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2023年04月30日 イイね!

セダンと言えば…その34 センティア/MS-9 3ナンバーのFRプレステージセダン

セダンと言えば…その34 センティア/MS-9 3ナンバーのFRプレステージセダンセダンと言えば…今回はバブル期にデビューしたマツダセンティア/アニフィニMS-9である。マツダのルーチェというフラッグシップモデルの正当な後継車として開発されたEセグメントセダンであった。
初代は全長 4,925 mm 全幅 1,795 mm 全高 1,380 mmで当時、同時期にデビューしたトヨタのセルシオやインフィニティQ45と同等の全長、全幅ながら車高は低く、他のセダンと比べてもワイド&ローに思えるエクステリアであった。また、周囲がエクステリアもライトの形までもスクエアなセダンが多いなか、この尻下がりルックでありながら、伸びやかなデザインは他のメーカーにないものであった。

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ボディカラーも、欧州のそれも英国を意識したか深いグリーンや紫のカラーがイメージカラーだったように思う。CMでもイギリスのパーソナルセダンをイメージするような作りだった。

エンジンはV型6気筒で、当時はマツダや三菱もV型6気筒エンジンの開発が進み、直列の4気筒や6気筒とは違い振動が少ないV型にすることで高級車のアイテムとして採用されることが多かった。また車速感応型4WSを選択すると最小回転半径も4.9mになったという。(ちなみに後期の非装着車は5.9m)

エンジンはJ5-DE型2.5LとJE-ZE型3.0LのV6が搭載され、トランスミッションには4速AT。車速感応型4WSは全車に標準装備され、トップグレードである3.0 エクスクルーシブには上記の「ソーラーサンルーフ」のほか、本革シートや300Wの出力を誇った6連奏CDオートチェンジャー付ステレオ、ステアリング連動式フォグランプが標準装備された。
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しかし、このエクステリアが起因したのか、トヨタのセダン群、セルシオやクラウン、マークⅡBROTHERには太刀打ちができなかった。
運悪く、バブル崩壊による5チャンネル販売からの撤退、北米での高級車市場の飽和状態からのアマティ計画のキャンセルなど、マツダ本社を揺るがせるような環境から初代は1995年に販売が終了する。
しかし、このワイド&ローのエクステリアは中古車市場において一部の若者の心に火をつけ、極端に車高を下げて、社外のエアロを纏い、VIPカーと言われる高級車を中心にした流行の中で再び注目を浴びた様である。

エクステリアは斬新で部の間では同車をユーノス・コスモのサルーンバージョンとも言われた。また海外の自動車デザイナーからも非常に高い評価を受けており、当時ルノーのデザイン部門を率いていたパトリック・ルケマンは東京モーターショーに来場した際にこの車に触れ、「マツダのデザインは独創的だが、特にこの車はとても美しい」と誉めたという。(ウィキより抜粋)
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現在のマツダはデザインで注目を浴びているのだが、既にこの時にもマツダのデザイナーは他車をしのぐデザイン力があったという表れでもある。反面、市場では保守的なデザインを好む層からすれば、その時代には「早すぎた」ともいえる。

Posted at 2023/04/30 10:13:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | セダン | 日記
2023年04月16日 イイね!

改良後のマツダ2に遭遇

改良後のマツダ2に遭遇所用で訪ねたディーラーに商品改良後のマツダ2がきていた。
グリルレスになることでかなりの賛否両論のデザインだが、今日見ることができたモデルは、思ったよりオーソドックスなものだった。


今回のグリルレスデザインは、ボディカラーを選ぶと同色になるのが基本だが、インテリアのインパネの色をブラックで選択すると、
ジェットブラックマイカ(当然か)、
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エアログレーメタリック(新色)、
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ソニックシルバーメタリック、
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マシングレープレミアムメタリック、
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に限定されグリルはブラックになるのだ。
また、インパネをグロスライトブルーを選択してボディカラーをセラミックメタリックをチョイスするとグリルは黒くなる。
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また、ディープクリスタルブルーマイカをチョイスするとブラックかボディ同色のグリルを選択することができる。
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したがって私のようにグリルレスに違和感を感じる購買層にもちゃんと対応をしているのだ。つまり、男性が選びそうな暗めのボディカラーはグリルは黒くなるという気がする。
今回ディーラーに展示されていたのは、エアログレーメタリックであった。
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ルーフはホワイトフィルムが装備され、カーボン調のような細かい柄が見え、肌触りもつるつるとしておらず、見た通りのぼつぼつ感になってていた。しかし、雨模様の天気だったこともあったかもしれないが、ボディに同化された感じで違和感を感じることはなかった。
ルーフのフィルムは雨を弾くようでボディと同様なメンテで済みそうである。

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インテリアについてはそれまでのモデルと同様で、目立った改良は無いようである。
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ただ、私の世代はホイールはアルミホイールでホイールカバーにはあまり好感を持たない世代には、この設定は引っかかる。
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しかし、軽自動車に多くの購買層が流れていく中、1.5ℓで街乗りから遠出にも対応ができ、疲労感の少ないマツダ2の価格を抑えるという視点からみれば、このホイールの設定はやむを得ないのかもしれない。どうしても気になる場合は、アルミホイールをアフターマーケットで購入すればよいのだ。
グリルのワンポイントも面白い。
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拘りのあるクルマ好きなら迷わず、赤に交換か塗装すればいい。
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デビューからはや9年(2014年デビュー)。飛び道具はディーゼルぐらいでしかなく、既に他のモデルからすれば、メカニズム的には魅力をそう感じないが、「車」としては十分すぎるほどの装備と乗り心地と安定感のある運転のしやすい車である。
価格的に近い軽自動車に比べれば、室内の広さや荷室の汎用性、税金面では不利かもしれないが、滅多に使わないような大きな荷物の移動とかフル乗車で長距離を乗ることがなければ、室内の広さは十分なものがある。言い換えれば、使い方を欲張らなければかなり魅力的と言える。
長距離を乗らないのにハイブリッド、荷室に自転車を積まないのにハイル―フの軽自動車、広い室内に一人でしか通勤しないという考えを断捨離すれば、このマツダ2はコスパは高いのではないだろうか。
Posted at 2023/04/16 08:46:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | mazda2 | 日記
2023年04月09日 イイね!

EVシフト 雑感

EVシフト 雑感この記事は「EU「2035年から内燃エンジンの新車販売を廃止」は、ドイツ人の67%が反対だった」と「はたして内燃機関は勝ったのか? EUが承認した「eフューエル」は予想以上にクセモノだった!?」について書かれています。

先日の欧州議会でのドイツの反対とe-fuelの認可はあちこちのサイトでも様々な反応があるようだ。これで内燃機関が継続できるという記事もあれば、e-fuelのコストの課題を挙げてe-fuelが普及しないということを述べる記事もある。

私が思うのは、EVについても内燃機関でも両方の車の二酸化炭素排出量の低減できるのであれば、越したことはないというのが今の考えだ。
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ドイツ国内にしても、他の国々についても環境の悪化は異常気象と絡んで深刻な災害を引き起こしているのは事実だ。

あちこちで二酸化炭素の排出の一番多いのは何かと調べると発電所などのエネルギー部門というものが多く、全体の40%ぐらいである。次は製造業や建設業というところもあれば、輸送部門というところもある。製造業や建設業つまり、工場などによる排出は昨今の二酸化炭素の排出する量を抑えてきているためか、25%ぐらいだったのが新しいデータになると17%ぐらいになり、反対に輸送部門が20%ぐらいになっている。(出展JCCCA)


また、排出量が多い国となると中国が第1位で約30%、第2位がアメリカで約15%ぐらい、第3位がインドで約6~7%、次いでロシア(約5%)そして日本が第5位約3%である。また一人当たりの二酸化炭素排出量となると第1位はアメリカで14.5%、第2位はなんと韓国になり11.3%になるという。

これらのことから、このデーターだけから考えれば、電気に頼るということは現状では日本は逆に二酸化炭素を増加させることになるので、クリーンエネルギー?たる原発に頼りたいという意見が出てもおかしくはない。

風力発電や太陽光発電は、気象任せもあって安定性に欠けるし、水力発電はダムを建設したあと、土砂を取り除く作業や台風時や大雨の際の水量の調整が難しいことから今後建設はあまり推進できない気がする。したがって欧州のようなペースでのEVの普及には無理を感じるのである。
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また、中国のEV政策は、世界的な自動車産業でのリーダーシップを目指しているのと、自国の急激な産業構造の変化による大気汚染などの解決策として普及させていると聞いている。ところが、火力発電が主流であることから、EVの生産に当たって二酸化炭素が排出してしまうことになるわけだ。
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現在世界の自動車産業は20世紀末のアメリカBIG3の時代から、経済的に発展した中国やインドの親会社が欧州のメーカーの株主になっている。そう考えると中国やインドが自国の企業の利益を優先するがゆえにEVを政策を動かしているという取られ方もできるかもしれない。また、中国の国内にはレアメタルといわれるリチウム、コバルト、グラファイトの加工・精製能力が高く、欧州や北米企業は依存している。また、産業政策としてEVサプライチェーンの国内開発を目的として推進している。
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今まで私たちは、国内市場でのEV、あるいは欧州でのEVというものの見方をしてきているのだが、様々データーを見てくると簡単に論じることは難しい気がする。
ドイツが反対した理由には国内の雇用問題を危惧していて、それは他の反対を表明しているイタリアでも同じだという。また、インフラの整備されていない欧州の国々も反対をしているのに、なぜ、EV政策を急いだのか…。

単純なメーカー同士の競い合いだけではなく、その背景にある株主や国家の影も見えてくると、まだまだEVシフトは大きな動きがありそうな気がする。
Posted at 2023/04/09 23:02:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ
2023年04月02日 イイね!

帰ってきたウルトラマン

帰ってきたウルトラマン先日、団次郎さんが逝去された。それがきっかけではないが、動画サイトでは様々な動画が流れるようになった。私と同世代の方も同じようにそんな動画で昔を振り返られた方も多いだろう。

思えば、「帰ってきたウルトラマン」という作品は後々に影響を与える作品だったと思う。
たとえば、近年「宇宙戦艦ヤマト2199」ではコスモタイガーの出撃シーンのBGMはこの「帰ってきたウルトラマン」のオマージュともいえる。音楽に合わせて男性コーラスが「ワンダバ」というフレーズをうたうのだ。また、「機動警察パトレイバー」のOVAの中で「ワンダバ」というパトレイバーとウルトラマンと思しきヒーローとのコラボがあったと記憶している。これらは「帰ってきたウルトラマン」のMONSTER・ATTACK・TEAMことMATのテーマからの影響である。

また、それまでのウルトラマン、ウルトラセブンを初めて兄弟として繋げたのもこの作品である。それまで別作品のように取り扱われていたのだが、この作品以降、全てのウルトラマンが家族のように取り扱われていく(ウルトラマンレオ/アストラは別)。ウルトラセブンが登場し、最強怪獣ベムスター攻略のために「ウルトラブレスレッド」という万能武器を渡すのである。また、ナックル星人とブラックキングの話では初代ウルトラマンとウルトラセブンが登場し危機を救うのだ。

結局のこのストーリーをきっかけにウルトラマンのシリーズの中で他のウルトラマンが出演することができるようになったわけだ。
後にビールのCMでもこのウルトラ兄弟の関係づけたものがあった。

途中でマット隊長の交代劇というのも当時としては珍しいと思う。劇中では加藤 勝一郎隊長(塚本信夫氏)から伊吹 竜隊長(根上 淳氏)へ交代。体調のユニフォームも、他の隊員と区別するために一本ラインが入るというものだった。
たしか、ウルトラマンに変身するときも当初のコンセプトである「命が危険に見舞われたとき」ではなく、変身したいときに変身できるようになったと思う。

この帰ってきたウルトラマンは視聴率も非常に高く、ほとんど12%以上だったと聞く。あの「相棒」ですら13%を超えたのでヒットしたと言われるのに、帰ってきたウルトラマンは後半ではほとんど20%以上だったという。それだけに影響を受けた人も多いだろう。

当時のオープニングを聞くと好きだったんだなあと思う。現在の流行の曲は前奏が短いのだが、このオープニングでは歌が始まるまで前奏が結構引っ張る。ウルトラマンやマットアローの影絵もスピーディーなのとMAT隊員が一列に整列してから銃をもって構えるシーンには痺れたものだ。

時代とともに支持されるドラマは変わるものだが、多様化の時代に多くの支持を受ける作品作りは難しいと思う。昭和というテレビ全盛期の時代に作られた「ウルトラマン」シリーズは、今後はどのように発展していくのだろうか。

Posted at 2023/04/02 07:23:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | テレビ番組 | 音楽/映画/テレビ

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「@えみゅ~ さん 最近の車は電力を使うことが多いのでバッテリーあがりは多いらしいです。」
何シテル?   04/27 11:16
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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