• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2024年06月16日

セダンと言えば…その44 XVL改め V35スカイライン  追記あり

セダンと言えば…その44 XVL改め V35スカイライン  追記あり セダンと言えば…今回はその歴史に至っては異端児と言えるV35スカイラインである。日本では、それまでのスカイラインから明らかに違うところに位置し、直列6気筒から離れ、V6気筒エンジンを搭載し、デザインはポルシェに協力をしてもらったという思い切ったセダンであった。

主査は、水野和敏氏。その理論からスカイラインの本来の考え方に立ち戻って開発されたことをテレビ番組でも公にしている。
alt
ウィキペディアによると以下コピペ

開発当初このモデルはスカイラインとしてではなく、インフィニティブランド向けの完全な新規モデルとして、日産のFR車のパッケージングを革新する布石となる世界に通用する高級セダンを目指して開発された。R32型の成功以降のスカイラインの右肩下がりの販売台数と日産の経営状況の悪化のためにR34型の後継車の開発の凍結が決まっていたが、1999年の東京モーターショーにXVLを出品した際、好評を博し、またXVLのコンセプトがスカイラインの根源的なそれと重複する部分も多かったためにXVLが次期型スカイラインとなることが決定された。
alt

V35型以前のスカイラインはそれまでのスカイラインの固定観念にとらわれ、プラットフォームを大幅に変更することさえままならず、スカイラインが9代目R33型であった際に次期型でプラットフォームを大幅に変更することが計画されていた。また、R34の開発主管だった渡邉衡三も実際に、R34開発当時、水野和敏車両計画課課長の提案は魅力的で、実際に試作車にも乗り、V35のパッケージを採用したいという意を強くした。しかし、ATTESA E-TSとV型エンジンの組み合わせがシーマ用のVHエンジンしか存在しなかった事で開発期間が延びる事やVQエンジンを製造するいわき工場が月産2万機の1ラインだけでフル稼働中だったことから第2ライン新設の莫大な費用問題などから実現には至らず、次期型のR34型はR33型からのキープコンセプトとなり、その1世代後のV35型にモデルチェンジするにあたってようやく新たなパッケージングを採用し、大幅な改変を行うことに成功したという


グループCの考え方からフロントミッドシップパッケージや、そのインテリアの細かいところまでドライバーを中心に据えながらデビューしたこの車は、北米ではかなりの高く評価されたのに対して、スカイラインという特別な歴史とファンを持つ日本では、ルノー傘下に入った日産の経営時期と相まって批判も多かった。

しかし、ステアリングとメーターが一緒にドライバーに合わせてセッティングできたり、セダンでありながら後部座席はリクライニング機能を持たせたり、リアのブレーキランプはLEDを採用したりと商品性としては高かった。
alt
スカイラインが普通のセダンではないという以前からの商品性と、スカイラインの伝統と言われる丸形テールランプなどなどの歴史が帰って邪魔になって、新鮮な商品の本来の良さを市場が見いだせなかった悲運のセダンともいえる。
alt
以前はよく警察24時にて覆面の機捜のパトカーで活躍しているところをよく見かけていた。特に神奈川県警のトヨタの直列6気筒のセダンとのオオトリ物は、動画サイトでも見ることができる。
今でも車庫にニッサン車が2台並んでいるところにセカンドカーはノートでもう1台は、この古めのV35スカイラインを手放さずにおいているところを見かけるところがある。乗らないファンには人気がないが、実際に購入したオーナーにはやはりスカイラインだったと言える車だったかもしれない。
ブログ一覧 | セダン | クルマ
Posted at 2024/06/16 09:25:15

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

関連記事

新型スカイライン開発中
青い血さん

R35型「GT-R」販売終了へ
ディーゼルオート店さん

日産車フェア~in座間~(ぱーとつ ...
フリームファクシさん

次期型スカイラインに思う事…
スカG愛好家さん

プリンス&スカイライン ミュージアム
minminpapaさん

2006年の日産のセダン
石狩港302さん

この記事へのコメント

2024年8月11日 20:10
コメント失礼します。

私は昔V35セダン後期型に乗っていました。フロントミッドシップによる重量配分の良さ、フロントゼロリフト達成や空気抵抗の少なさによる安定感は当時感動的でした。乗れば良さが分かる車でしたが、この車がスカイラインであるか否かという議論にのみ終始し、良さにまで言及されることが少なかったことが残念です。
コメントへの返答
2024年8月12日 7:33
コメントありがとうございます。

オーナーだった方だからこそわかるインプレですね。
水野さんが関わったこだわりのある車だったにもかかわらず、斜陽になっていた日産の顧客がそれだけ年齢が高くなってしまったというのも一つの要因かと思います。
新しいことを受け入れられくなったことがスカイラインの寿命を速めた・・・。
ある意味セダンというのが保守的になってしまった、セダンの終わりという一つの指標だったかもしれませんね。

プロフィール

「@Dakuto さん 豪勢な料理!どなたか偉い方と懐石ですか?^^;」
何シテル?   08/22 13:44
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10 111213141516
1718 1920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

1984.1.22 1984新田原基地航空祭(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/25 22:12:25
アカデミー 1/72 F-22 ラプター 製作記 (Academy 1/72 F-22 Raptor building report)  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/07 15:03:29
WHAT DO YOU DRIVE? 
カテゴリ:マツダ関連サイト
2011/10/03 21:25:36
 

愛車一覧

マツダ CX-3 2代目 嫁の3 (マツダ CX-3)
2代目のCX-3 パワーアップされているだけに燃費は少し伸びないかもしれません。
マツダ プレマシー マツダ プレマシー
この車でも10万キロ突破したいなあ・・・・
マツダ CX-3 嫁の3 (マツダ CX-3)
嫁の車
日産 シルビア 日産 シルビア
オヤジの車を乗り回していました。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation