2012年12月01日
先日、一番売れている自動車雑誌にアテンザと世界のセダンという記事があり、諸元表が出ていました。土俵に上がっていたのはBMW3シリーズとアウディA4、そしてトヨタのマークX。
アテンザ以外どの車に乗ったことがないのでフィーリングの比較は難しいのですが、諸元表からわかることがあるかもと思い、雑誌をもとに表を作り直してみました。
それがこれ↓。

ただのカタログの数値ですが、結構興味深いことがわかります。例えば、車両重量。どうみても、全長・全幅はアテンザはどの車と比べても大きいのだけど、重量は軽い。ホイールベースはドイツ車と比べると長いけれども、マークXよりは短い。ということはドイツ車よりも直進安定性がありそう。また馬力(最高出力)で比較すると、マークXに比べると低速よりでパワーを出しやすいけれども、ドイツ車よりは高回転型となる。またそれはトルクでもいえそう。
さらに最終減速比で比較をするとどうか…。数値が小さければ小さいほど、ハイギアードで高速巡航性がよくエンジンのトルクに余裕のある車や加速性よりも高速域での静粛性や燃費性能を重視する車の性格となるわけですが、3シリーズが比較的にハイギアードであることがわかります。そしてアテンザのXDも同様のようです。
しかしアウディは比較的にはローギアド。ローギアドの車は加速性能に優れた変速比のため、スポーツカーや逆にエンジンのトルクに余裕のない車に多いとのこと。しかし高速巡航などでエンジン回転が高くなるため静粛性や燃費性能に劣る傾向にあるそうだから、そうすると待ち乗り重視なのかもしれません。この辺がメーカーのその車に対する性格を表現している感じもあります。
トヨタ・マツダはその中間。
次にパワーウェイトレシオ。数値が小さければ小さいほど加速性能がよくなります。ちなみにRX-7(FD)のSPIRIT R TYPE Aが4.5だったようです。カローラアクシオ(先代)が10だったようです。それから考えるとどれもこのクラスの平均的てところでしょうか?ちなみに我がプレマシーはというと20Z(MC後)で9.86ぐらいですからこれらのセダンは速いほうでしょうか?またトルクウィエイトレシオを見るとやはりディーゼルエンジンの数値の低さが目立ちます。また他のエンジンはだいたい50前後。
≪まとめ≫
アテンザのSKYACTIV-G搭載車は一般道路から高速道路まで全てのシーンでハンドリングの良さを生かしながら走る性格で、特に2.5L車は他のメーカーの車よりも比較的軽い車重を活かしながらさらに軽快に走れる性格だと思います。また、SKYACTIV-D搭載車はそのトルクを生かして高速道路でそのよさを発揮するロングツアラー的な性格を持った車と言えそうです…。ま・・自動車評論家や雑誌のインプレそのままなんですけどね。
(^.^)
しかし、気になるのはH社のアコード。そろそろ国際モーターショーでコンセプトカーとしてデビューしてもいい頃。シカゴなのか、ロサンゼルスなのか…
アテンザとがっぷり四つの車か、はたまたハイブリッドを搭載して全く違った形でデビューするのか…
Posted at 2012/12/01 11:24:45 | |
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