やっとMAZDA2の試乗ができました。
こちらの大きな店舗にはすでにかなり前から置いてあったのですが、通いつけの店舗にはやっと展示車(試乗車)が来たとのことでした。
グレードは多分「15S PROACTIVE S Package」というガソリンモデル。
インテリアは変更していなさそうで、シートはやはり「3」と同様の作り。なので、サイズは変わらないものの、やさしい座り心地。
インパネもソフトタッチのブラックで統一されていました。
「デミオ」時代のスポーティ感は消え失せました。エクステリアも同様で、今までのイメージが払拭されて普通のコンパクトカーという方がわかりやすい気がします。
ヘッドライト

以前のフォグライト周辺がモールになって
グリル

あまり変更がないのリアのコンビネーションランプかな
さて、運転を始めると…。ハッキリ言えば、昨日のRAIZEの方が静か。確かに上質な静粛性なのですが、やはり2014年デビューから既に5年が経過しているだけにRAIZEと比較するのは無理があるかもしれせん。
1.5ℓエンジンはアクセルの踏み具合に合わせてその音がそれなりに室内に入ってきます。しかし、一定速度になるとほとんど気にならなくなります。時速60㎞でタコメーターがだいたい1100rpmを指していたようにように思います。よってほとんどエンジン音は無音に近い感じ。
しかし、ひとたび鞭を入れると‥‥これが速いんです。
いや速く感じただけなのかもしれませんが、結構な加速感を感じました。RAIZEよりかなりスピード感を感じたのです。(これはあくまでも個人の印象ですのでそこはご了承ください。)
しかし、デミオの時から変わってエンジンのトルクアップはされてはいないと思いますので、きっと「躍度」の考えが入ってきているかもしれません。RAIZEであればぐっと加速するところが、デミオでは、アクセルの踏み具合で加速を変えられるので、踏みすぎた感はありません。
従って、欲しい分だけの加速をするので非力さは全く感じません。やはり以前のデミオと同様、「Be a driver.」の流れは変わっていません。足回りはまだ走行距離も短いせいか硬い感じですが、決して不安になるようなことはありません。ただ、どうしてもアクセラのような上質を感じるので排気量が大きいと錯覚してまい、ついついアクセルを深めに踏んでしまう感じなりました。ダンパーやシートの変更からきっとコンパクトカーらしからぬ上質性があったからなのでしょうか?今回GVC+の効果は全くわかりませんでしたが、きっと乗り心地に多大な影響を与えているのかもしれません。
いつもなら結構違いを新型との違いを感じるのですが、直線主体の試乗コースではMAZDA2への変更は乗り心地ぐらいという気がしました。装備面では安全面についてものをオプションで選べるので不満を感じないのではないかと思います。
ただ、車としてのアップグレードはデミオを比較できたわけではないのであまりわかりずらいと感じました。
ひとつ言えるのは昨日のRAIZEはダウンサイジングターボを採用していました。昨日は揺れ戻しと表現した交差点での車の姿勢・挙動についてはMAZDA2の方がかなり良いと思います。
昨日は表現しきれなかったのですが、交差点での揺れ戻しについてはロールだけでなく、アクセルの踏み具合によってはコーナーを出たとたんに急激にトルクが立ち上がってギクシャクすることが何度かありました。
しかし、NAのデミオは交差点でのカーブの出口では全く気になりません。運転のしやすさというか、優等生な味付けのあるデミオの方が好ましいと思います。
さて、ガソリンモデルから約1年で名称とエクステリアの変更と装備面の変更をしましたが、来年には強豪「ヤリス」と「フィット」が新型となって投入されます。当然ながらこれらのモデルを凌駕することは難しいと思います。しかし、充実した装備と落ち着きのあるエクステリア。どれだけ健闘するでしょうか?
この「DJ」にしてもモデル末期。きっと2021年ごろには新型の噂も立ち始めるとは思いますが…。
追記
※ この後、合同試乗会でライズと2を乗り比べた結果、印象が変わってしまいました。
Posted at 2019/11/10 16:42:58 | |
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mazda2 | 日記