2022年11月27日
2度目のマイルドハイブリッド試乗 そして今後は…
先日、e-SKYACTIV-G搭載のMAZDA3に試乗できたが、あの時、どうしても前走車が遅く、またいつもコースの違いもあって足回りの感触もあまり比較ができなかった。そこでディーラーへ用事があったついでに再度試乗を申し込んだ。
まず、加速だが、MX-30と同じエンジンであるが、今回おもったのは、非常に軽く回るという印象だった。力強いトルクを欲しいと思うとすぐに3000rpmまで回せば、スムーズに加速していくのだ。
前回はマツコネの画面に電力のシステムを表示していて担当者さんとモーターアシストがどんな場面で行われているかを注視していたのだが、加速時にこのシステムの表示にアシストの表示されることはない。またどの場合でも加速時ににモーターがアシストするということのようだ。そのため、軽くエンジンが回るという印象になったというわけだ。

つぎに足回り。前回は起伏の大きなところがあり、そのため、足回りが凸凹とを拾ってしまうと思っただのが、今回いつものコースで走行しての比較だがその心配は一掃された。マツダ車ならではの足回りの硬さであった。ただ、評論家がのべているような、街乗りではよいが、山岳道ではあまりよくないというような評価はできなかった。
追記 参考動画(12/2)
さて、プリウス、シビックもモデルチェンジをした。また、インプレッサも北米市場での新型が公開された。エクステリア、エンジン、装備も一新されたこれらのモデルにMAZDA3はどう立ち向かっていくのだろうか。

先日の2030年までの経営方針からMAZDA3のモデルチェンジの話はなかった。2024年までは電動化時代に向けた開発強化というものだった。ということはFFの新たなプラットホームは投入しない、つまりMAZDA3はそのままということになる。では、2030年までこのままモデルチェンジを行わないというのはあまりにも無理がある。となると今後はエンジンの変更を中心にしたビッグチェンジをしていくのではないかと考える。つまり、マルチ電動化技術で開発してきた、シリーズハイブリッド、レンジエクステンダー、プラグインハイブリッドを搭載していくのではないだろうか。

なぜ、MAZDA3が欧州では投入していたe-SKYACTIV-Gを国内では投入しなかったのだろうか。個人的推測だが、本社としては国内でのハイブリッド車の売れ行きから考えて、欧州と同じ仕様を国内投入しても必ず長続きはしないと踏んだのではないだろうか。まず、エクステリアとe-SKYACTIV-X、ディーゼルで商品性としての魅力を維持しながら、売れ行きが落ちてきたところでe-SKYACTIV-Gを投入したのではないだろうか。そして、今後はエンジンについてはマルチ電動化の技術からレンジエクステンダーやシリーズハイブリッド、プラグインハイブリッドを投入してくるのではないだろうか。もちろん全て3つも投入はないかもしれないが、あと6年間の間、もちろん、安全装備や運転支援システムなども盛り込んでいきながら、MAZDA3をこのまま延命するような気がする。MAZDA車は後期になればなるほどいい車になると言われているが、エンジンの換装、装備など常に新しい技術を現行モデルに投入していくのではないだろうか。
あまりにも突拍子もない予想だが、MAZDA2やMAZDA6を見ているとそんな気がしてくるのだが…。
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Posted at
2022/11/27 02:02:13
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