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クリューのブログ一覧

2026年02月22日 イイね!

セダンと言えば…その61  三菱カリスマ オランダが生んだ異端児

セダンと言えば…その61  三菱カリスマ オランダが生んだ異端児セダンと言えば…今回は、稀有な経緯で日本市場に投入された 三菱カリスマ である。

1995年、オランダのファン・ドールネ自動車工場(DAF)は、1970年代にボルボに買収された後も生産を続けていたが、1990年代初頭に資金難で閉鎖の危機に直面した。そこで、オランダ政府・ボルボ・三菱自動車工業の三者による合弁事業が1991年8月にスタートし、その流れの中で誕生したのがカリスマである。
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カリスマは ボルボ S40/V40(初代)とプラットフォームを共有する兄弟車 で、メインマーケットは欧州。欧州車らしい乗り味は一部の好事家から高い評価を受けていた。当時の日本市場でも、コロナやプリメーラなど“欧州でも通用するセダン”が注目されていた時期である。
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三菱では、ランサー(カローラ・サニークラス)とギャラン(コロナ・ブルーバード・アコードクラス)の間を埋めるモデルとして販売された。丸みを帯びた流麗なエクステリアは、同時期の国産セダンとは明らかに雰囲気が異なり、三菱のグリルを付けていても国産車らしさを感じさせない独特のムードがあった。
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パワートレインは三菱製1.8リッターエンジンにINVECS-II 4ATという組み合わせ。しかし、国内では税制変更により3ナンバーの2ℓ超級車が人気を集め始め、さらにRVブームが到来。2ℓ以下のセダンは徐々に存在感を失っていく。
1996年にデビューしたものの、2001年3月にはひっそりと販売終了となった。
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一方で欧州では事情が異なる。1995年のロンドンモーターショーでは、TWRチームがデザインした派手なコンセプトカーを披露。ワイドアーチ、18インチ5スポークホイール、グッドイヤーF1、レカロシートなど、当時の若者を刺激する仕様だったという。
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その効果もあってか欧州では安定した販売が続き、日本仕様には存在しない 5ドアハッチバック や 1.6Lガソリン/1.9Lディーゼル など多彩なラインナップが用意され、2004年まで販売が続いた。日本での不人気が嘘のようである。

また、日本名の「ランサー」を使えない国では、ランサーエボリューションが “カリスマGT” として販売 されていたというのも興味深い。
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こうして振り返ると、カリスマはまさに “時代に振り回されたセダン” の一台だったのではないだろうか。
Posted at 2026/02/22 20:47:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | 日記
2026年02月15日 イイね!

静かに心をつかむドラマ『テミスの不確かな法廷』

静かに心をつかむドラマ『テミスの不確かな法廷』最近、毎週火曜日の夜が楽しみになっている。
午後10時からNHKで放送されている 「テミスの不確かな法廷」 が、とても面白いのだ。

これは単に私の好みというだけではなく、
どうやら 今季の冬ドラマの中でも注目度が高い作品 らしい。
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主人公は 安堂清春(松山ケンイチ)。
ASD(自閉スペクトラム症)とADHDの特性を抱えながら、
「裁判官として真実に向き合いたい」という強い思いを胸に地方裁判所へ赴任してきた特例判事補だ。

安堂は“空気を読む”ことが苦手で、
裁判の場でも独特の間合いや質問の仕方をしてしまう。
そのため周囲を驚かせたり反発を受けたりもするのだが、
実はその“ズレ”こそが 事件の核心に迫るきっかけ になることもある。
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派手な逆転劇があるわけではない。
けれど、ひとつひとつの事件に向き合う姿勢や、
登場人物たちの心の揺れが丁寧に描かれていて、
気がつけば毎週楽しみにしている自分がいる。

全8話のうち、すでに5話まで放送済み。
残り3話では、これまでちらりと姿を見せてきた 前橋一家殺人事件の冤罪疑惑 が、物語の軸として大きく動き出しそうだ。
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そして、個人的に心を奪われたのが、
弁護士・小野崎乃亜を演じる 鳴海唯さん。
演技はもちろん、時折見せる強い眼差しに思わず引き込まれてしまう。
「こんな人が職場にいたら…」と思わせる魅力がある。
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NHKもこの作品の反響を受けてか、
2月23日(月・祝)に 放送済の全話一挙再放送 を決定したという。
原作は文庫1巻と文芸書で2巻が刊行されており、
最新刊では前橋一家殺人事件にも触れているようだ。
(画像は全てNHKのホームページより)
まだ原作のストックは多くないが、
続編が作られるならぜひドラマで見てみたいと思う。
Posted at 2026/02/15 20:58:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | テレビ番組 | 音楽/映画/テレビ
2026年02月08日 イイね!

祝・みんカラ歴16年!

祝・みんカラ歴16年!2月7日で、みんカラを始めて16年になりました。
ここまで続けてこられたのは、読んでくださる皆さんのおかげだと、しみじみ感じています。

最初のきっかけは、当時乗っていたプレマシーでした。
そこから少しずつ交流が広がり、気が付けば16年。
今では、週に一度のブログ更新が自分のペースになっています。
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最近は「X」や「インスタントテレグラム」へ移られる方も多いようですが、大学時代に自動車産業について卒業論文を書いたこともあり、ここでの発信は自分にとって一つのライフワークになりつつあります。
ブログを書くようになってからは、いろいろな本を手に取る機会も増え、ネタにさせてもらうことも多くなりました。
もちろん、つまらない話や偏った内容もありますが……それも含めて“自分らしさ”かなと思っています。
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みんカラを通じて、多くの方々と交流できるようになったことは、本当に大きな財産です。
いつまで続けられるかは分かりませんが、これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted at 2026/02/14 20:46:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | みんカラ | 日記
2026年02月07日 イイね!

これからのカーライフ

これからのカーライフカーライフの楽しみ方は、時代とともに変化してきた。
かつて私自身は、車は一度購入すれば大きな不具合が出るまで乗り続けるものだと考えていた。いわば“つるし”の状態を前提とした発想である。

しかし、みんカラを通じて多様なカスタマイズの世界に触れ、同一車種のグレード違いの部品流用や、他メーカー製パーツの活用といった選択肢が存在することを知った。従来の固定的な価値観が揺らいだ瞬間だった。

興味深いのは、こうしたカスタマイズの一部が、現在ではディーラーでも正式に扱われるようになってきた点である。
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トヨタの「アップグレードファクトリー」では、単なるパーツ交換にとどまらず、安全運転支援装備の後付け(例:ブラインドスポットモニター)まで車種によっては対応している。ヘッドライト交換にもメーカー保証が付くなど、従来の“純正=固定”という概念は大きく変わりつつある。
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自動車の平均保有期間は約8年と長期化している(サイトより)。
買い替えではなく、必要な機能を追加しながら乗り続けるという選択肢は、オーナーとディーラー双方にメリットをもたらす。純正部品の生産側にとっても、修理部品に加えてアフターパーツとしての需要が生まれる点は大きい。
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さらに、この仕組みを成立させるために、開発段階から交換を前提とした設計が行われているという。
アップグレードを“後付けの工夫”ではなく“最初から組み込まれた思想”として扱う姿勢は、今後の自動車産業の方向性を示唆している。

現時点でこの仕組みを公にしているのはトヨタのみだが、他メーカーが追随すれば、カーライフの価値観はさらに広がるだろう。
車を“買い替えるもの”から“育てていくもの”へと捉える時代が、すでに始まっているのかもしれない。
Posted at 2026/02/07 10:55:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ
2026年02月01日 イイね!

マツダの組織改革は何を意味するのか

マツダの組織改革は何を意味するのか1月30日、マツダが組織改革と人事異動を発表した。今回の内容は、単なる人事ではなく、会社の方向性そのものを大きく動かすものだと感じた。気になった点をまとめてみる。

■ 経営戦略領域の再編
新規事業開発室が「経営戦略本部」に統合された。
新規事業を会社全体の成長戦略の中心に据える狙いがある。

■ 経営企画領域の強化
原価企画変革室が本部格に格上げされた。
長期的な原価低減を進めるための体制づくりだ。
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■ R&D(研究開発)の大改革
今回の発表で最も大きいのがここだ。
これまで8本部に分かれていたR&D組織が4本部に統合され、電動化事業本部(e-MAZDA)もR&D側に吸収された。
新設された「クルマ開発本部」が、企画から量産までを一貫して担当する体制となる。

開発スピードを上げたいという意図がはっきり見える。

■ バリューチェーン領域の新設
バリューチェーンアクセラレーション室が新設された。
クルマを売って終わりではなく、購入後の体験価値を高めるための動きだ。

■ 経営体制の再構築
経営役員と執行役員の2層体制にすることで、意思決定のスピードと柔軟性を高める狙いがある。
開発本部の再編と合わせて、より動ける組織に変えていこうとしている印象を受ける。

■ 人見光夫氏の退任
個人的に最も驚いたのが、人見光夫氏の退任だ。
SKYACTIVエンジンを率いてきた人物であり、今のマツダを語るうえで欠かせない存在だと思う。
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テレビ番組では飄々とした雰囲気だったが、入社当初から理想のエンジン像をノートに書き続けていたというエピソードが紹介されていた。
外見の柔らかさとは裏腹に、強い情熱を持った技術者だったのだろう。
「必ず答えはある。」
この言葉は、今後もマツダの技術者たちに受け継がれていくはずだ。
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■ 副社長職の復活と外国籍経営陣の登用
4年ぶりに副社長職が復活し、ガイトン氏と向井氏が就任した。
特にガイトン氏は北米・欧州に加えて中南米も統括する立場となり、約20年ぶりに外国籍の経営陣が入ることになる。
フォードが離れて以来の動きであり、今後のマツダがどの市場に力を入れていくのかが見えてくる。

■ 開発主査が14名に
開発主査が14名就任したことも興味深い。
現行車と新規車の両方に主査を配置した結果だと思われる。

LARGE群の展開、タイ生産のSMALL群のマイルドハイブリッドやPHEV、中国向けEVなど、案件が多岐にわたることを考えると、この人数は妥当だ。
むしろ、マツダの攻めの姿勢を感じる。

■ EV投入の慎重姿勢と、これからのターニングポイント
海外メディアでは「EV投入延期か」という噂も出ている。
技術変化の速さやリソースの制約を考えると、慎重になるのも理解できる。
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今年は新型CX‑5の投入が控え、ディーラーでは駆け込み需要もあるようだ。
CX‑3は生産終了の動きが地方ディーラーでも見えてきている。

こうした流れを踏まえると、今年から来年にかけてはマツダにとって大きなターニングポイントになると感じている。
Posted at 2026/02/01 11:18:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | mazda | クルマ

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「えっとひょっとしてゲタンハさんの特殊関係使用人宛に来たのでは?@ゲタンハ」
何シテル?   03/01 16:37
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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