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2023年02月12日

MAZDA3とカローラとプリウスを試乗して思う。

MAZDA3とカローラとプリウスを試乗して思う。 プリウスは私にとって非現実的な価格になったため、カローラスポーツの方がより現実に近いと思った。そこで試乗をさせてもらうことにした。しかし、実際にはカローラセダンしかそのディーラーにはなく、セダンの1.8ℓハイブリッドの試乗をすることができた。
カローラシリーズは昨年10月にマイナーチェンジを行いセダンはガソリン車が1.5ℓ、スポーツは2ℓとなった。

さて、1.8ℓのハイブリッドだが、プリウスの試乗後であるので共通する部分では無音でこの上なく上質であることだ。足回りは万人受けするであろうソフト感である。かといって決して柔ではない。カローラのプリウスより私に合っていると思った点はより車らしいということである。その一つが操作系とメーターである。
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プリウスのステアリングのボタンは様々な機能が集中しているのだが、覚えるまではステアリングを見ながらということになりそうだ。これはカローラも同様ではあるが、デザイン上は分かりやすい気がする。
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またメーターについても車然としているメーターはステアリングの邪魔にならず、視認性が良い。これはシフトについても同じで昔ながらというか伝統的な方法で操作したところに移動してどこにギアが入っているかというのが分かりやすいのがカローラである。
スペックはもちろん今回の新型プリウスの方が優れているのだが、燃費はというとカローラの1.8ℓハイブリッドの方が良いし、車の価格もプリウスよりも安価である。
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ではMAZDA3はどうか。
運転席に座ってインテリアで比較する。Aピラーは寝ているが、そこまで気にならないのはプリウスとカローラと同様である。しかし、決定的に違うのはドアミラーの位置である。MAZDA3はドアミラーがかなり手前に設置されているので自分には見やすいと思った。
また、メーターについても様々な情報が結構多く表示されるトヨタ車に比べ、従来の自動車のメーターに忠実なMAZDA3の方が分かりやすいと思った。
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走行性についてはどの人にも勧められるのはトヨタのプリウスやカローラだと思う。MAZDA3の独特のしっとりとした乗り心地はよいが、凹凸を拾うこともままあるので、これは好みではないかと思う。加速については確かにハイブリッドがいいかもしれないが、MAZDA3もそこまで力不足を感じることはなかった。もちろんシグナルグランプリをするようなドライバーにはトヨタのハイブリッドが良いかもしれない。

Cセグメントという群雄割拠の市場の中でベストワンを選ぶのは難しい。その中でプリウスは性能は素晴らしいが、高価格である。カローラは若干価格は抑えられる。MAZDA3はこれら2車と完全に比較は難しいがこの2車にない魅力がある。性能や燃費については既にMAZDA3にはアドバンテージはほぼない。したがってカタログを見る限りは、プリウスやカローラに軍配があがるとみていい。

しかし、スタイリングとインテリアの魅力はプリウスとカローラにない色気がある。また、運転をする楽しみにもトヨタ車にないフィーリングがある。
その昔、シルビア、セリカ、カペラC²、プレリュードといった車は2ドアクーペであることやセダンと違うスタイリングからスぺシャリィティーカーと呼ばれた。

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このMAZDA3の開発主査の別府耕太氏は「車で行こう(tvk)」の中でこの車をスペシャリティーカーとして開発をしたことを述べている。このことから、性能重視ではなく、オーナーがこの車を所有すること、乗ることを誇らしく思い、愛着を持てるような車を目指したわけだ。
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奇遇にもプリウスは従来の燃費重視のハイブリッドカーから「愛車」と呼ばれるような愛着を持てる車へと変貌した。かつて自動車評論家の徳大寺有恒氏はセダン全盛時代に自動車はセダンの時代はいずれ終わり5ドアハッチバックの時代がやってくることを予見していた。そしてそれを裏付けるようにRVブーム、ステーションワゴンブーム、ミニバンブーム、そしてSUVブームと軽自動車の時代がやってきた。不思議にも全て2ボックスの5ドアハッチバックの時代になった。
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しかし、本流の5ドアハッチバックはスペシャリティーカーに移行してくのではないかという気がする。実用性重視の箱が2つではなく、後部座席をある程度割り切り、室内は狭く、無駄にも見える傾斜や車高の低さが魅力に映る時代になりつつあるのではないだろうか。
ブログ一覧 | mazda3 | 日記
Posted at 2023/02/14 22:44:18

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