昨夜からネット上では北米でマツダの新型が出るのではとざわついていたのだが、実際はマツダの今後のSUV戦略の発表だったようだ。
もちろん国内でも「マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表」としてネットで発表した。(欧州やオーストラリアでも発表)
これによると北米市場でトヨタの合弁新工場で販売される新型SUVはCX-50となった。つまり先日のスクープ記事は報道通りCX-50 だったことになる。それも北米のみの専用車のようだ。
また、Large商品群は次のように発表されている。
MAZDA CX-60 (2列シート) 欧州、日本、他
MAZDA CX-70 (ワイドボディ2列シート) 北米、他
MAZDA CX-80 (3列シート) 欧州、日本、他
MAZDA CX-90 (ワイドボディ3列シート) 北米、他

となるとMAZDA6とCX-5 の関係を基に名称だけで判断すると
CX-60が事実上CX-5の後継と言えるのではないか。
MAZDA6はいずれFRセダンとしてのポジションを維持するのならこれをベースにCX-60 を投入し、そしてプレミアムSUVとしてCX-70 を投入と考えられる。
またCX-8の後継がCX-80 、CX-9の後継がCX-90となるわけだ。もちろんCX-70はスポーツモデルとも予想はできる。しかし、現在のMAZDAはスポーツモデルに特化しない傾向があるが‥‥。

さて、私が気になるのは国内向けの発表にはスモール商品群としてCX-50を北米専用車種として展開していくとあるのだが、北米のHPをみるとこんな記事がある。
In November, Mazda will reveal the CX-50, the next midsize crossover to join its lineup in the US. The CX-50 will share its platform with Mazda’s latest generation products, CX-30 and Mazda3, with enhanced all-wheel drive (AWD) capabilities and functionality for consumers with outdoor active lifestyles. Production will begin in January 2022 at the new Mazda Toyota joint venture factory, Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc. in Huntsville, Alabama.
Google翻訳によれば
マツダは11月に、米国でラインナップに加わる次の中型クロスオーバーであるCX-50を発表する。 CX-50は、そのプラットフォームをマツダの最新世代製品であるCX-30およびMazda3と共有し、屋外でアクティブなライフスタイルを持つ消費者向けに強化された全輪駆動(AWD)機能を備えています。 生産は2022年1月にアラバマ州ハンツビルにあるマツダトヨタの新しい合弁工場であるマツダトヨタマニュファクチャリング、U.S.A。、Inc。で開始されます。
私が何が気になっているかおわかりだろうか。
”The CX-50 will share its platform with Mazda’s latest generation products, CX-30 and Mazda3,…”
「CX-50は、そのプラットフォームをマツダの最新世代製品であるCX-30およびMazda3と共有し、…」
というところである。
以前、私はCX-50とカローラクロスとの関係がかなり近いものだと思っていた。そして、カローラクロスはTNGAプラットフォーム(GA-C)であることは公表されてきた。しかし、前述の文面を見る限り、CX-50はカローラクロスとは違うモデルになる可能性を含んでいることになる。

つまり、CX-50は、プラットホームはマツダのsmall商品群のもので、トヨタ製THS-IIハイブリッドエンジンを積んでいるのではないかと考えられるのだ。また足回りは形式がストラットとトーションブームというのはMazda3やCX-30と共通になるはすだ。
前回のスクープ記事では外観はトヨタ車に酷似していた部分があるのだが…

果たしてどのような車になるのか‥‥いまだからこそ、いろんな予想ができる。
Posted at 2021/10/07 20:57:35 | |
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