先月は動画やネットニュースでSKYACTIV-Xの搭載モデルのインプレッションの記事が目立った。
私も公道での普通の試乗をしたが、特にインパクトがある感じがなく、もう一つスパイスの不足を感じたのだが…。
今月発売された、カーグラフィック3月号では「MAZDA3 FastbackSKYACTIV-X」の実力テストと称して加速の計測結果が紹介されている。
そして記事では
「0-400mは16.1秒、0-1000mは29.2秒を記録した。本誌巻末のテストデータを確認するとマツダ3の先代にあたるアクセラのトップモデルであった2.2ℓ直4ディーゼルターボに近く、わずかにスカイアクティブXが上回る数値である。マツダ3ではディーゼルが排気量の小さい1.8ℓ直4ターボに代わり、ややスペックがが物足りないという声もあるという。そうした、速さを求めるユーザーにはスカイアクティブXを勧めたい。」 カーグラフィック 2020年3月号 52ページより
そこで段ボールの箱からドライバー誌で2016年12月号での特集記事「フルテスト 3連発!最旬・最強モデルタイトルマッチ ③[Cセグ・ディーゼル、頂上決戦!]のデータを比較することにした。

AT・MTや排気量の違いなども考慮しないといけないのだが、意外にSKYACTIV-Xはほどほどスポーツモデルといっていいような加速をしているのだ。
確かにカーグラフィック誌では明らかに数値が良い結果になっている。
このデータを見ても2.2XDと遜色のない数値になっている。
これらのデータからしてもSKYACTIV-XはアクセラXDに匹敵するような車であるともいえるのではないだろうか。
今後ドライバー誌の「d's総研」でも同様のテストが行われるはずだろうからさらにSKYACTIV-Xの実力が露わにされることだと思う。
ただ、課題になるのは価格になってくる。もし、このエンジンの生産のコストが見直され、あらゆるモデルに搭載されたり、改良され、軽量化されたり、出力の向上が行われると決してマツダファンを裏切ることのない車になるのではないだろうか?
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mazda3 | クルマ
Posted at
2020/02/09 09:07:47