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2022年12月03日 イイね!

セダンと言えば…その32 ベリーベリー ブルーバード(U14) 最後のSSS

セダンと言えば…その32 ベリーベリー ブルーバード(U14) 最後のSSS
セダンと言えば…今回はブルーバードである。とは言ってもサブネームのない最後のブルーバードである。登場は1996年、BC戦争(ブルーバードVSコロナ)と言われた抗争もこの代で最後になった。それもRVブームが起こり、セダン市場は冷え込んでおり、ライバルたるコロナもほぼ同時期にモデルチェンジをして11代目 T210型となったが、サブネーム「コロナプレミオ」として販売した。またブルーバードもこの代の後は「シルフィ」のサブネームを付けた。
 サニーVSカローラが先にサニーが消滅したことを考えるとこのBC戦争は両モデルも同じ時期に終焉が見えたのも興味深い。
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さて、U14ブルーバードはそれまでの尻下がりルックのセダンとハードトップの2モデルとなっていたのが、この代からグリルとヘッドライトの違いでスポーティ系の「SSS」とファミリー系「ルグラン」「FE/XE」とに分かれた。
エクステリアもかなりオーソドックスな3ボックスを採用し、直線的なわかりやすいデザインになった。さらにこのモデルはプリメーラ(P11)と姉妹車となったことで、リアサスペンションに新開発の車軸式サスペンションであるマルチリンクビームを採用された。
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登場して一年後には、パルサーで採用されたNEO VVLエンジンの2.0L版、190馬力のSR20VEを搭載したホットモデル「2.0 SSS-Z」が設定された。トランスミッションはマニュアルモード付きのハイパーCVT-M6のみであったが、それまでであればかなりの注目グレードの登場でもあった。丸目4灯ライトに高出力のこのグレードはとても私には魅力的見えた。しかし、RVブームのこの時代、思ったほど注目を浴びたようには思えなかった。その理由のひとつには姉妹車のプリメーラがプリメーラ(カミノ)ワゴンというステーションワゴンを前面にこのVVLエンジン搭載をCMでアピールしたからかもしれない。セダンでは高性能であっても注目をあびるには売れない時代になっていたのかもしれない。
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また先代で注目されたハンドリングマシンの血筋をひく2代目プリメーラと同等のコーナーリング性能を備えることになった。まだ、他社の1.8ℓ~2.0ℓクラスも5ナンバーでもまだまだスポーティな味付けがまだ見られたが、市場はアウトドアや3世代家族の長距離移動に関心が移り、自動車の性能よりも荷室の広さや多人数乗車の乗り心地に重視されるようになったと思う。

当時はボディ色もスーパーホワイトからシルバーが好まれるようになり、このブルーバードはシルバーのボディ色を見ることがほとんどだった。また、セダン市場の冷え込みが原因か、警察車両として納入されることが多く、「警察24時」などの番組で登場する機会もあった。
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今となっては、かなり見る機会が少なくなったが、「BC戦争」の頃をよく知っているドライバーが丁寧に乗っているがことがある。今の車と比較すると、日産の苦しい時代のコストダウンで製造されたせいか何となく安っぽく見えてしまうが、当時のセダンとしては、よく見られたドライビングの向上を目指したモデルでもあったと思う。
Posted at 2022/12/03 21:11:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | クルマ

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何シテル?   09/04 19:21
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