なんじゃもんじゃの木ってなんじゃ?

ヨメさんが、
「深大寺で、なんじゃもんじゃの花が満開なんだって。」
と教えてくれました。
初めてその名を聞く植物。名前からして怪しい。
ホントにそんな花があるのか?という疑いの心から、連休初日の昼下がり、というか、夕方に近い午後、東京都調布市までエボワゴンを走らせました。

西日が新緑の木立を照らす中、枝を大きく広げたなんじゃもんじゃの木に、白く可憐な花がいっぱいに咲いてました。


ヒトツバタゴ（一葉田子）とも言うらしいです。
ホントに真っ白なんですよ。花言葉は「清廉」だそうです。なるほど。
夕方で境内に参拝客は少なく、ゆっくりと鑑賞&撮影できました。

日が陰ると、かやぶき屋根の山門がいっそう趣を増すように見えました。


深大寺の境内を出て、ヨメさんと2人、山門近くの「雀のお宿」でちょっと一息。基本はそば屋みたいですが、飲み物だけでも大丈夫です。

ここでコーヒーを飲んでると、辺りが暗くなり、風が強くなってきました。
すると外から、何かが落ちるようなものすごい音が。
「店の看板でも落ちらのかね。」
なんてのんきに話してたら、どうも外が騒がしくなってきました。
ボクらがいる店の人も、チェーンソーを持ってあわただしく出て行きます。
会計を済ませ、人が集まっている方へ行ってみると…。


山門横の大木の一部が、参道の方に倒れ掛かってるじゃありませんか。
どうやら強風で倒れたらしいです。
参道沿いのベンチにも及んでいましたが、夕方の人の少ない時間だったせいか、けが人はいないようでした。

梵鐘が突かれ、位の高そうな坊さんが心配そうに見守っているのが印象的でした。


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