Driver、Tire、Rim

久しぶりに今日の自動車英語です。とは言いますが、今日のは自動車英語ではないんですが。

何度かブログで書きましたが、幼少の頃から続く私の趣味は鉄道模型工作でして、最近ご無沙汰していますが真鍮素材からスクラッチ工作をしています。以前は、HOスケールで日本型電車、路面電車を主に作っていましたが、ここ10年ほどはもっぱらOスケールのアメリカ型を作っています。同時に鉄道模型用のパーツ集めが趣味化しています。すべてのパーツを集めると、おそらく車１台分以上の価値があるんではないかと…

話がそれましたが、今日の自動車英語もとい、鉄道英語は、Driver、Tire、Rimです。

機関車などの動輪（動力をもった車輪）を英語で Driver と言います。動力を伝えるという意味で、まあ文字通りの言い方ですね。

鉄道車輌で使われる車輪は、大きく、車軸、センター部分と、その周りにはめ込まれ銀色に光っている線路に接する部分で構成されています。銀色の部分は、自動車のタイヤと同様、線路との摩擦により、どんどん減っていきます。そのため、定期的に交換する必要があります。この部分、英語で、Tire （イギリス英語では Tyre）あるいは Rim と言い、日本でも同様にタイヤと呼ばれています。自動車のタイヤと異なり、鉄道車輌のタイヤは金属製ですので、その交換はタイヤを熱して膨張させて行います。

私の鉄道模型パーツのコレクションに、数百個のOスケールのタイヤがあります。その大半は、大好きな K-27 蒸気機関車の物なんですが、タイヤはたくさん持っているものの、動輪センター（Driver Center）は数個しか持っていません。長年、ロストワックス製の未加工センターを探しているんですが、粗悪な物しか見つからないので自作することにしました。その準備のために普段は保管し使っていない小型精密旋盤を、昨日引っ張り出してみました。普段使っている旋盤は少々大きいので、私は動輪センター加工には使いません。

昔の時計職人にも使われていたオーストリア製の Unimat と言う、とっても古い旋盤なんですが、箱をあけてびっくり！モーターのマウントが割れていました。幸い、50年以上経った今でもパーツは手に入るので、モーターマウントはオーダーしておきましたが、これで一気に工作意欲をなくしました。一度やる気をなくすとなかなかモチベーションが上がらない性格なので、モーターマウントが届いて、工作復帰するかどうか…