2021年05月29日
オイル交換にディーラーに行くと今週から「CX-8 OPEN DAY 」というイベントだった。そのため、偶然にしてCX-8の試乗の機会を得た。
今までCX-8は試乗をする機会は、まずなく、振り返っても昨年暮れに修理の時に代車で借りたぐらい。印象しては、アクセラやMAZDA3と同じディーゼルという感覚で、ディーゼルのエンジンって出力の違いはあれど、あんまり変わらないなあぐらいな感じだったのだが。
今回は、担当の方から「『デザイン』『ドライビングフィール』『使い勝手』『その他』の4観点を注目してみてください。」と言われて、私の五感を研ぎ澄まして(笑)試乗してみた。
試乗車は「CX-8 XD Black Tone Edition」
デザイン
エクステリアのデザインはCX-5と類似している。また、外観はやはり大きい部類だと思う。しかし、それまでの大型ミニバンとは違って、スクエアではない分、車らしい車の外観だ。運転席の印象はCX-5とあまり変わらないので全長の長さを感じることはなかった。運転席から見える印象は、日本車らしくないデザインだ。国産車はややもすると、隠しポケットや様々な収納が用意されているが、 CX-8は不要な収納はなく無駄がない分、高級感がある。
昨今のトヨタやスバルはセンタークラスターに大型のナビ及びインフォメーション画面が目立つが、マツダの場合は横長でフロントの視界を妨げないようになっている。だから、画面は小振りである。しかし、だからと言って見にくいというわけではない。私個人からすれば、運転に集中できる環境であると思う。難があるとすれば、Aピラーの太さであろうか。他のメーカーはフロントドアのウィンドウを2分割程度にしてAピラーの付け根に三角窓を設置して死角をカバーすることが多い。しかし、マツダは三角窓がない分すっきりしているが、ピラーの太さを感じるかもしれない。
使い勝手
また、大型ミニバンなら室内という印象が強くなり、ルーフの高さから開放感があるが、CX-8はあくまでも乗用車感が強く、室内の黒い内装もあいまって開放感はないが、落ち着きのある雰囲気である。またその昔のMPVの流れをくむ2列目のキャプテンシートはベンチシートとは違ってソファに座っている感じで、2台目エルグランドと同じ感覚に思えた。また、運転席と助手席の間のアームレストの後方には後席専用のエアコンの吹き出し口があり、温度の調整も可能である。
3列目へのアクセスは腰をかがめる必要があるが、決して狭すぎて困ることはない。走行中での移動はまずはしないと思うが、停止状態であれば、困ることはないと思う。
リアのハッチはオートオープナーである。スイッチを押せば開閉ができる。他のメーカーのようなバンパー下部を足で動かしてというのではないが、オートであれば十分だろう。
3列目は小振りだが、180㎝近い大人でもある程度は座れる。しかし、床と座面との高さが2列目ほどの好印象ではない。だからといって座り心地が悪いわけではなく、子供であれば十分にゆったり感はあると思う。ましてや後部からの衝突試験でも安全を確保しているということなので、安心でもある。また3列目シートはトランクから軽いタッチで起こしたり、倒したりすることができる。
ヘッドレストはレバーとは別に動かさないといけないが、非常に容易である。ただし、3列目のヘッドレストは普段は運転時は後方視界の邪魔になるので倒しておくことが賢明だと思う。
ドライビングフィール
ディーゼルというユニットは他のメーカーではあまりラインアップされていない。ミニバンならハイブリッドモデルはあれど、SUVでディーゼルというのはCX-8ぐらいである。クリーンディーゼルになってからは、年々エンジン音は静かになってきている。もちろん、車内にその音はアイドリングでも静かである。ただし、アクセルを踏み込むと特有の音が聞こえる。それも車好きが好むエグゾーストノートである。しかし、一般道での速度を安定させると、車内はとても静かで、その静かさゆえに寝息を立ててしまうかもしれない。
運転席の高さは意外と感じなかった。マツダのコクピットは共通部分が多いのでマツダの第6世代以降に乗っているとあまり大きな差はないと思う。フロントシートは、腰より少し上のところに張りがあるようで背骨を立たされる印象があった。このことはきっとマツダ3以降に採用されている、「背骨がきちんとS字カーブを描き、骨盤をきれいに包み込んでくれる」という概念のシートではなかろうか。
交差点では多少のずぼらな曲がり方をしてもロールが大きくならない。もちろん、速度が上がればロールはすると思うが、速度を残しながら、ステアを切っても不安感はない。きっとG-ベクタリングコントロールの効果であると思う。
その他
ドアミラーの大きさが結構大きく、視界が広い。また見やすい。そのため後方視界が非常に良いと思う。
ヘッドupディスプレイは、見やすく、表示も小さすぎず、大きすぎず、程よい高さで見える。
リアドアのウィンドウはドアの内部にサンシェードがあり、日差しが強い日には効果が期待できる。
ドアの淵にはウェザーストリップが装備され、ドアを閉めるときには高級感のある音を演出するとともに、車内の静音に一役買っていると思われる。
まとめ
CX-8のXDはツアラーとして性格を持っている車と言える。通勤車ではなく、遠距離を高速道路などを使って遠方に移動するための車と思える。反対に普段の街乗りでは郊外のショッピングモールなどでは不満はないだろうが、駐車場での横幅がまだ広げられていないような昔から続いているような街中では取り回しに苦労しそうな気がする。
そうなるとファーストカーは軽自動車やコンパクトカーを所有していて、週末の移動や帰省をする際にCX-8を活用するようなシーンに適していると思う。あるいは、家族内の一人が長距離通勤をしている場合であればその役目を十分すぎるほど果たすと思う。これがディーゼルではなく、ガソリン車であれば、少し役目が変わるだろうと思われる。
2021~2022年にかけてマツダのラージクラスはFR化されることになっている。CX-8はCX-9と共通するところも多いという。CX-5がCX-50となるときっとこのCX-8もタイミングを計ってCX-9とほぼ近い時期にモデルチェンジが行われると思われる。今でこそ室内空間と全長はFFゆえのサイズだと思われるが、FRとなるころにはまだ全長が伸びる可能性がある。私の家の車庫には既に現行CX-8ですら、サイズオーバーの状態である。
初代MPVのデビュー時は全幅が1800㎜を超えたことが話題になったが、今後はこの手の車はさらに大型化するとどうなるか…日本に適さなくなるという気がするのだが‥‥どうなるだろうか‥‥。
Posted at 2021/05/30 00:03:17 | |
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CX-8 | クルマ
2017年09月14日
ついに発表されました!CX-8!
動画も公開されてま~す。
その1
VIDEO
その2
VIDEO
詳しくはホームページ もご覧あれ。
Posted at 2017/09/14 19:48:11 | |
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CX-8 | クルマ
2017年07月25日
マツダが正式にCX-8の外観を公開した 。予想通り、CX-5にサイドビューは酷似している。
以下マツダHPより
『CX-8』は、マツダの新世代商品群の最新モデルであり、同社の国内市場向けSUVラインアップにおける最上位モデルとなります。『CX-8』は、マツダらしい走りやデザイン・質感を備えながら、3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現した新型クロスオーバーSUVであり、多人数乗車とともに上質さをお求めになるお客さまに向けた、マツダの新しい提案です。デザインについては、「TIMELESS EDGY(タイムレス エッジー)」をコンセプトに、時を経てもお客さまの感性を刺激し続ける先進性を目指し、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」をより高い次元へと深化させました。国内における最上位SUVとして、風格や質感にこだわり、インテリアも色や素材の一つ一つにまで吟味を重ねています。
今回でマツダは2回のCX-8に関する情報を流している。また自動車雑誌にはこれはメーカーのリークと思われるような画像や情報も出している。
今まではデミオやアテンザ、CX-5、CX-3については海外や国内での施設から公道で走行させることでスマホやデジタルカメラを持つ人が撮影するだろうことを意識した情報の流し方であった。つまりわざと公道を走ったのではないかと思うのである。
このような方法は海外のメーカーでも同様の方法がとられると思うし、海外でも販売することも考慮して情報が流したとも考えられる。
しかし、CX-8については確かに一般に触れる形 でのリークはあったが、どうも今までの傾向とは違うところがある。海外のネットからの情報は1回 はあったが、後は国内からの情報が多い気がする。
一つには主戦場が国内だというのもあるが・・・。
CX-4の際は、中国専用車とはいえ、どうもメーカーのコントロールが効かない状態のような画像の流出が目立った。そのことからマツダもかなり情報の漏洩や画像の流出に神経を尖らせている可能性はある。
既にプレマシ-3代目の登場から7年、3代目MPVの登場から11年、ビアンテ登場から10年が経過している。
ここまで情報を流すのには、きっとマツダユーザーが離れないようにしているのではないかと言う気がする。一度にすべてを公開するよりは小出しに情報を出し、ディーラーでのCX-8についての商談ができるようにしているのではないだろうか?
他社からの買い換えに自信があれば、発表直前でもよいはずだが、販売開始までの時間がまだあることからもマツダの焦りとも感じられる。
果たしてCX-8はどうなるのだろうか?
Posted at 2017/07/25 14:39:01 | |
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CX-8 | 日記
2017年05月28日
なんとibuminayunaさんが CX-8と思われる偽装車の撮影に成功されました‼
ついに国内での走行テストかはたまた関係者への公開をされたのではないかと
思われます。
先日アメリカで撮影されたCX-8とアルミホイールのデザインが酷似していることや
リアドアより後方のはめ込みの三角窓からリアまでがCX-5よりも長くなっていることなどからも間違いなくこれはCX-8ではないかと・・・・
詳細はibuminayunaさんの ブログにて
Posted at 2017/05/28 23:14:18 | |
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CX-8 | パソコン/インターネット