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クリューのブログ一覧

2023年07月30日 イイね!

セダンと言えば…その38 ニッサン パルサー 国内最終モデル

セダンと言えば…その38 ニッサン パルサー 国内最終モデルセダンと言えば…今回はニッサンパルサー セダンである。1995年にデビュー時は日産の屋台を支えた901運動の一つ、初代プリメーラを彷彿させるようなミニプリメーラともいえるエクステリアだった。それもそのはずで欧州では「アルメーラ」というプリメーラと似たネーミングで販売されていた。

それまでのパルサーのセダンと言えば、サニーのセダンの廉価版のような感じか、あまりにも実用性重視ともいえるエンドピラーを立たせるようなデザインであったことから、なかなか気に入らなかったのだが、このN15の世代になったときに、プリメーラのような欧州セダンのような井出達になったのだ。
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しかし、当時はRVブームのど真ん中だったこともあってS-RVとした5ドアハッチバックに注目されたうえ、さらにはサニーがJTCCに参戦したこともあったため、見向きもされなかった。

その中でパルサーが注目されたのはNEO VVL(可変バルブタイミング&リフト機構)を採用したSR16VEを搭載した時だ。それもハッチバックが注目されたが、セダンにも搭載されたのだ。ただでさえ、ミニプリメーラにもかかわらず、その心臓も強力なものになったとあれば、かなりの魅力あるセダンだったのだが‥‥時代はそれを受け入れるほどのこともなく終焉を迎えた。
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この代をもってサニーとパルサーは、ティーダ/ブルーバードシルフィにバトンタッチされてしまった。なお、その後2012年に「パルサー」というネーミングを復活させオーストラリアで販売されている。しかし、実際は国内のシルフィ―であったが‥‥。また、欧州でも2014年も復活させているがハッチバックのみであった。

もし、RVブームであっても1.5/1.6ℓのセダンが残りえるような時代であったなら、もっと足回りの良い、コンパクトな魅力的なセダンになっていたかもしれない。
また、N14代からパルサーが当時のゴルフと対抗したのか最強モデルにはGTiをグレードに用意していたことも考えると、このモデルが継続していたなら、インプレッサやアクセラセダンとタメを張るような車になっていたかもしれない。
Posted at 2023/07/30 22:49:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2023年07月29日 イイね!

C-HRの生産終了に思う。

C-HRの生産終了に思う。今月末をもってトヨタのC-HRが生産終了となった。さらにはご存知の通り国内では2代目の販売は見送られることになった。

2016年に第86回ジュネーブ国際モーターショーで発表され、ニュルブルクリンク24時間レースのSP2Tクラスに参戦。同年末には販売を開始された。
それまで雑誌には頻繁にこのC-HRが取り上げられ、販売前からかなり話題の中心になった。
特徴的なそのエクステリアは、「ガンダムチック」などと揶揄されるほどで当時のSUVからすればかなり先鋭的なものだった。また国内でウィンカーが流れるLEDシーケンシャルターンランプを採用したことで、アフターマーケットにも多大な影響を与えたと思う。
販売が開始されるとあまりの人気に納期が1年以上と言われ、キャンセル待ちもいたと聞いている。そしてそのことが青色吐息になっていた「ハリアー」がこのC-HR人気によって息を吹き返したと記憶している。
C-HRの価格とハリアーの価格が似通っており、全く国内市場で見向きもされなかったハリアーが「C-HRが買えないなら」とハリアーを購入するという流れになり、今のハリアー人気に至ったのである。
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発表から約6年。まさかの終焉。2019年秋のマイナーチェンジのときには既に販売に陰りがあったように記憶している。「GR SPORT」なるグレードを投入するのも販売のてこ入れとスクープ雑誌に書かれていた。それでも販売減少を挽回することができなかった。

あれだけの人気の的になったモデルが国内では受けなかったのはなぜだろうか。確かに高速道路で危険運転をしたものもいたこともあってイメージが悪くなったということもあるだろうが、その時は既に販売は右下がりだった。
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私が思うのはこのC-HRがスペシャリティクーペだったこととトヨタの中にライバルが乱立したからではないかという気がする。
スペシャリティーカーの良さはそのエクステリアである。そのため、何かを犠牲にして割り切らねばならない。しかし、SUVの本来の目的は5ドアHBであることから多様なものを積載できることを求められる。決して他のモデルに対して積載量は劣らないが、他のモデルの方がイメージが良かったのではないか。またこのモデルを購入したいあるいは購入できたそうな購買層は通勤や休日に使うファミリーカーとしての役目を考えていたと思う。そうなると都市型SUVは長距離は問題は無くても子連れには手狭に見えたかもしれない。
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そしてこのC-HRには多数のライバルが出現したことも役目を早く終了させたのではないだろうか。
ご存知の通り当時のライバルだったヴェゼルは2代目にバトンタッチ。今も販売台数では約3000台前後を維持している。
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CX-3は排気量を1.5ℓに絞りクラスを下げて販売を継続。またCX-3からバトンタッチをされたCX-30も1200~3000台を販売している。
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これらのモデルはC-HRと比較するとほぼオーソドックスなエクステリアに見える。確かにCX-3もスペシャリティと言われてはいるが、C-HRほどではない。またC-HRには自分の膝元にエクステリアがスタンダードなカローラクロスが、また上級モデルとなるとレクサスUX、あるいはトヨタRAV4、そしてハリアーが価格的に近い。
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先鋭的なエクステリアはライバルからすれば、あまりにも突出していたことが逆に短所となり、オーソドックスにまとめた周囲のモデルの方が魅力に見えたのだろう。
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日産はジュークというやはり先鋭的なモデルを同様に打ち切り、キックスを国内に投入した。理由の一つには当時の日産の中で2つSUVを持つのは、かえって販売が分散してしまうことを懸念したと考えれる。
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マツダにすればこのC‐HRと同じ役目がMX-30なのかもしれない。思い切った技術やデザインを盛り込むことで自社の販売の中心となるモデルのコストを下げながら、今後の販売にそのデーターを残す。そう考えてみるとC-HRも失敗作ではなく、プロジェクトとしてSUVを購入する人の求める嗜好性をつかめたとすれば、成功したともいえるかもしれない。
Posted at 2023/07/29 08:11:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年07月23日 イイね!

ビッグモーター保険金不正問題

ビッグモーター保険金不正問題ビッグモーター保険金不正問題
国内の自動車関係のニュースでこれを取り上げないわけにはいかないだろう。
ビッグモーター保険金不正問題が起きた背景はなんだろうか?

中古車は昨今の半導体不足から活況を呈しているとはいえ、ネットによる在庫有無が分かるようになってから、自社だけで他にない商品を揃えることによって、安定した利益をもたらす必要もあったと思う。ネットでだれでも見られる時代になった今、販売店で実際に見ることが出来たり、自社で抑えている在庫の商品から選んでもらうということやその他商品の在庫、自社の雇用、規模が大きくなった社の維持運営などを目指すがゆえ、間違った方向へ走ったと思われる。それも企業内での間違っていても間違いと言えない状況になっていたと言われる。

私自身、イメージとその規模からてっきり外資系の中古車販売店と思い込んでいたが、これだけの規模に急速に企業が発展するのはそう多い例はないと思う。こちらでも中古車販売店にしてはかなり広大な敷地と整備工場を設けて進出している。以前も我が家のデミオもこの店舗で買い取りをしてもらったが、当時は「廃車」扱いと言われたが、実際はどう取り扱われていたかは分からない。
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息子の車もここで購入するかと思っていたが、今になってみればディーラーからの購入してよかったと思った。自分が普段お願いしているディーラーからの購入だったことがほぼノントラブルだったと思っている。
しかし、ディーラーだから、信頼を置ける店舗かどうかというのは判断は難しいともいえる。それはこの報道のように店舗だけではなく本社ぐるみで不正が行われていると信頼は置けない。こうして大掛かりな不正が行われていたことが報道されたのは稀有だが、映画のベースにもなった三菱のリコール隠しや、雪印の雪印集団食中毒事件など、不正の後の企業は、信頼を失い大きな痛手を生むことになる。

こうした過去の事例を見れば、利益優先による不正は起きないはずだ。社内で早くに浄化できるようにシステムが確立することができればこうしたことは起きにくいはずだが、何度も起きるのはそれだけ「おかしい」といえることが困難と言える。

その昔、アンデルセンの「はだかの王様」という話を思い出す。身近のものは本当のことが言えない。しかし、第3者からみればおかしいと言える‥‥。
信用・信頼を得ることは、なかなか難しいもので、ミスが起きるとそれが原因でそれを失うこともある。一つ一つこつこつと良い仕事をして信用・信頼を少しずつ得ていかなければならない。
全てに当たってクリーンにできることは難しいが、商売にしても、仕事であったとしても、人間としてもできるだけクリーンでありたいと思わせる事件ではないだろうか。

Posted at 2023/07/23 09:10:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 時事 | 日記
2023年07月23日 イイね!

自動車評論家の意見も様々…

自動車評論家の意見も様々…先日スカイラインやGT-Rの開発でおなじみの水野和敏によるプリウスとMAZDA3の比較試乗動画が上がった。

MAZDA3は、マイルドハイブリッド、プリウスはストロングハイブリッドである。マイルドハイブリッドは加速時などエンジンに負荷がかかるところでモーターでアシストをするエンジンである。
ストロングハイブリッドはモーターだけの走行やモーターとエンジンの両方での走行が可能になる。したがって同じハイブリッドでも走行時のエンジン音が聞こえてくるのは違いがある。

つまりプリウスの場合はモーターだけの走行、あるいは負荷がかかってもエンジンが無理をしないようモーターがアシストをするためエンジンの回転はそう回らずに済むわけだ。

しかし、自動車評論家によってこの加速時のエンジン音をどうとらえるかで変わってくる。同じ車両ではないが、同じエンジンを搭載するCX-30の動画では、LOVECARS!TV!の河口まなぶ氏はこれをうなり音として気になる、あるいは良心的に言えば、CX-30にはいい音ではないというような表現をする。(8分26秒辺り)


またマイルドハイブリッドを搭載していないMAZDA3でも同様のことをインプレをする。(10分辺りから)


しかし、水野和敏氏は、このエンジン音はエンジンの作動音で好ましいと表現をする。(6分辺りから)

これは、五味やすたか氏とマリオ高野氏によるMAZDA3とインプレッサの比較動画でも同様である。(19分03秒辺りから)


実際加速時のエンジン音が室内に響くのは同じであっても、どの視点によって評価するかで違いがあることを我々は知っておく、いやわかっていないといけないと思う。(もちろんフロアからの振動があることは河口氏も五味氏らも同様のことを述べている。)

河口氏の場合は、昨今のストロングハイブリッド車が多くなってきた中でMAZDA3は、エンジンの音が聞こえてきますよということを言っている、あるいはMAZDA車の昨今の静粛性は優れてはいるが、加速するときにはエンジン音は入ってきますよという伝えているように思える。(良心的に言えば)
しかし、水野氏や五味氏/高野氏の場合は、クルマ好きの人たちにはこのエンジン音がいい感じに聞こえてくるからいいぞと言っているように思う。

つまり、河口氏は購入する人が車好きだけはなくごく普通の人まで含めて話をしているのに対して、水野氏らは限られた人に話をしているとも考えられる。

これは自動車評論家にだけ言えることではなく、新聞・テレビなどのメディアでも実際、同様のことが起きる。同じニュースでも見方を変えるとまた別な捉え方ができるのはご存知の通りである。
しかし、見ている側は好みのメディア、動画チャンネルだけを見て決めつけてしまう傾向があるように思う。もし、確かめることができるのであれば、やはり自分の目で評価することが大切ではないだろうか。特に車の場合は試乗することができるわけであるから、一つの動画サイトの評価を鵜吞みにするのは間違いであるともいえるように思った。
Posted at 2023/07/23 06:29:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2023年07月17日 イイね!

いつまでも過去にすがってはいけないが… インディー・ジョーンズ 運命のダイヤル

いつまでも過去にすがってはいけないが… インディー・ジョーンズ 運命のダイヤルそのフレーズを聞くとその映画が分かる…それが映画音楽の醍醐味。スターウォーズ然り、トップガン然り、ジェラシックパーク然り、スーパーマン然り…。
そしてこのインディージョーンズシリーズもそうである。ジョン=ウィリアムズのあの曲は、印象に残る曲だし、若い世代でも知っている人も多いと思う。

今回第5作となった「インディージョーズと運命のダイヤル」を見に行った。ハリソンフォードも既に81歳。アメリカのハリウッド俳優は息が長い人が多いのだろうか。
でも主役でこの年でできる俳優もそうはいないだろうと思う。

今回もCGを駆使して若いインディを表現したりしたようであるから、コンピューターで何でもできる時代になったなと思う。まあ、トップガンマーベリックも飛べないF-14を飛ばしたわけだし‥‥。

さて、今回はスケジュールの関係で吹き替え版である。そして「耳馴染みのある村井國夫吹替」なのでゆっくりと今回は楽しむことができた。
映画会社がディズニーの買収されているのでいろいろと取りだたされてはいるが、楽しめることには変わりはない。
随所に「これはあの時のあれね」みたいなオマージュなシーンもあって、そしてインディーの敵はこれなのねになるし、今までの4作品の何かを盛り込んであるような感じも受けた。そしてトロッコのシーンはないが、カーチェイスで似ているシーンがあるのできっとオマージュではないかと思う。また、今回は不思議なツールが出てくるが、「Men in Black 3」のような展開にはならない。歴史に逆らわないのだ。


そして最後にはあの人も帰ってきて、いつものようにハッピーエンドなのだが、ただ「トップガンマーベリック」でも感じたのはやはりみんな老いるのだということを強く感じた。
確かにトム・クルーズは年齢を感じさせない演技をするし、ハリソンフォードも時として唸らせる演技をするのだが…やはりこのように長い期間を得てシリーズ化あるいは続編をみると、自分も同じように老いていると強く感じる。

さて、話が反れた。インディーの映画の源流は未だ未知なものに向かって諦めずに進むことにあると思う。蛇は嫌いだが(笑)ハリソンのインディーはこれが最後になると思うが、このテーマ曲(1分14秒辺り)を聞くとなんとなく元気が出る。明日からの日々はどんなことが起きるのかわからないが、インディーのように突き進みたいものである。

Posted at 2023/07/17 20:00:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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「【本編】『ガメラ2 レギオン襲来』2週間限定公開視聴中‥‥・  https://www.youtube.com/watch?v=UkweHUJbIeg
何シテル?   04/27 16:15
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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