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2025年07月25日 イイね!

セダンといえば…その55 トヨタマークX  SAMURAI X

セダンといえば…その55 トヨタマークX  SAMURAI Xセダンといえば…今回はセダン好きを支え続けたマークX最終型である。別名は、キャッチコピーでもあったSAMURAI Xともいわれたモデルである。

このモデルについてはかなりお詳しい方もいるとは思うが、70年代以降に確立されてきたトヨタのヒエラルキーの中でクラウンに次ぐポジションにあることが、クラウンほど高級ではないが、他のモデルよりはという日本人の好みの合った高級セダンであった、マークⅡの後継である。
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CMでは初代に引き続いて佐藤浩市氏が出演している。ご存知の方も多いが彼は日産ローレルの最終モデルでも出演をしている。つまり40代~60代ぐらいの購買層をターゲットにしているわけだ。家庭では子育てが終わり、そろそろ自分の時間を持てるようになってきた。また、仕事では中間管理職となりストレスをためながらも自分の時間に運転を楽しむという世代…家族で旅行やアウトドアを楽しむというより車で一人の時間を楽しむという人たちがターゲットだったであろう。
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プラットホームはゼロクラウンやレクサスGSと同じNプラットフォームでDセグメントおよびEセグメント、LARGE/MIDDLEクラスのFR車用のものであった。またエンジンはV型6気筒の2.5ℓと3.5ℓであった。
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トヨタとしては、やはりセダンの市場が縮小していく中で、それにあらがうように様々なスポーツモデルを展開していく。「G's」、「GR SPORT」「Vertiga」「+M SuperCharger」「GRMN」など販売が終了するまでにスポーツセダンモデルのポジションを確立させた。個人的にはこれらの設定はBMWでいう「M5」、ベンツでいう「AMG Eクラス」と同様の設定であったのだろう。
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しかし、市場は徐々に大型ミニバンのアルファードやヴェルファイア、またハリアー/RAV4やC-HRなどミドルクラスのSUVに移行していき、マークXを購入する層はだんだんと高齢化してしまったように思う。もちろんこのクラスのセダンを好む若年層もいるだろうが、自動車市場を動かすほどのモデルにはなれなかった。
そのためなのか、それともトヨタの都合もあったのか、息の長いモデルとなり11年間販売された。
後継は10代目のカムリとなり、一時期はハイソカーとして時代を作ったモデルも役目を終えたのである。
Posted at 2025/07/25 21:30:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | セダン | クルマ

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