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クリューのブログ一覧

2023年06月25日 イイね!

ヴェルファイアの存続の意味するのは何か…

ヴェルファイアの存続の意味するのは何か…新型アルファードとヴェルファイアが発表された。これまでは、巷ではヴェルファイアは廃止の見込みという噂が流れていた。しかし、結果はアルファードより付加化価値を付けた商品(高出力エンジンの搭載)としての発表だった。


2002年 それまでニッサンエルグランドの独壇場だった高級ミニバン市場にエルグランドのモデルチェンジに合わせるようにアルファードが発表され、その後2008年、力強さと先進性を謳いヴェルファイアが登場した。
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昨今アルファードの販売は増加傾向になっていたにも拘らず、ヴェルファイアは販売にブレーキがかかり、先代の販売は昨年から特別仕様車だけになっていたという。
2021年1月から3月の登録台数を平均すると、アルファードは1か月平均で1万1368台に対して、ヴェルファイアは1061台に留まっていたという。

これだけ差があるとトヨタにとっては廃止というのが検討されておかしくないはずだった。しかし、なぜか。

マスコミにはヴェルファイアの廃止については開発陣の反対があったことが言われているが…。
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その昔トヨタコロナと日産のブルーバードは車格が同じことからお互いがライバル視され、BC戦争として話題になった。その後もカローラとサニー、あるいはカローラとシビック、ミニバンの時代にもオデッセイとイプサム、ウィッシュとストリーム、ステップワゴンとノア・VOXYと注目の車に対してトヨタは刺客を送るようにライバル車を市場投入してきた。しかし、その末路は市場の消滅になっていることが多い。ライバルが一人勝ちをすると消費者の商品の選択が限定されてしまうため、だんだんと販売が先細りになるからだ。
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ヒット商品というのは、それまでに無いものが市場に出てきて、注目されるからである。しかし、その商品の魅力をさらに付加価値や欠点を補う新たな商品が投入されると消費者はどちらかを選べるようになり市場は活性化していくのである。

高級ミニバン市場は、パイオニアだったはずのエルグランドがほぼ市場から見放されてしまっている。また生き残りをかけて投入されたオデッセイは一旦は退場したが、中国から逆輸入することで市場に留まったが、販売増は困難であろう。
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ただ一人、トヨタは姉妹車として2車を残した。トヨタにすれば、同じプラットホームを使いながらも共通部品を持ち性格の違う車をだすことで販売拡大を見込めると同時にコストの削減もあるだろう。さらに中国をはじめ、一部の海外市場にも輸出をしていくようである。また、今度のモデルはさらに価格帯は高価格帯になっているようだ。

つまり国内市場だけでは、アル・ヴェルが生き残れないと踏んだ。これはクラウンでも同じだった。国内では生き残れないとなればそういう市場が無い地域に投入することで販売増を狙ったと言える。
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ショーファー(お抱え運転手)ドリブンはセダンからミニバンという図式をトヨタは狙った。デビューからのスタートはかなり良いものになるのではないかと思うが、国内市場においては従来の販売台数とは大きな違いがみられるのではないかと思う。ただライバルがほぼいなくなった状態でどうなっていくのかだろうか…。
Posted at 2023/06/25 07:47:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年06月18日 イイね!

セダンと言えば…その37 三菱 ギャランΣ ハードトップ  トップを知ったと男のハードトップ

セダンと言えば…その37 三菱 ギャランΣ ハードトップ  トップを知ったと男のハードトップセダンと言えば…今回は三菱ギャランΣ(シグマ)ハードトップである。トヨタや日産のアッパーミドルセダン(ハイソ・カー)全盛時にデビューした、ミツビシのスタイリッシュセダンである。
私の中でのこの車のイメージはホワイト全盛期でありながらあえて濃紺のハードトップでトヨタのX70系とはまた違った魅力のある車のイメージがある。スタイリッシュの外観とはイメージさせない、稀有な高出力の2000㏄でありながら200PS の出力を持つ車であった。
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この車全盛期の頃はまだ自分も免許をようやくとれるかどうかの年齢だったこともあって歩行者視点のイメージが強いが、それでも周囲の車からすれば目立った車の一つであった。フロントラインプは当時としては流行のスクエアなヘッドライトを持ちリアのコンビネーションランプも普通のランプに格子を入れる凝ったものだった。
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もし当時今のような車について関心があればこの200PSについてかなり情報を集めていたはずだが、その頃は関心もなかったこともあってエクステリアだけでの魅力を感じていた。
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ネットでは
このエンジン、SOHC12バルブ・インタークーラーターボから当時としては驚くべき最高出力200ps/最大トルク28.5㎏mを絞り出した。FWDとしては画期的な速さを誇り、私も雑誌の加速テストでこれに乗ったとき、加速時にフロント荷重が少なくなるFWDの癖を見越し、アクセル・コントロールを使い分け、良いタイムを出そうと心掛けていたのが懐かしい。当時、雑誌テストで賑わっていた谷田部の自動車試験場、「JARI」でのひとコマである。
フロントヘビーでアンダーステアが強かったため、サーキットのようなコースでは限界があったものの、直線はとにかく速かった。のちに、2.0リッターV型6気筒エンジン搭載モデルもラインアップにくわえられたが(のちに3.0リッターV型6気筒エンジン搭載モデルも登場)フロントヘビーのハンドリングには終始苦労させられた。

と日下部 保雄氏が述べている。
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そしてこのエンジンはその後WRCで活躍するギャランにその意志を引き継がれていくわけだ。
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さて、このギャランΣにはもう一つサッシュドアを持つセダンもあった。この当時セダンと言えば、ハードトップよりエクステリアが今一つものが多かったのだが、このギャランΣはセダンもスタイリッシュでタクシーにも採用されていた。サッシュドアでありながらこのエクステリアはかっこよく思えたものだった。Aピラーの傾きからエンドピラーまで傾きは他のサッシュドアのセダンにはないものだったと思う。一度は乗ってみたいセダンだった。

Posted at 2023/06/18 10:30:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2023年06月13日 イイね!

ドライバーの傾向 その11

ドライバーの傾向 その11先日、信号機のない交差点でのこと。
私の進行方向は注意して進行する道路、左右は一時停止をする道路だった。
私は、この交差点で右折のウィンカーを上げながらに差し掛かろうとするときに左右には車が来ていた。右側から軽自動車のラパン。左側から、白のボクシー。そしてこの白いボクシーは発進しようと車が少し動いていたように思えた。

順番からすれば、この左右の車が先であると踏んだ私はゆっくり停止。左右の車が進みのを待つことにした。ところが…両サイドの車は、動かない。そしてボクシーのドライバーはどうぞと腕が動く。左のラパンも停止したまま。このまま譲り合いになるのは帰ってよくないので、右折を完了させた。

信号のない交差点ほど、交通事故が少ないという。互いにドライバーが意識しあい、譲り合いをするからだと聞いたことがある。譲り合いが長くなるとまた良くないのでタイミングを見るのが難しいところがあるが、やはり心地よく運転するきっかけにもなる。
昨今は、この譲り合いの間、相手を待つタイミングを取るのが難しいことが多い。それだけ、昨今はドライバー同士が譲り合うことが少なくなっている気がするのは私だけだろうか。

一般道路でも高速道路でも、無理やり車線変更をするドライバーや煽り運転をするドライバーが多い中、心がほっこりする出来事であった。

ちなみにラパンのドライバーは光の反射でわからなかったが、白のボクシーのドライバーは、女性。それも髪の毛がセミロング…なんとなく、昔のアイドルのような感じがしたのは私の思い込み?記憶の刷り込み? 美しく思えた(笑)
Posted at 2023/06/13 21:10:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | モラル | クルマ
2023年06月11日 イイね!

EVシフトは鈍ったのか‥‥

EVシフトは鈍ったのか‥‥EUでの「FIT for 55: zero CO2 emission for new cars and vans in 2035」と言われる内燃機関の販売停止の法案がドイツ他の国々の反対からe-fuelを認めるという形に終わったニュースを皮切りに、どうもEVのニュースは見るけど、いくらか以前ほどではなくなったような気がする。
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4月初めには、日本の自動車工業会が2050年カーボンニュートラル達成に向け各国自動車工業会と方向性を再確認したことを発表した。
その中で

世界中の自動車メーカーにとって、道路交通の脱炭素化は共通の目標であり、その実現に向けた取り組みが行われています。しかしながら、OICAのフレームワークが強調するように、すべての国にとって2050年までのカーボンニュートラルに向けた実用的で持続可能な道筋を提供するためには、多様、かつ技術にとらわれないアプローチによる柔軟性が必要です。そして、カーボンニュートラルを実現するには、新車だけでなく使用中の自動車からもCO2排出を削減する施策を追求しなければなりません。そのためには、ゼロエミッション車両(電気自動車(EV/BEV)および燃料電池車(FCV/FCEV)等)のように、直接排出されるCO2をゼロにする技術や、カーボンニュートラル燃料に代表されるCO2排出をオフセットするエネルギーを用いる内燃機関車両等、さまざまな技術を進歩させることが重要です。

とある。(下線は私)
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つまり電気自動車だけではなく、内燃機関も含め、2050年に向けてカーボンニュートラルを目指すことを再確認したというわけである。
それもそれに参加した自動車工業会の国々が日本の他に、欧州自動車工業会(ACEA)、イタリア自動車工業会(ANFIA)、米国自動車工業会(Auto Innovators)、カナダ自動車工業会(CVMA)、カナダ国際自動車製造者協会(GAC)、フランス自動車工業会(PFA)、英国自動車工業会(SMMT)、ドイツ自動車工業会(VDA)が名を連ねている。ほぼ世界の中で中国と韓国を除く主要自動車メーカーのある生産国なのである。

もちろん欧州の中には2035年以降EVしか作らない宣言したメーカーもあるわけが、この工業会の動きには意味がある気がする。つまりEVを作ろうとすると必ず電池の材料が中国メーカーと関係することになってしまう。その結果、中国の国策に生産が影響を受けやすくなってしまうことから、脱中国ということも考えているのではないかという気がする。

また、ご存知の通り広島サミットでも、EVだけではなく、内燃機関も含め、二酸化炭素の削減を目指す方向で会議が終了した。

現在の経済界は中国を抜きには考えられなくなっていて自動車メーカーの株主にも中国企業が入り込んでいる場合もある。またその他の環境に関心のある株主のことを考えると企業経営もそれらの影響を受けるのは必至である。
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この最近のEVシフトは私には中国が仕掛けたものと思い始めている。というのも日本の経済発展が自動車が大きな役割をしてきたことをすぐ近くで見てきた中国が電気自動車という自国の資源(電池の原材料)と生産力(労働人口)をもってさらなる影響力を高めようとしているのではないかという気がするからだ。

そして欧州を中心に今後は、従来の自動車メーカーとEVでのし上ろうとする新興メーカーとさらには経済発展でさらなる拡大を目指す中国との三つ巴の戦いの構図とも見えるだけに今後は何が正しいのか、私たちは冷静に見なければならない気がする。
Posted at 2023/06/11 08:11:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ
2023年06月04日 イイね!

いまさらだが…なんでマイルドハイブリッドだったのか

いまさらだが…なんでマイルドハイブリッドだったのか先日、カーグラフィックTVの「BMW/ベンツ/マツダ 最新ハッチバック対決」の回を見返していた。それまでMAZDA3とAクラスとBMWの1シリーズを比較なんて馬鹿げていると思っていた。高級車クラスよりむしろゴルフと比較するほうがまともだと思っていた。
以前、初代アクセラがデビューした時もゴルフをターゲットにしていたからだ。したがってMAZDA3の所属するCセグメントはゴルフやプジョー308やルノーメガーヌ、アウディA3といった車だと思った。
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当然それらの欧州車にクラスでは同じでもエンジンがなあと思っていたのだが、ふと思った。MAZDA3はなんでデビューのときにカローラスポーツのようにハイブリッドにしなかったのだろうと。あるいは2.2XDでもよかったはずだ。
 もちろん開発当時にはウクライナ紛争もEVシフトもこの半導体不足も予想をしていなかったとは思うが、それならなぜハイブリッドを検討しなかったのか…。
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ここからは想像だが、国内ではCセグメントではトヨタとホンダは確実にハイブリッドを投入してくるはずと予想をしていたはずだ。もし、マツダが電動化ということが念頭にあったらストロングハイブリッドを開発していたはずである。
しかし、あの当時、マツダの中では電動化よりもCO²排出量を減らすことがまず一番の開発目標だったはずだ。そして予想通り、欧州車は軒並み、ダウンサイジングターボや気筒数を減らすことでこのCO²対策に挑んできた。
マツダにとって欧州の販売は生命線の一つである。

EUの2021年の燃費規制は、wikiによれば
「欧州で販売するメーカー平均で走行1キロメートルあたりの二酸化炭素(CO2)排出量を95グラム以下に抑える必要がある。三井物産戦略研究所によると、ガソリン車の燃費に直すと1リットルあたり24.4キロメートルとなる。1グラム超過するごとに販売1台あたり95ユーロの罰金を払わなければならない。2030年までに2021年目標比で、CO2排出量を新車の乗用車は37.5%、新車の小型商用車では31%削減することも決定している。
とある。このような罰金から逃れるために、欧州車はダウンサイジングターボを採用したわけだが、マツダ(人見光男氏)は適度な排気量(ライトサイジング)の方が燃費が良いと考えた。

そして欧州の場合エンジンに負荷がかかるときにアシストをするマイルドハイブリッドによって採用することでライバルと燃費は上回り燃費規制の罰金を減らすことができると考えたのではないか?
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現実にベースグレードと思われるAクラス、1シリーズ、308などには実燃費は上回るようだ。(e燃費調べ)
しかし、欧州車は予想より早くEVへ舵を切った。また、主要国家や団体がカーボンニュートラルへ政策を打ちだした。
結果、マツダは電動化に後れを取ったと考える。
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さて、MAZDA3には既にガソリンエンジンにおいては販売中のものには燃費は欧州車のCセグメントには同等以上ものがある。しかし、国内ではハイブリッド勢には太刀打ちできない。ましてやこのEVシフトに向けて着実に他社はニューモデルを投入しつつある。インプレッサ、シビック…マツダ3には後はストロングハイブリッドがあれば対抗できるはずである。はたして投入はあるのか…。
Posted at 2023/06/04 22:30:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | mazda3 | クルマ

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「@えみゅ~ さん 最近の車は電力を使うことが多いのでバッテリーあがりは多いらしいです。」
何シテル?   04/27 11:16
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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