所用で訪ねたディーラーに商品改良後のマツダ2がきていた。
グリルレスになることでかなりの賛否両論のデザインだが、今日見ることができたモデルは、思ったよりオーソドックスなものだった。
今回のグリルレスデザインは、ボディカラーを選ぶと同色になるのが基本だが、インテリアのインパネの色をブラックで選択すると、
ジェットブラックマイカ(当然か)、

エアログレーメタリック(新色)、
ソニックシルバーメタリック、マシングレープレミアムメタリック、
に限定されグリルはブラックになるのだ。
また、インパネをグロスライトブルーを選択してボディカラーをセラミックメタリックをチョイスするとグリルは黒くなる。

また、ディープクリスタルブルーマイカをチョイスするとブラックかボディ同色のグリルを選択することができる。
したがって私のようにグリルレスに違和感を感じる購買層にもちゃんと対応をしているのだ。つまり、男性が選びそうな暗めのボディカラーはグリルは黒くなるという気がする。
今回ディーラーに展示されていたのは、エアログレーメタリックであった。

ルーフはホワイトフィルムが装備され、カーボン調のような細かい柄が見え、肌触りもつるつるとしておらず、見た通りのぼつぼつ感になってていた。しかし、雨模様の天気だったこともあったかもしれないが、ボディに同化された感じで違和感を感じることはなかった。
ルーフのフィルムは雨を弾くようでボディと同様なメンテで済みそうである。

インテリアについてはそれまでのモデルと同様で、目立った改良は無いようである。
ただ、私の世代はホイールはアルミホイールでホイールカバーにはあまり好感を持たない世代には、この設定は引っかかる。
しかし、軽自動車に多くの購買層が流れていく中、1.5ℓで街乗りから遠出にも対応ができ、疲労感の少ないマツダ2の価格を抑えるという視点からみれば、このホイールの設定はやむを得ないのかもしれない。どうしても気になる場合は、アルミホイールをアフターマーケットで購入すればよいのだ。
グリルのワンポイントも面白い。

拘りのあるクルマ好きなら迷わず、赤に交換か塗装すればいい。デビューからはや9年(2014年デビュー)。飛び道具はディーゼルぐらいでしかなく、既に他のモデルからすれば、メカニズム的には魅力をそう感じないが、「車」としては十分すぎるほどの装備と乗り心地と安定感のある運転のしやすい車である。
価格的に近い軽自動車に比べれば、室内の広さや荷室の汎用性、税金面では不利かもしれないが、滅多に使わないような大きな荷物の移動とかフル乗車で長距離を乗ることがなければ、室内の広さは十分なものがある。言い換えれば、使い方を欲張らなければかなり魅力的と言える。
長距離を乗らないのにハイブリッド、荷室に自転車を積まないのにハイル―フの軽自動車、広い室内に一人でしか通勤しないという考えを断捨離すれば、このマツダ2はコスパは高いのではないだろうか。
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mazda2 | 日記
Posted at
2023/04/16 08:46:11