‥‥トップガンマーベリックはトップガンだった。
見てきた!ファーストトップガンを見ている人も見ていない人も楽しめる作品になったと思う。個人的にはファーストトップガンがどちらかというと軽めに感じていたが、今回はストーリーもしっかりと考えられていて重厚なものになったと思う。
ファーストトップガンではあちこちに映画の編集でしくじったなと思うところも数か所みられた(ミグ28と背面飛行の際に左側に雲のようなものが映る、訓練飛行中になんとなく編集の際に消し忘れたタイムカウンターらしきものが映っている)が、今回は当然ながら、全くなかった。それだけ力の入った作品なのだ。だからこそ、オープニングはばっちりだった。
また、作品のあちこちにファーストトップガンのオマージュが見られた。特に前半部分は顕著で、例えばマーベリックがトップガンに赴任が決まったときのあのシーンを彷彿させる場面もあった。
また、嬉しかったのはヴァル・キルマーの演じるトム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将も写真だけでなく、しっかりと登場したことだ。そして病をおしてのヴァル・キルマーの演技も素晴らしかった。
この葬儀はあの人物のものだった。
しかし、中盤からはそれまでの流れが変わって、F-18E/Fの見せ場となる。F-14はその可変後退翼が飛行中の見せ場だったが、今回のスパホことF-18E/Fは、ヴェイパーだと思う。つまりスーパーホーネットは、こんなに機敏な動きをするのかというぐらい右へ左へと機体を振るのだ。
この墜落も実は…
131分という時間を長さを感じないほどストーリーだが、前回はキャストよりトムキャットの魅力で映画を引っ張ったように思う。しかし、今回はストーリーもキャストもF-18E/Fも魅力あるものに仕上がったと思う。
公開前にアップされたものであるが、参考までに…
映画によっては、続編がヒットしないものも多い。しかし、この続編はヒットするのではないだろうか。丁寧な作品作りと迫力と‥‥。あの時はまだ若かったトム・クルーズも髭には白いものが混ざり、年齢を重ねてきた。それは当然私たちもそうなのだが、その時間を感じさせながら、あの時の興奮を思い出させることができる作品だったと思う。ぜひ、ご自分の目で確かめていただきたい。
Posted at 2022/05/28 02:12:22 | |
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