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2024年06月23日

MAZDA2 2ℓモデルを深読みする。

MAZDA2 2ℓモデルを深読みする。 ネット上では欧州のMAZDA3/CX-30は2.5ℓのモデルを発表したという。また、メキシコではMAZDA2の2.0ℓを搭載したモデルを投入したという。

マツダは以前排気量についてはライトサイジング、つまり車格に合わせた排気量であることがコスト面や燃費についても有利になることを公にしてきた。
それがMAZDA3の欧州でのeSKYATIV-Gであり、ダウンサイジングターボのAクラスや1シリーズより若干燃費が上回ることを実現している。


今回もそれぞれのモデルでの排気量アップは同様の考えなのだろうか…。
ふと、以前次期CX-5に搭載されるストロングハイブリッドの噂と今回の件をつなぎ合わせて考えてみた。
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ネット上では次期CX-5は電動化モデルとしてEVとストロングハイブリッドを搭載されると言われている。CX-5の重量から考えると、排気量は2.5ℓ程度と考えられる。また、廉価版となると2.0ℓとなってくるのだが、これにストロングハイブリッドシステムを加えるとどうだろう。2.0ℓでもモーターの駆動力である程度の加速は補えることになり、重量による不利を幾分か解消できるのではないか。

さて、ここにマツダという企業の危弱性を考えると、多種多様な排気量に合わせたハイブリッドシステムを取りそろえるのはコストが上昇してしまうのではないか。ましてや周囲のメーカーとの優位性を持ち続けるには人員と時間が必要になり、完成したエンジンを市場に出すのは遅れてしまう。ましてやMAZDA本体でも電動化へ向けて人員を増員している矢先である。

ならば、ストロングハイブリッドを2.0ℓ、2.5ℓに統一してはどうだろう。小排気量による加速面での不利はもちろん、製造と開発におけるコストを下げるともに、市場投入までの時間を削減できるのではないだろうか…。MAZDA2にしてもMAZDA3にしても排気量を上げるのは市場の中ではスポーツモデルのイメージが強いが、国産車の歴史において排気量は様々な事情から少しずつ大きくなってきた。
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MAZDA2やMAZDA3/CX-30において大き目の排気量とストロングハイブリッドの組み合わせはバッテリーの大きさと関係があるのかもしれないのだ。
小排気量にしてバッテリーを大きなものにすれば、速度が低/中速では、確かに加速面での燃費が軽減するし、走行中もエンジンを回す必要は少ない。しかし、速度が上がっていくとエンジンの負担が大きくなり、燃費は決して段違いに伸びるわけではない。さらには、バッテリー大きさは、コストは上昇させる可能性は高い。
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しかしながら、排気量の大きなエンジンに小さめのバッテリーであればどうだろうか、バッテリーの重量が小さくなり、加速ではエンジンとモーターでのバランスが取れると高速域でのバッテリーの負担は減り、エンジン側が排気量が大きくてもエンジンの回転数は高くならないので燃費は良くなるはずである。

そうなると市場での排気量の大きさに対する抵抗面が心配される。そこで市場に大き目の排気量のものを投入して市場にある程度のインパクトを与えて車格が上がることを印象付けておけば、多少の価格面でのリスクがあるが、受け入れられる購入層も出てくる。
Cセグメントは欧州ではマツダにとっては主戦場である。MAZDA3に2.0ℓと2.5ℓの両方あるいはどちらかのストロングハイブリッドを価格がそれまでに近ければ購入する層が出てくる。
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またMAZDA2でもスポーツモデルに近い形で2.0ℓのストロングハイブリッド投入すれば、走りも忘れない、環境にも優しいモデルとして受けいられるのではないか…。

そのための排気量アップと考えると、この時期の改良モデルを納得できるのではないか・・・
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そして先日のこのモデルについても仮に2.5ℓであっても、スポーツモデルとして2.5ℓを投入し、いずれ価格が上昇しても受け入れやすくなるとともに排気量が上がってもも購入層は受け入れられる‥‥。

しかし、これはあくまでも個人的見解であることはご了承いただきたい。
ブログ一覧 | mazda2 | クルマ
Posted at 2024/06/23 21:59:07

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この記事へのコメント

2024年6月30日 6:18
世の中、排気量を小さくする方向に進んでますけど、私は排気量が大きい車の方が好きですね…(笑) 海外の様に高速走行が多いシーンですと、確かに理にかなっていると思います😊。 
 ちなみに大型トラックの話ですが、トラックの世界もエンはダウンサイジング化してまして、通常ですと、13リッターエンヂンが各社基本だったのですが、11リッターや、中には8リッターターボエンヂンというのも登場してきています…😆 13−8で5千ccも小さくなってます…😅  ところが三菱フソーさんは最近新しく新型を出しましたが13リッターエンヂンのままで登場して来ました……しかし😅従来よりも燃費は向上しているそうです…😅 フル積載の時はやっぱり排気量から来る余裕度の差は出て来るだろう…と私は思っています…😅 
 軽い車体に強いエンヂン…これが楽しさというか…走って楽しい車の基本の様な気がしています。😆
コメントへの返答
2024年6月30日 13:10
マツダの考え方がよっちゃん豚さんと同じだと思います。
ダウンサイジングはターボやスーチャーなどの補器類が増えると同時に重量やコストが増え、価格も嬢するとともに思ったほど燃費も良くないという考えでした。
トラックであればさらにそれは重要かと思います。ストップ&ゴーの多い都市部ではない高速道路を主体の大型トラックであれば、やはり大排気量のエンジンの方が有利に思えます。

ただ、電動化の流れに対して各メーカーがどんなユニットを選択をしていくのかとても気になります。

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