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2022年02月12日 イイね!

セダンと言えば…その19 INDIVIDUAL 4door ミツビシ ギャラン

セダンと言えば…その19   INDIVIDUAL 4door  ミツビシ ギャランセダンと言えば、ミツビシギャランである。ミツビシギャランのCMのキャッチフレーズは「INDIVIDUAL 4door GALANT」…個性のある4ドア ギャランと言えばよいのだろうか?それもそのはずで80年代後半から流麗なハードトップセダンが多い中、武骨なサッシュドアでありながら、ヒットしたセダンは珍しいと思った。ハードトップセダンが日本風であるならば、このギャランはどこかドイツの雰囲気を持ったセダンであった。
しかし、エクステリアは社内では当初はあまり評価されてはいなかったようだ。
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ウィキによれば…
開発途中まで、先代ギャランΣの延長線上にあるエクステリアデザインであったが、社内プレゼンテーションで「新鮮さに欠ける」との意見があがり、それまでインテリアを担当していた当時31歳の若手デザイナーが急遽2か月で仕上げ提案したモデルが採用された。非常にマッシブなスタイルであり、40歳代 - 50歳代からは拒否反応が強く、半面それ以下の世代からは強い支持があったための採用と言われている。

とある。そしてこの当時セダン=スーパーホワイトという車が多かった中、ギャランはシルバーが良く似合っていて街中で見かけるギャランはほとんどシルバーだった記憶がある。そのため、リアスポイラーが装着されているギャランは全てVR-4に見えた。また、その後にデビューしたランサーやミラージュもこのエクステリアのデザインの流れを汲んだものだった。
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さらに、トップグレードのVR-4は看板車種といっていいほどのハイテク技術が投入されていた。4VALVE、4WD、4WS、4IS、4ABSを「ACTIVE FOUR」と呼称して装備し、当時としては直列4気筒史上最強のネット値205 PSの4G63ターボエンジン を搭載したスポーツセダンでもあった。それは、またライバルたるレガシィセダンとともにWRCの参戦車両になったことは言うまでもない。そしてこれが後にランサーエボリューションに引き継がれることはご存知の通りだ。
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また、マイナーチェンジでデビューした特別仕様車はとても魅力的だった。当時、ミツビシとのメルセデスの関係から実現した、ギャランAMGだ。当時はまだFFは150psを超えるとトラクションがかかりにくく、危険であるという評論家が多い中チューニングされた4G63NAは最高出力170ps 最大トルク 19.5kgmを誇っていた。
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しかし、ギャランがセールスで成功した分、姉妹車は今一つで5ドアのエテルナ、セダンのエテルナSAVAは商業的には失敗だったのではないかと思う。既にこの頃からRVブーム少しづつ移行しており、セダンに対する人気が下火になっていたことが考えられる。
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三菱はこの頃は世界最小のV6エンジンを開発したり、ディアマンテのヒット、ミラージュサイボーグというホットハッチやGTO、そしてFTOではMIVECエンジンやINVECS-IIというATを投入したりとギャランのヒットから三菱が現在よりも輝いていたように思う。

Posted at 2022/02/12 23:32:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | クルマ

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