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クリューのブログ一覧

2023年05月27日 イイね!

セダンと言えば…その36  ユーノス800/マツダ ミレーニア 十年基準

セダンと言えば…その36  ユーノス800/マツダ ミレーニア 十年基準セダンと言えば、今回はユーノス800/マツダ ミレーニアである。キーワードは「10年基準」つまり、十年先を見越す考えで開発された車だったという。マツダのセンティアがFRのフラッグシップセダンであったが、V6エンジン搭載のユーノスブランドのFFのフラッグシップセダンとしてユーノス800としてデビューした。


エンジンは2.5ℓとミラーサイクル+リショルム・コンプレッサ式スーパーチャージャー搭載の2.3ℓだったが、この2.3Lはミラーサイクル+リショルムコンプレッサーを組み合わせて、2Lクラスの燃費を実現しつつ、最高出力は2.5Lを凌ぐ220psを発生した。このミラーサイクルエンジンの開発に当たっては、現在ではモーターファンでもエンジンについて解説をされている畑村耕一氏が中心になっていたという。
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装備もフラッグシップセダンに相応しく、4WS、両席エアバッグ、ABS、TCS、アルミボンネット、ハイレフコート塗装、ソーラー・ベンチレーション・システムなどが装備された。

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当初ユーノスブランドであったが、マツダでも併売されており、マイナーチェンジを機にマツダ・ユーノス800に名称が変更された。また途中2ℓエンジンのグレードが追加されたが、時代はRVブームで、ステーションワゴンやミニバン、そして今でいうSUVが売れる中、セダンの販売は鈍化していく。
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デビューから7年後、ビッグマイナーチェンジをし、フロントフェイスが変更された。この変更ではBピラーに発泡ウレタンを充填された。当時は発泡ウレタンを注入することで空洞を埋めるとともにボディの強度が上がると注目のチューニングだった。しかし、車両火災になると燃焼をさらに助長することから、メーカー側は慎重になっていた。その意味でもこの発泡ウレタンの採用はマツダの当時の姿勢がうかがえる。
動画サイトではこのミレーニアの販売促進ビデオが公開されているが、ビデオの最後にはジャーナリストの故三本和彦のインプレッションがある。もしかすると変更に当たってマツダがアドバイスを仰いだのかもしれない。
しかし、残念なことにこの車のために開発されたミラーサイクル+リショルム・コンプレッサ式スーパーチャージャーは廃止になってしまった。
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経営難の中、マツダは販売を継続し続け、2003年8月生産終了となった。デビューから10年であった。このユーノス800/マツダミレーニアの後継は現在のMAZDA6になるのではないだろうか。車のサイズや装備もほぼ同等である。不思議にもいまになってみれば、この両車、息の長いモデルになっている。もちろんセダンという境遇だからかもしれないが。
次期マツダのFFのフラッグシップセダンは登場するのだろうか。
Posted at 2023/05/28 00:46:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | セダン | 日記
2023年05月21日 イイね!

素人には難しい‥‥不器用な者には簡単にできることではないかもなあ

素人には難しい‥‥不器用な者には簡単にできることではないかもなあ先週の金曜日、帰宅するなり娘がため息をついて「擦ったあ…」とこぼしました。
金曜日は大雨でましてや帰宅時間も遅かったので自宅の敷地内で壁に擦ってしまったと…。

いつもなら、内緒にして私にばれてなんてことが多かったのですが、今回は仕事にも疲れ、ごまかすような余裕もなかったようで素直に自白?。

すぐに確認すると、擦ったのはホイールハウスのアーチのウレタンバンパーの部分のみで軽傷でした。普段の娘なら私に修理を頼むことはないのですが、修理を嘆願されました(きっと修理代の捻出ができなかったかな)。
修理方法はタッチペンにするかどうか迷いましたが、思い切って塗装スプレーによる修理を選択しました。
土曜日にあちこち回って画像にあるツールを揃えました。ワゴンRのホワイトパール(下塗りと上塗りの2本!)は以前フロントバンパーの修理の際にネットで注文したものがまだ残っていました。
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まずは、ささくれを紙やすりで落とし、プライマーを吹き、軽くパテを盛り、紙やすりで平面にして…まではよかったんです。
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ところがプラサフを吹き、塗装の下塗りを吹いて…そこで思い出したのは以前義母のラパンのバンパー修理をしたときの失敗。ボカシ剤の吹き方が不足した結果、もともとの塗装面と新たに修理した塗装面に段差ができてしまったことです。(当時の画像  ↓のところが斜めに塗装の違いが分かりますでしょ)
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なのでボカシ剤を多めに吹いたのですが、これが難しくて一回目は垂れてしまいました。そこで紙やすりで一旦落として、再度一からやり直し。時間を置きながら、焦らないようにして慎重に塗装をしたのですが…今回はクリアの吹き方が足りなかったようで…。
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傷は目立たなくなりましたが、艶がいまいち。コンパウンドで磨きながら艶をある程度まで出しましたが‥‥。やはりDIYは難しいですね。
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塗装屋さんはやはりさすがだと実感しました。

Posted at 2023/05/21 21:38:39 | コメント(1) | 整備備忘録 | 日記
2023年05月14日 イイね!

セダンと言えば…その35 マツダ/ユーノス500 追い求めたのは10年色褪せない価値

セダンと言えば…その35 マツダ/ユーノス500 追い求めたのは10年色褪せない価値セダンと言えば…今回はマツダ/ユーノス500である。
当時のマツダの5チャネル販売網の整備の中でユーノスブランドは欧州のイメージを意識したブランドであった。そしてクロノスファミリーの中で唯一5ナンバーであり、かつDセグメントのスタイリッシュなセダンがユーノス500であった。

そのプロポーションはフロントを低く、リアのトランクデッキを高くし、それまでの国産セダンがスクエアな3ボックスの中では、異端児ともいえるものだった。自動車デザイン界最大の巨匠と称されるジョルジェット・ジウジアーロが「小型クラスでは世界で最も美しいサルーン」と評したと言われるほど、極めて完成度の高いものだった。10年色褪せぬ価値というキャッチフレーズをうたったのも伊達ではない。
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しかし、デザイン優先ではなく、いたって真面目にデザインをされていて左右のドアミラーの形状を変えており、運転席側は後方視認がしやすくするため、横方向に長く、助手席側は、横幅を気にしなくてもよいように横方向に短くして作られていたという。また、空力性能もよく考えられており、サイドウィンドウは、サッシュドアとの段差も少なくされており、デビュー当時はリアバンパー下部にはディフレクター形状のスポイラーが装着されていた。
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エンジンはデビュー当時、1.8ℓと2.0ℓともにV6で当時としてはコストのかかったものだった。そのためクロノスファミリーの中でも価格帯は高めだったという。
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このユーノス500は欧州ではXedos (クセドス)6と名乗り、イギリスではお馴染みのツーリングカー選手権BTCCに参戦し、ポールポジションを獲ったこともある。しかし、V6エンジンが故、フロントが重くなり、好成績を出すには難しかったようである。
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今になってもこのセダンは古さを感じないのは、やはりうねったボディとフロントを低くし、トランクをハイデッキ(高く)にしたからではないだろうか。センティア、そしてユーノス800と経営困難にはなったマツダ5チャンネル体制ではあるが、その中で車のデザインは素晴らしいものだったと思う。
Posted at 2023/05/14 21:22:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2023年05月14日 イイね!

久しぶりに…

久しぶりに…今日は久しぶりにオフ会に参加してきました。コロナ感染症のために見合わせた頃もありましたが、やはり屋外でこんないい天気の日に車談義に花を咲かせることの楽しさは今後も続いてほしいなと思います。

今日はいつもより早めの開催時間だったのですが、開催時刻より早く来られる方の多いこと。そして時間の過ぎるのが早いこと。天候もよく、汗ばむような気温でした。近況報告もかねて、面倒くさい自己紹介もありがとうございました。
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また遠方からご参加いただいた方ありがとうございました。
今回ご都合がつかず参加できなかった方も、次回は、いやそうでなくてもその次にでもご参加ください。お待ちしています。

Posted at 2023/05/14 20:05:06 | コメント(6) | トラックバック(0) | MOCK | 日記
2023年05月07日 イイね!

15BD 試乗する

15BD 試乗する先日、行きつけのディーラーに展示されていた改良後のMAZDA2の15BDの試乗をする機会を得た。まだ走行距離129㎞というおろしたてであった。
今まで、デミオのDJ型はデビュー時のガソリン1.3ℓ、XD、改良後の1.5ℓ、MAZDA2になってからも試乗を繰り返しているので、今回のエクステリアに重きを置いた改良後の試乗はどうかなと思っていたのだが、ディーラーではGWフェアをしていたこともあって、すすめられたのに乗らないというのも角が立つかなと思って乗ることにした。

今回のポイントは大雨の中での室内の響き具合、また土砂降りの中での水たまりなどを通過するときの室内での響き具合である。特に前者はルーフは塗装からフィルムになっているので違いが分かるかどうかである。
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さて、シートの柄が変わった内装はそれまでの車然としたイメージからかなり衣服のような感覚になっていると思った。また話題になったバイオエンプラだが、これは以前から採用されていたので、あまりに代わり映えはしなかった。しかし、全体的にはプラスチッキーな軽自動車よりは高級感と上質感を備えている。シートも腰を支えるもので安っぽさはない。
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車を動かすと、この日は大雨でワイパーを盛んに動かさないと前が見えないぐらいであった。当然ルーフには雨音が響くのだが、塗装された車と全く変わらない。
そして、改良の度に、乗り心地が上質に熟成されており、エンジンの排気量アップと改良をされたことにより、エンジン回転数は低くなったのか、ガソリン車としては非常に静かな車と言えた。もちろん、ハイブリッドに比べれば、加速時にはエンジン音が入ってくるのだが、車好きには嫌いなエンジン音ではない。また、水しぶきの音もあまりに気にならない。ガソリンエンジンにおいては非常に静かな部類に入る車だと思う。
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一つ気になるのは交差点で一旦減速をした後の立ち上がりである。アクセルの踏み込みが思いのほか力不足を感じてしまう。踏めば、全く問題はないが、エンジン回転数が上がるのでギクシャクしてしまった。
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MAZDA2が、なぜメカニカルな改良をしなかったのか。国内的には軽自動車の販売台数の増加に対する対策だと言える。今回試乗したモデルはLEDライトを装備し、ナビやカメラを選択できるうえに、ヘッドupディスプレイが装備され、それには交通標識認識システム(TSR)も表示される。ましてやクルコンも装備してなお、車両本体価格は200万円を切るのだ。これは従来のモデルを熟成しながら、自社の高価格帯の車の装備を採用することによってコストを下げるという手法によるものだ。
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これは、現在200万前後の軽自動車と装備も性能も比較しても勝るとも劣らないと思う。燃費を重視するというならMAZDA2は長距離すら疲労感が少ない。乗り心地にしてもハイル―フの軽自動車に比べれば、実にソフトで静粛性があり安定感もある。
また、Bセグメント(ヤリス、フィット等)のハイブリッドモデルを購入するというなら、それだけの年間の走行距離が伸びるという生活なら全く相手にもならないが、タウンユースであればそこまで高額なものを購入しなくとも十分なものを持つと思うし、無駄金額を出す必要もない。

軽自動車やBセグメントのハイブリッドのライバルが多い中、まだまだMAZDA2の魅力はまだまだあると思う。
Posted at 2023/05/07 23:22:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | mazda2 | クルマ

プロフィール

「新たなセダンと認められるのか…。 http://cvw.jp/b/689666/47681290/
何シテル?   04/27 20:44
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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