
無限に広がる大宇宙。
静寂な光に満ちた世界。
死んでいく星もあれば、生まれてくる星もある。
そうだ宇宙は生きているのだ。我々の太陽を含む大銀河系もまた生命に満ち溢れているのだ。
しかし我々の地球は、今、その最期の終末の時を迎えようとしていた。
海は蒸発しつくし、地上の全生命は死滅した。
人類は僅かにその生存圏を地下に求めてほそぼそと生き延びているのだった。
その地球をあざ笑いながら冷酷に見ている目が宇宙にある。
わが銀河系を隔たること14万8000光年大マゼラン雲の太陽系三山。
その第8番惑星ガミラスこそ今、地球を滅亡に追いやろうとしている悪魔の星なのだ!
このナレーションで始まるアニメが約40年ぶりに帰ってくる。
そう…「宇宙戦艦ヤマト」である。
思えば当時小学生だった私は放映開始以来、下校中はこの主題歌の替え歌で
「さらば~日本よ~♪ 旅立つ船は~ 日本戦艦○○~」
(○○には、太平洋戦争中に就役していた戦艦名が入る…)
なんてよく歌っていたっけ…
それに
ナレーションはなぜか今でも頭に浮かんでくる。
時に西暦2199年、地球は今、最後の時を迎えようとしていた。
21世紀の始め以来、宇宙侵略を着々と進めてきた謎の宇宙艦隊は、ついに太陽系へその魔の手を伸ばし地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加え続けているのだ。
地球人は地下都市を築き、必死に生き延びていたが、地球防衛軍の懸命の努力にもかかわらず、謎の宇宙艦隊は圧倒的に強力であり、地球人の絶滅か奴隷か要求して情け容赦の無い攻撃を繰り返していた。
次第に戦力を失っていく地球防衛軍にとって最後の頼みは地球防衛艦隊であったが、強大な謎の宇宙艦隊の攻撃の前に、今や地球防衛艦隊は壊滅しようとしているのだ。
遊星爆弾による放射能の汚染は地球の表面はもとより地下をも着実に冒し始めていたのである。
もはや地球に健康な土地は無くなった。
人類は、ただその絶滅の時を待つだけだろうか。
明日への希望は無いのだろうか。
んーーーーーーーーーーーーーいい!
当時としてはそれまで主人公が一人で活躍するのが普通。それに武器を出すときは
「○○ビーム~」とか「○○パ~ン~チ~」
っていうのに
このヤマトの主人公は古代進だけど組織のイメージが強い。さらにセリフも専門的で
「総員配置につけ~!」「全艦 戦闘配備!」
「主砲発射準備、9時から9時5分へ自動追尾…」
「って~(撃て)」「発射~」
なんて当時としてはリアル~。痺れましたねえ…。
おまけにストーリーは太平洋戦争や第二次世界大戦を模しているし…
(ドメル艦隊との戦いはミッドウェー海戦らしい。デスラーはヒトラーだし…)
あ…右寄りではないですよ(―_―)!! マニアに近いかも…
そして私にとって最大の影響を受けたのはアニメって主題歌だけって思っていたのが、BGMがものすごく良かったこと。それまで特撮やアニメの主題歌のLPを購入していたのが、「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」なんて大人っぽいLPを購入。
それ以来土曜日の放課後?昼からこのLPの聞き入ることが多かったっけ…。
ご存知の方も多いけれども、「宇宙戦艦ヤマト2199」は一部の映画館やDVDで先行されていたわけだが…
やはりテレビで見れるのが嬉しい! 4月7日(日) 午後5時から放送だそうです。
はやく超大型ミサイルに対してショックカノン砲をぶっ放すところを見てみたい!!(―_―)!!
実写版よりもやはりこっちの方が私は好みです。
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Posted at
2013/03/27 01:05:40