ソフトグライダー‥‥ピンとくる人がおられたら私と同じ世代だと思います。
私の幼い頃、このソフトグライダーでよく遊んでいました。当時はまだから終戦から30年前後…。子供のおもちゃにはミリタリー系がまだ人気がありました。プラモデルにしてもラジコンにしても第二次世界大戦で使用された兵器の人気がありました。
子ども向けの図鑑にも学研から「エックス(X)図鑑」という図鑑がシリーズ化されて軍用機、軍艦、戦車を皮切りに、さらに詳細化された戦闘機、爆撃機、戦艦、航空母艦…などが刊行されて私も親におねだりをして買ってもらった覚えがあります。
そんな頃ですから、小遣いをもらって駄菓子屋に行って、買うのはおやつや飲み物の他に、ちょっとしたツールとして買っていたのが、このソフトグライダーでした。

当時は日本の陸軍・海軍の名戦闘機の零式艦上戦闘機のそれぞれのタイプ、隼、紫電・紫電改、疾風、鍾馗、飛燕‥‥米軍のムスタング、F6F、P51、ドイツ軍のメッサ―シュミットBf109、フォッケウルフFw190が販売されていたように思います。


プラモデルより、安価ですぐに組み立てられて遊べるとあって私の周囲の友達は放課後になると、よく公園で飛ばしておりました。また向かい合って飛ばして模擬空中戦をしてみたり、翼のフラップ?を曲げて宙返りや急旋回をさせて楽しんでおりました。ある時は軽量の紙テープを翼端につけて、被弾した戦闘機のようにして飛ばしてみたり…。
年齢が上がっていくうちに公園で遊ぶ機会も少なくなり、このソフトグライダーのことを忘れていましたが、先日、ホームセンターで偶然見つけました‥‥が…。
画像はここから
表記されている戦闘機と形が全く違っていてリアル感がなくなっていました。あるタイプは低翼機なのに中翼機になっていたり、サイドビューが今一つにていなかったりと私からすると違和感を感じるものでした。
やはり子供たちがスマホゲームなどに移行して、購入する人も少なくなり販売量もへったことからのコストダウンだろうなと思います。また、昨今の戦争や兵器に対する考え方の変遷もあるでしょう…。
公園でそんなおもちゃで遊ぶ子供たちもほとんど見かけなくなりましたが…まだ生産する会社が残っているのが嬉しく思いました。動画上げておられる方もいましたので、気になる方はご覧ください。
Posted at 2021/02/11 09:32:16 | |
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