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2023年11月26日 イイね!

あの中国でさえ… EVの先行き…

あの中国でさえ… EVの先行き…中国の自動車生産台数がトヨタを抜いて世界で1位になるだろうと言われている。しかし、その中にあって中国の実情はご存じの通り先行き不安な状態であると言っても過言ではない。

もちろん中国国内の景気の落ち込みもあるが、中国国内での電池の供給がだぶつき始めていることや、欧州では中国製EVがダンピングしているという判断され調査が入った。もちろん中国では補助金も影響していると言われるが、これは明らかに欧州が中国製EVの販売増に対して「待った」をかけたわけだ。
さらには今月初めには欧州は「脱炭素規制」として欧州電池規則では自社製品の製造段階はもちろん、原材料の採掘や輸送、廃棄後のリサイクルなど全ライフサイクルでどれだけの炭素を排出するかを提示しなければならないらしい。
ところが中国の現在エネルギーは未だ化石燃料によるものが大きく、材料の採掘、自動車の生産は決して炭素の減量とはなっていないと言われる。つまり中国製EVが売れれば売れるほど中国からの二酸化炭素の排出が増えるわけである。
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そして中国国内ではPHEVに販売が移行していくと言われている。というのは中国政府が新エネルギー車の普及促進のために支給していた補助金が、2022年末をもって打ち切られたことがあるとのこと。これにより今まで補助金頼みで販売してきたEVも本来の価格になり、高額になるわけだ。それによってバッテリ―搭載量の少なくより価格が下がるPHVに主戦場が変わってきつつあるらしい。
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これは、日本でも同じで先日クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)でディーゼルが補助金の対象から外れたわけだが、これは、後々いずれ補助金を出せなくなる時期が来てもおかしくない。何せ、現在の日本は決して裕福ではないからだ。

現在の中国頼みのバッテリー材料供給・生産供給
そして中国自国の化石燃料からの脱却
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今朝も報道番組では異常気象に対する二酸化炭素の排出について様々な意見が出ているがこの問題に対してあまり報道されてはいない。
今の日本の自動車メーカーが舵取りを慎重にしているのは遅れているわけではなく、大きく舵を切ったのちにその方向が間違わないための企業努力であると私は考えている。
かつて「リスクのないところにビジネスがあるのか」下町ロケットで殿村さんが言った言葉だが、EV戦略にもリスクがあるが、EVに反対する姿勢にもリスクがある。
異常気象は当分は治まらないだろうが、だからといって舵取りを間違えるとさらに課題は解決しないのではないだろうか。

Posted at 2023/11/26 08:46:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ

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