて多様なカスタマイズの世界に触れ、同一車種のグレード違いの部品流用や、他メーカー製パーツの活用といった選択肢が存在することを知った。従来の固定的な価値観が揺らいだ瞬間だった。

興味深いのは、こうしたカスタマイズの一部が、現在ではディーラーでも正式に扱われるようになってきた点である。
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トヨタの「アップグレードファクトリー」では、単なるパーツ交換にとどまらず、安全運転支援装備の後付け(例:ブラインドスポットモニター)まで車種によっては対応している。ヘッドライト交換にもメーカー保証が付くなど、従来の“純正=固定”という概念は大きく変わりつつある。
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自動車の平均保有期間は約8年と長期化している(サイトより)。
買い替えではなく、必要な機能を追加しながら乗り続けるという選択肢は、オーナーとディーラー双方にメリットをもたらす。純正部品の生産側にとっても、修理部品に加えてアフターパーツとしての需要が生まれる点は大きい。
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さらに、この仕組みを成立させるために、開発段階から交換を前提とした設計が行われているという。
アップグレードを“後付けの工夫”ではなく“最初から組み込まれた思想”として扱う姿勢は、今後の自動車産業の方向性を示唆している。

現時点でこの仕組みを公にしているのはトヨタのみだが、他メーカーが追随すれば、カーライフの価値観はさらに広がるだろう。
車を“買い替えるもの”から“育てていくもの”へと捉える時代が、すでに始まっているのかもしれない。
Posted at 2026/02/07 10:55:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ

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「イランもいらんことをするわい… w @34Kouki」
何シテル?   03/08 15:17
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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