以前TCRのレースにアクセラが出ないかなと思っていたことがあったんですが、そう思っている人も社内の中にいたようで、MAZDA3のTCRコンセプトカーが公開されました。

この「TCRとは、FIA(国際自動車連盟)のるツーリングカーレース車両の規定だ。従来のWTCC(世界ツーリングカー選手権)終了後はTCR規定のマシンがWTCR(世界ツーリングカーカップ)を戦っている。

今回マツダが発表したMazda3 TCRは、ハッチバック・モデルがベースだ。エクステリアデザインは、北米カリフォルニア・アーバインのマツダ・デザイン・アメリカが担当。レースカーの開発は、マツダMX-5グローバルカップカーの開発も担当したロングロード・レーシング(Long Road Racing)が行なう。」とのこと。

つまり私らの興奮したBTCCやJTCCの後継レースと言えます。
そして記事によると
「TCRの規定では、
ベース車はツーリングカーのFIAグループA規定に準じた車両で4ドア、または5ドアとなっている。駆動方式は前輪駆動である。

ボディサイズは、全長4200mm以上、全幅1950mm以下
最低重量はベースモデルのトランスミッションを搭載する場合は1230kg、レース用トランスミッションを使う場合は1265kg(ドライバー含む)となる。
Mazda3 TCRは、パドルシフトを使う6速シーケンシャルだと発表されているので、レース用トランスミッションということになるだろう。
エンジンはシングルターボ過給の4気筒ガソリンまたはディーゼルで排気量は1750cc〜2000cc。
最高出力350ps、最大トルク420Nmとなっている。

発表ではMazda3 TCRも最高出力が350ps。エンブレムを見ると「SKYACTIV-G」とあるので、2.0ℓ直4ガソリンエンジンをターボ過給したパワーユニットをフロントに横置きする。サンプ方式はレース車両らしくウェットサンプ式だ。
レギュレーションで、サスペンション形式はオリジナル車両から変えてはならないことになっている。したがってMazda3 TCRは、フロントはストラット、リヤはTBA(トーションビーム式)になる。
ブレーキは、フロントが最大6ポット、ローター径380mm、リヤが最大2ピストンで量産車のABSを使うことができる。」
とのことです。
何んとも期待高まるスペックではないですか?
BTCCの頃はクセドスが
JTCCではランティスが走っていましたが、どちらもあまり良い成績を収めることができませんでしたね。

北米でのデビューは2020年IMSA ミシュランPilotチャレンジ4時間耐久レースになるとのこと…。耐久というところがマツダらしいですが、やはりファンとしてはゴルフやシビック、ジュリエッタ、308やRS3と熾烈なトップ争いをしているシーンを見たいですね。しかし、結果を出すには2~3年はかかるかもですね。
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mazda3 | ニュース
Posted at
2019/10/02 21:37:30