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2022年09月25日 イイね!

フィットのターニングポイント

フィットのターニングポイントホンダフィットは初代や3代目の頃に何回か試乗したことがある。私としては非常によくできた車でアイデアをかなり詰め込んだ車というイメージがある。そのため、使い勝手が良くこれぞ「マルチパーパスカー」と言える車だ。

しかし、燃費もサイズも決して悪くないはずなのに登録台数ではライバルヤリスにかなり差をつけられつつある。デビューもほぼ同時期だっただけにホンダからすれば、互角ならまだしも、これだけの差があるのは誤算だったのではないだろうか?さらにマイナーチェンジを8月に実施したにもかかわらず、今一つ抜け出せていない。(ちなみに8月ではヤリス 14041台に対し、フィット 5148台)

既にネットでは様々なサイトでこの2台を比較しているのだが、結論はたいがい,販売力と価格設定となっている。
車の出来はフィットが上回っているとはいえ、本当にそれだけだろうか?

私なりに考察してみた。
WLTCモード燃費(2WD)は、フィットのe:HEVが27.2~29.4km/L、ヤリスハイブリッドは35.4~36km/Lになる。ガソリンエンジンではヤリスは1.5ℓ、フィットは1.3ℓと排気量に差がある(ヤリスには1ℓも用意される)がどちらも19㎞/ℓ程度である。(20㎞/ℓ)
細かく見ていけば、差はあるが、大きな差ではない。

室内空間では明らかにフィットが上回る。ステーションワゴン風のスタイルは初代から継承されている美点である。
またネット記事においてフィットの方が乗り心地は勝っているという評価が多い。そうなるとフィットとヤリスが互角の登録台数でもおかしくない。

東洋経済のサイトでは次のような記事が出ていた。まず、ユーザーの年代層は意外にもどちらも半数近くが、60代以上なのだ。
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違いが現れたのは『「購入時に想定した使用用途(複数回答)」で、比較をすると、フィットは多目的での利用が想定されているのに対し、ヤリスは仕事や通勤といった日常の足としての利用が目立っている。』
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そして記事には、『Car-kit®の設問「販売店に行って試乗した」に、Yesと回答した人はヤリス購入者30%に対し、フィット購入者49%と大きく上回っているのだ。』とあった。

このことからフィットを購入した人は、日常生活において、様々なシチュエーションを想定して購入したのに対して、ヤリスの購入した人は通勤通学やドライブを想定しているということになる。もっと詳細に考えれば、ヤリスは一人で使用することが多く、フィットは家族で使用することが多い、と言えないだろうか。つまりフィットはファーストカー的な役割で、ヤリスはセカンドカー的な役割ともいえないだろうか。

ちなみにトヨタのアクアもフィットに似たステーションワゴン風なデザインであって家族で使用することをアピールしている。そして、モデルチェンジをしてからは思ったほどヒットしているわけではなく、8月もベスト10に名は連ねてはいるが、第10位(4456台)である。日本自動車販売連合会の調査によれば、フィットもアクアも今年の1月からの月ごとの登録台数は10位に届かないこともしばしばあったようだ。昨年は半導体不足の影響もあるだろうが、ヤリスはトップ3に入ることが常だったようだが、アクアとフィットはトップ10の圏外になることも多かったようだ。

トヨタにとってヤリスはエントリークラスの一面を持つ。それは傘下にダイハツを持ってはいるが、軽自動車を一社に任せていることもあって、様々な市場調査を行っての結果であり、購入した人はセカンドカー的な使用もあると言える。その結果は使用用途はかなり限定されてくる。反対に、ホンダは軽自動車というさらに価格的にエントリークラスがあるため、フィットはファーストカー的な一面を持つため、様々シチュエーションを想定した人が購入したともいえる。
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初代フィットがデビューしたのは、2001年ステーションワゴンの流行の真っ只中だった。Bセグメント(コンパクトカー)ではヴィッツ(スターレット)、マーチなどの中でワンモーションスタイルと言われるエクステリアを取り入れ、リアのカーゴルームをステーションワゴンのように使えるということで大ヒットした。
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しかし、この20年近くの間にステーションワゴンブームは終焉を迎え、同じ路線だったマツダデミオは正統な5ドアHBに移行、トヨタbB、ミツビシコルト、ニッサンキューブも役目を終えた。その中でそのスタイルを長所として継続したホンダフィットもスポーツモデルを投入せざるを得ない状況になった。スポーツモデルに販売の中心が移ると、コストは上がり、いずれそのグレードを分離しなければならなくなる。それはこのクラスではよっぽどの企画(WRC参戦等のモータースポーツへの参戦)がなければかえって足かせになってしまう。
さらには隠れたヒット車ともいえるトヨタルーミーやスズキソリオと言ったハイル―フの車が登場してきた。
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今やフィットはターニングポイントに来たのかもしれない。

Posted at 2022/09/25 21:25:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車産業 | 日記
2022年09月24日 イイね!

追いトップガン

追いトップガン夕方からトップガン/トップガンマーベリックの連続上映を見に行った。トップガンはDVDで何度も見てきたけれど、F-14がスクリーンいっぱいに見れるのは今回が最後かなと思ったからだ。

特にトップガンのオープニングは何度も見てもいい。F-14の新作も悪くはないが、やっぱりトニースコット監督のオレンジの使い方が秀逸だと思った。
オープニングでトムキャットがものすごく迫力ある大きさで、発艦までゆっくりとスタンバイしていく…。そしてシューターの合図でカタパルトで放出されていくのは、凄いなあと思う。

10分の小休憩の後、トップガンマーベリックが上映‥‥。
頭の中ではわかっちゃあいるが…
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CVN-65 エンタープライズは2012年には退役…
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艦載機もA-7E、A-6E、F/A-18A/Bもいない‥‥。
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ましてやF-14も2006年に退役

代わりにF/A-18はEとFになりスーパーホーネットになって…

ピート・ミッチェルも大尉から大佐になり演じるトム・クルーズも還暦
ニック・ブラッドショウ(グース)も演じた アンソニー・エドワーズは昔の面影はなくいいおじさんになっちゃった…
トム・カザンスキー(アイスマン)も大尉から海軍大将へ昇進して在職中に病死…。
演じる、ヴァル・キルマーは咽頭がんになっているし…。

トップガンを見たとき学生だった自分も還暦が近くなってきたし…。改めて時間の経過を感じてしまった。

ふと思ったのはトップガンではイケイケドンドンのパイロットだったマーベリックも中間管理職。映画の中では「考えるな、行動しろ」というが、仕事ではやみくもに行動すると職場の仲間とはやっていけない。ある意味、様々な仕事のミスや成功体験からの経験を生かして仕事をこなしていかないといけない…。どうしても先が見えると職を全うしようとするがゆえ、保身になってしまいがちである。

エンターテイメントとしての映画だったのだが、何度も見てくると、ストーリーに隠された、メッセージに自分を重ねてしまった。
ただ、言えるのはマーベリックほどのスーパーなテクニックはないが、F-14のように今となってはポンコツでもやり方によっては、最後の悪あがきがぐらいしてみたい…そんな気持ちになった。
Posted at 2022/09/25 01:29:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月23日 イイね!

相棒が始まると

相棒が始まると今年の秋から相棒が始まる。とはいっても今までは「ふう~ん」だったが、今年はちょっと違う。あの男が帰ってくるからだ。そう、亀山薫。
やっぱり、杉下右京の相棒は亀山薫でしかない、と思っている。
右京さんと性格の違いがきれいにマッチングしているように思うし、また、一課の伊丹から「特命係の亀山~」のセリフから掛け合いが始まるのも定番で面白い。
だから、新メンバーとのどういった絡みになるのかも期待してしまうわけだが‥‥


亀山薫っていうと、フライトジャケットがトレードマーク。

出演中は全く気にも留めていなかったのだが、自分が購入するようになると、どんなフライトジャケットなのか気になってくるもので‥‥。

昔購入した「相棒オフィシャルブック」を取り出してみると、意外なことが分かってくる。毎回同じようなフライトジャケットと思っていたが、…

MA-1という私らが学生時代に流行したSAGEカラーで、インがオレンジ色のものを着ていたり、
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アルファのフライトジャケットCWU-45/PやCWU-36P、
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L-2(シーズン7で着用)L-2A(シーズン6や映画で着用)と数種類のものがあったようだ。
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参考サイト 

そしてフライトジャケットのバッジもよく見ると様々…
空軍使用もあるようだし、海軍仕様もある…
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特にトップガンからの流れで見ている私にはVF-154ブラックナイツのものとVFA-195ダムバスターズのフライトジャケットには気が付いたが、毎回毎回違うものではないかと思うくらい、フライトジャケットを着用していたようだ。
上下2枚の画像はダイヤモンド商会より引用
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さらに今年は「TOPGUNマーベリック」が大ヒットしている。どうもフライトジャケットもCWU-36/PはグリーンのSEGEカラーは品薄のようだ。今後、相棒でもフライトジャケットが注目浴びるようであれば、今年の冬辺りフライトジャケット着る人は増えそうな気がするのは私だけだろうか…

Posted at 2022/09/23 00:34:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | テレビ番組 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月17日 イイね!

セダンと言えば…その29 ニッサン リベルタビラ SSSのエンブレムを持つ車

セダンと言えば…その29 ニッサン リベルタビラ SSSのエンブレムを持つ車セダンと言えば、ニッサン リベルタビラである。前回よりもさらに印象のない方が多いセダンではないかと思う。このリベルタビラ、ブルーバードとサニーを埋めるべく投入されたバイオレットにルーツを持つ。しかし、ブルーバードとバイオレットの車格が近すぎるため、競合することから、リベルタビラとして車格をサニーやパルサークラスにさげて投入されるようになった。
したがって、前述のラングレーとは姉妹車であるが、歴史的にはリベルタビラはセダンモデルとして設定されてきた経緯がある。
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画像を見てお分かりにように、ボディーカラーがホワイトだからこそ、イメージの違いはあるが、ラングレーとシルエットは瓜二つである。違いと言えば、エクステリアではフロントとリアのライトの形状ぐらいである。
余談であるがウィキによれば、3ドアHBはフロントフェイスがカローラに似ているとして間違われたともあるようだ。
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このリべルタビラ、パルサー、ラングレーは、独創的な発想の「エクサ」とともに日本カーオブ・ザ・イヤーを受賞している。

さて、少々話が反れたが、このリベルタビラは前述のブルーバードと同じ系列社ので販売だったことから、「SSS」の称号を与えられる。しかし、本家ブルーバードの場合この「SSS]は「SPAR SPORTS SEDAN」の略称なのだが、リベルタビラの場合は1.5ℓターボが先代に設定されていたことから、3代目でも1.6ℓTWINCAM車に設定された。
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ブルーバードとサニー、パルサーという大きなブランドに隠れていたこともあってリベルタビラが地味な存在になってしまった。また、さらにはブルーバードクラスにはオースター、スタンザというセダンもあってさらにリベルタビラを選ぶ理由が無くなってしまったともいえる。リベルタビラは歴史的に誕生のときから悲運なセダンだったのかもしれない。
Posted at 2022/09/17 20:46:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2022年09月12日 イイね!

セダンと言えば…その28 ニッサン ラングレー スカイラインズ・ミニと言われたセダン

セダンと言えば…その28 ニッサン ラングレー スカイラインズ・ミニと言われたセダンセダンと言えば、ニッサンラングレーである。中には聞きなれない車名だなと思われた方もいるかもしれない。ニッサンではラングレーは初代・2代目は3HBと5HBだったのだが、3代目で3HBの他に初めてセダンが投入された。つまり、この時代は5HBはスポーティーさに欠けるのかあまり販売の見込みがなかったようだ。3代目のターゲットは独身の若年層への3HB、既婚の若年層へのセダンだったのではないかと思われる。
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スカイラインズ・ミニと言われたのは販売店がスカイラインと同じプリンス販売店系列で販売されたからで、当時はニッサンの1.3ℓ~1.6ℓのコンパクトカーを車名を替えながら、販売店別に投入していた。したがってラングレーはパルサーの姉妹車なのである。

また、キャッチフレーズ「亜久里がレーサーをしない日」が採用されたのも、当時ワークス活動を再開した日産(ニスモ)のワークスドライバーとして全日本ツーリングカー選手権(グループA)にニスモからスカイラインRSターボで参戦していたからであろう。
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エクステリアも7thスカイラインのクーペを模して黒とシルバーの2トーンにテールランプ丸目4灯にして販売された。また、CA16DE(1.6ℓTWIN CAM)搭載車と1.5L EGIエンジン車には当時の日産車では限られた車種にしか付けられなかった「GT」のグレード名が与えられ、インパネ周りやステアリング等は当時のR31型スカイラインに酷似したデザインが採用された。
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当時はスーパーホワイトの全盛期に入りつつある頃で、その中にあってイメージリーダーの2トーンのスクエアなこのセダンは、人目を惹くし、やはりかっこよく思えたものだ。
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しかし、この代の後は他のパルサーの姉妹車とパルサーを統合して全てパルサーとなり消滅することになった。ラングレーのセダンは3代目のこの代だけのモデルだったのである。

Posted at 2022/09/12 23:47:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | セダン | 日記

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「@えみゅ~ さん 最近の車は電力を使うことが多いのでバッテリーあがりは多いらしいです。」
何シテル?   04/27 11:16
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