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タケラッタのブログ一覧

2020年09月30日 イイね!

アンチ? 私が日産に批判的なブログを投稿する理由

アンチ? 私が日産に批判的なブログを投稿する理由最近、日産ネタのブログばかりを書いています。


その理由は、あまりドライブ出来ておらず、自分のカーライフをネタに出来ないからです。


以上。





あれっ、終わっちゃった。(汗)


これで終わっちゃったら、ブログにする意味ないし。(爆)


という訳で、もう少し続けますね。


日産に批判的な事ばかり書いているのは、日産が嫌いだからとか、そういう意味ではありません。


また、よく言われる事として、『アンチ派は実は好きの裏返し』などと言われますが、日産が大好きという訳でもありません。


やはり、以前に所有していたという事もあり、国産メーカーの中で一番好きというか、気になるメーカーはSUBARUであります。


所有していたという意味では、ホンダも好きなメーカーですし(最近のホンダデザインが好きではないので、気になる車はありませんが)、マツダも好きなメーカーの一つです。





その一方で、車そのものには興味が湧かないトヨタですが、会社としてはその経営手法などには、好き、と言うか、尊敬に近い感情を持っています。


豊田章男社長の言葉に「トヨタは幸せを量産する会社」というものがあります。


決して台数は追わず、“もっといい車作り” を目指して、それをユーザーに提供する。


無謀にもグループでの世界一を目指し、利益を圧迫する販売奨励金で台数を稼ごうとしたものの、期待ほどの台数は稼げずに赤字を垂れ流して社員を不幸へと導いた、レバノンへ逃亡した誰かさんとは大違いです。


そういう意味では、日産は今一つ好きになれないメーカーとも言えるかな?





順風満帆なトヨタと比較しては可哀想と言う人もいるかもしれません。


しかし、トヨタにも深刻な危機は有ったのです。


豊田章男氏が社長になった2009年は、トヨタがもっとも苦しい時期でした。


前年の2008年、リーマンショックによって、実に71年ぶりの連結営業赤字に転落。


2009年にはリコール問題が発生、いわゆるトヨタバッシングで、2010年には米国議会の公聴会に呼ばれたりもしています。

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この時、問題にされた欠陥は、2011年に米運輸省による最終報告で欠陥は無かったと発表されており、トヨタバッシングは、2009年にGMやクライスラーが破綻、フォードも青色吐息だった米ビッグ3を守るために仕掛けられたというのが通説です。(GMには公的支援で巨額の税金が投入されていましたからねー)


2011年には、東日本大震災とタイ洪水被害による操業一時停止、歴史的な円高などでトヨタの危機的状況は続きました。


2008年リーマンショック以外は、全く自分に責任のない危機でした。(しかも、2008年はまだ社長ではなかった)


そんな様々な危機を乗り越え、今のトヨタはあるのです。


幾多の危機を乗り越えてきた豊田社長の手法は、素人の私では全く想像も及びません。


そう、突っ込みを入れられる隙など存在しないのです。





トヨタほど完璧ではなくとも、日本の自動車メーカーは、規模の差はあれども、どの会社も世界的な大企業であり、そんな企業の経営方針に、素人が口を出せる筈も無いのですが……


日産に関しては、指摘したい事がいくつも思い浮かんでくるのですよ。


現場よりも、外野で見ている素人の方がまだマシなのではないかと思っちゃう……


まるで、フェラーリF1のピット戦略みたい。(汗)





お粗末な経営手腕で日産が破綻したとしても、個人的には、今の日産に興味の持てる車は無いので一向に構いません。


しかし、倒産・廃業となれば、裾野の広い自動車産業ですから、日本経済に多大な影響がありますし、公的支援で税金投入となれば、税金を払っている日本国民に直接の影響があります。


やはり日産には頑張ってもらわないといけないのですよ。


だから日産は……ああ、また指摘したくなってる。(汗)


早く、外野を黙らせるような経営状態に戻って欲しいです。


そして、日産ネタのブログが、商品としてのクルマの話題だけになる日が来る事を望みます。
Posted at 2020/09/30 22:20:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | 日記
2020年09月29日 イイね!

日産は破綻するかもしれない?

日産は破綻するかもしれない?なんか、つい最近も似たようなタイトルのブログを書いた気がしますが……


自動車評論家 国沢光宏の公式サイトに、以下の記事が掲載されていました。


アライアンス組むルノー、三菱自動車共に瀬戸際。日産は破綻するかもしれない?


中々に刺激的なタイトルですが、記事を読んでみると「日産は破綻するかもしれない」と思っている人に対して、“そんな事は無い”と言っているのでした。


曰く、新型フェアレディZとアリアが再起の鍵で、ピンチの日産を救う、と。


何、言ってんだかって感じます。


記事の冒頭には、こんな事も書いている。


確かに私達のような自動車専門家から見ても、20年前は絶望的だったが、現在の日産は魅力的な新車群を持っています。


自動車専門家ねぇ。


自動車評論家には、色々なタイプの人がいると思います。


メカに詳しいエンジニア系の人。


乗り味の評価に定評のあるテストドライバー系の人。


中には、自動車会社に関する経済に明るい人もいるでしょう。


でもねぇ、この人が経済に明るいとは到底思えないんですよね。





まだ私がベストカーを定期購読していた頃の話ですが、三菱自動車がリコール隠しで株価低迷していた時、誌面でこんな話をしていました。


「三菱自動車が潰れるわけがない」、「株価が低迷している今こそ、三菱自の株を買うチャンス」とのたまっていたんですよね。


こちとら平凡なサラリーマンで、せいぜい新聞(≠日本経済新聞)の経済面の見出しを見る程度でしたが、素人の私ですら「何、言ってんだ? こいつ」と思いましたよ。


まあ、三菱自動車自身、まだWRCを継続していましたし、その後の泥沼を予想出来てはいなかったのですが……


間もなく、度重なるリコール隠しの発覚と、毎日のようにTVニュースで「また三菱車が燃えた」と報道された事で、誰も三菱ディーラーに寄り付かなくなりました。


この人、商品としての自動車に関しては語れても、自動車会社の経済面に関して語れるのだろうか? と、どうしても疑いの目で見てしまいます。





そして、今回の日産の話題です。


日産には希望の持てるロードマップなどが出来ているのだと思います。

だからこそ日本政策投資銀行が日産への融資(1800億円)を決めた際、日本政府は1300億円の保証をしたのかもしれません。



うーむ、超楽観的。


私なんかは、“政府の保証が無ければ、金融機関が融資してくれない” と考えますがねぇ。


しかも、融資してくれた金融機関が政府系の日本政策投資銀行というのもポイントで、通常の銀行は融資してくれないのですから。





さらに、新型フェアレディZとアリアに関しては、“切り込み隊長役” と書いています。


どういう事かというと、次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」が出るまでの“繋ぎ”だと。


次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」を今お披露目すると、現行モデルが売れなくなってしまうが、新型フェアレディZとアリアなら問題が無い、と。


新型フェアレディZとアリアで日産らしさをアピールし、次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」が出るまで繋ぐと言うのですが……


それが“希望の持てるロードマップ”なのですか?


次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」を今、発売できないのが問題じゃないの?


販売店は、今、売るクルマを欲しているのですよ!


新型フェアレディZとアリアで日産らしさをアピールって、来年発売の車を発表したって、今、魅力的な車が無ければ販売に直結しないんですよ!!


新型フェアレディZとアリアにしても、2021年内には発売するって言うだけで、早くて2021年の夏、遅ければ年末でしょう。


まだ一年ありますよ。


夢を語るのもいいけど、利益が見込め”飯の種”となる量販車が、今すぐ必要なんです。





あと、新型フェアレディZとアリアで日産らしさを訴求できれば、それが次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」の販売に繋がるっていう考えも楽観的。


確かにZは昔から日産を代表するイメージリーダーカーだけど、それがノートやエクストレイルに直接繋がるとは思えないんだよなぁ。


Zの販売ボリュームがもっと大きければ、Zユーザーがセカンドカーに買ってくれるという話も成り立ちますが、そういう訳でもないしねぇ。


もしくは、次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」のデザインテイストが新型フェアレディZと同じなら、相乗効果もあるだろうけど、その可能性も無いだろうし……





当たり前すぎるけど、日産再建のカギは、新型フェアレディZとアリアではなく、次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」だと思うんですがねぇ。


日産さん、早く次期型「エクストレイル」や次期型「ノート」を出しておくれ!
Posted at 2020/09/29 21:24:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記
2020年09月28日 イイね!

国産のFR車

国産のFR車昨日のブログネタにした、フラットフォーム関連の話です。


国産のFR車、数が減ってきましたよねぇ。


昨日のブログで紹介した新世代プラットフォームの中でFRなのは、トヨタのGA-L(レクサスLS、クラウン等)だけです。


ジャーマン3のうち、メルセデス、BMWがFRを採用し続け、アルファロメオがFRに回帰したのに比べ、国産のFR車はお寒い状況となっています。


このまま国産のFR車が減っていくと、ドリフト用の車が無くなっちゃう……







昔は、国産車の殆どはFR車だったんですかねぇ。


例外だったのは、スバル360等のRRだったり




スバル1000等のFFですが、いずれも少数派でした。



まあ、スバル1000が登場した1966年は、現在一般的な横置きFFのジアコーサ式の車もまだ登場していなかったので、少数派だったのも当たり前ですけどね。






国産車でFFが一般的になったと思えたのは、シビックの登場(1972年)です。



シビックの登場より前に日産からチェリーが出ていますが、世界的な名車になったシビックに比べると影が薄い……


FFの採用は車内を広くできる為、コンパクトな車に向いているのですが、カローラ、サニー、ファミリア、ランサーと、各社のコンパクトカーは暫くFRを採用していました。


軽自動車ですら、三菱のミニカは1984年までFRだったんですよねぇ。







トヨタはFF採用に最後まで慎重だったメーカーでした。


最多量販車だったカローラがFFになったのは1983年で、このクラスでは最後発でした。



この時、トヨタは、セダン系にFFを採用しましたが、スポーツタイプはFRを残します。



この決定が、伝説の名車“ハチロク”となり、現在の86を生んだのですがね。





カローラのFF化以降、FF車のネガは払拭され、大きなクラスの車もどんどんFF化していきます。


今ではカムリクラスもFFが当たり前。




逆に、このクラスのFRはどんどん姿を消していきました。


マークⅡから続く系譜のマークX が生産を終え、FFのカムリに集約。



レクサスGSも、FFのESに取って代わられる事になりました。


もはや、大トヨタと言えども、コストを考えると、FRを残すのは困難になって来たんですね。


冒頭にも書きましたが、トヨタにはFRのプラットフォームとしてGA-Lがありますが、本来はレクサスLSなどのフルサイズFR車用であり、クラウンにはオーバークオリティ。


他の新世代プラットフォームを採用した車はどれも軽量化出来ているのに、クラウンが重めなのも、フルサイズFR車用のプラットフォームを使用しているからでしょう。







そう考えると、日産がFRを作り続けられるのか? と私は懐疑的に思っていたのですが……


日産は新型フェアレディZを発表し、今後もFRを作り続ける意思を示しました。




スカイライン等のFRセダンも作り続けるんでしょうかね?


まあ、プラットフォームの刷新はコストが掛かり過ぎなので、次期型があってもプラットフォームはキャリーオーバーでしょうけど……





FR車が減っていく中で驚かされるのは、マツダがロードスターを作り続け、SUBARUが86/BRZで一からプラットフォームを新設計した事です。




どちらも、プラットフォームを共用する車が無い、単一車種ですから、コスト的に相当辛い筈ですがね。





そして、まだ発表されていませんが、期待できるのが、マツダの新FRプラットフォームです。


噂としては、次期マツダ6として登場すると言われている、直列6気筒エンジンを搭載するFR車。



直列6気筒エンジンを搭載したセダンというのも久々です。





さて、1台触れていないFR車があります。


それは……


レクサスISです。




年内にもマイナーチェンジされた新型が発売されるレクサスISは、現行型の発表が2013年。


既に7年が経過しており、本来ならばモデルチェンジする時期でありながら、ボディパネルを大幅に手を入れた大規模マイナーチェンジを行うのですから、もう暫く作り続けることになります。


似たような時期(2012年)に発表されたGSがカタログ落ちしたのに、ISは何故?


逆に、今後も作り続けるのであれば、同クラスのクラウンがGA-Lプラットフォームを採用しているのですから、ISもGA-Lプラットフォームを採用して次期モデルを作れると思うのですが。


なんか、噂では、次期ISは 次期マツダ6の新FRプラットフォームを使う事になるなんて話も……


確かに、次期ISが次期マツダ6のプラットフォームを使うのであれば、現行型の延命措置を取る事もわかります。


次期マツダ6は、当初の発売予定が1年ほど遅れていますからね。(マツダが2019年11月1日に行った2020年3月期 第2四半期決算発表時に正式にコメントしている)


トヨタとマツダは2017年に資本提携していますし、あり得ない話ではないと思うのですが……


ただ、高級車ブランドのレクサスなのですから、他メーカーから供給を受けるより、自前技術で作った方がいいと思いますがねぇ。


トヨタブランドでスポーツセダンを出すと言うなら、分からないでもないですが。





トヨタ-マツダの提携で期待したい事は、トヨタ版ロードスターです。


スープラがBMW、86がSUBARUとの協業で生まれたスポーツカーですが、ロードスターは既に存在しています。


マツダにしても、ロードスターの開発コスト回収に、トヨタの販売力は魅力だと思うのですが。


もし、トヨタ版ロードスターが誕生するとしたら、86以上にライトウェイトなスポーツカーになります。


クラス的には、現在の86よりも よりAE86に近いのですが……


仕方ないから、ヨタ8の再来とかにしますかね。(笑)

Posted at 2020/09/29 01:25:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月27日 イイね!

各社のプラットフォーム

各社のプラットフォーム週間天気予報では、今週末は両日ともに雨マークがついていた為、ドライブはお預けかなーと思っていたのですが……


今朝は曇天だったのですが、昼頃から段々明るくなってきて、午後には青空も見えてきました。


これならドライブ出来たなぁ、と思ったものの、これから大黒PAに行ってもお知り合いは誰もいないだろうし、先週の4連休の様に渋滞に嵌るのも嫌なので、近場のドライブで済ますことにしました。


ルートは先々週と同じ三浦半島半周ドライブ。



ルートが同じなので、写真も先々週の使い回しです。(笑)





使い回しと言えば、前回のブログで、新型フェアレディZは、Z33/Z34のプラットフォームの使い回しだろう、と書きました。(←話のつなげ方が強引?)


フェアレディZに限らず、現在の日産のFR車は2001年に登場したV35スカイラインの時に初採用されたプラットフォームを使いまわしていますし

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セレナも、2代前のC25型から、C26、C27と3代続けて同じプラットフォームを使い回しています。




プラットフォームの新規開発はお金が掛かるので、今の日産ではそう簡単に手を出せないのは分かるのですが、そうこうしているうちに、他メーカーのクルマとの差がどんどん開いていってしまう気がするのですよね。





トヨタは、TNGA(Toyota New Global Architecture)と称して、GA-L(レクサスLS、クラウン等)、GA-K(カムリ、ハリアー等)、GA-C(プリウス、カローラ等)、GA-B(ヤリス、ヤリスクロス等)の新世代プラットフォームがあり、




SUBARUもSGP(SUBARU Global Platform)で、インプレッサや新型レヴォーグに採用




マツダも第7世代アーキテクチャーをMAZDA3から導入




何れの車も、自動車評論家から大絶賛です。(残念ながら、今の愛車ラインナップになってから、国産車ディーラーへの敷居が高くなり、自分で運転はしていませんが)






最近は、活字離れで自動車雑誌も売れていないようですが、ネットでいくらでも情報は入手できます。


むしろ、動画チャンネル(LOVECARS!TV! や E-CarLifeなど)もあって、実際に走りながらの評価が聞けるなど大変分かり易くなっています。


ネットに情報が溢れているので、今後は営業マンのセールストークは鵜呑みにしてくれなくなるでしょう。(最近は、車も高くなりましたから、ユーザーも頑張って情報を仕入れて吟味すると思います)


メーカーは、愚直に「もっといい車」作りをしていかねば、ユーザーからそっぽを向かれてしまいますよ。


日産には系列であるルノーのプラットフォームがあるのですから、早く最新プラットフォームを採用した車を出して欲しいですね。
Posted at 2020/09/27 23:25:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月25日 イイね!

今の日産にスポーツカーを作っている余裕があるのか

今の日産にスポーツカーを作っている余裕があるのか昨日のブログに、『現在の経営状況から言って、スポーツカーなんぞ出している場合ではない』と書きました。


2年連続で巨額の赤字を垂れ流す日産は、金食い虫のスポーツカーに手を出している余裕などないのです。


それでも……


やっぱりクルマ好きとしては、新型フェアレディZは出して欲しいし、期待しちゃっているのですよねー。(汗)





日産の経営者だってバカではないので、プラットフォームを一から新開発出来ない事など分かっているでしょうから、今回の新型Zは、Z34からの使い回しでしょう。

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まあ、Z34の時点でZ33の使い回しですし、さらに言えば、それらはFMプラットフォームであり、2001年に登場したV35スカイラインの時に初採用されたプラットフォームですがね。

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本当なら、どんな車よりも性能に拘りたいスポーツカーなので、最新技術で一から設計をしたいところでしょうが、販売台数が見込めない≒儲からないスポーツカーにはお金を掛けられないという台所事情があります。


86/BRZも、その台所事情があったからこそ、次期型の開発承認が遅れ、現行型の生産が終了したのに、次期型が発表されずにいます。(噂では、プラットフォームは現行型のキャリーオーバーとの事)


新型フェアレディZがフラットフォームをキャリーオーバーしたとしても、それは致し方が無い事なのです。


もしも、私の予想に反し、新たにフラットフォームを設計していたとしたら、クルマ好きとしては拍手喝采ですが、一般常識から考えれば「何、考えてんだ!」って事になります。(汗)


まぁ、基本設計が20年前っていうのは悲しいですがね。





さて、極力開発費を抑えて開発を行っている筈の新型フェアレディZですが、うれしい事にMTの設定があるようです。

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スポーツカーと言えども、最近はMTを作らないケースが多いです。


フェラーリやランボルギーニといったスーパースポーツから、お仲間のルノー系スポーツブランドのアルピーヌ、そして、Zの直接的ライバルであるスープラもMTの設定はありません。


新型フェアレディZのMT設定に関しても、クルマ好きとしては拍手喝采です。


ですが……


現行のZ34で採用しているMTは使えないでしょうから、Z35の為には新しいMTを用意する必要があります。(Z34は3.7ℓのNA、Z35は3.0ℓターボで、トルクが大幅に大きくなる為、容量不足になる)


そうまでしてMTを用意してくれる……クルマ好きとしては涙ちょちょ切れもんですが、やっぱりコスト計算が出来てないんじゃないか?(汗)


まさか、後先考えず「やっちゃえ、日産」って言いながら……





並々ならぬ覚悟で(あるいは、何も考えずに?)開発が進む新型フェアレディZ。


過去のZのイメージを取り入れた今回のスタイリングは、Zのファンが多い北米市場を意識したものでしょう。


中でも、熱狂的なファンが多いのは初代Z(S30)ですから、今回のデザインは正解?


そうでもないようです。


10台以上のZを乗り継いできたクルーズ・レコマンタさんは、現在71年型の240Zを所有している。彼は、新型Zをどう見ただろうか?

「240Zはわたしの好きなJDMカーの1つです。日産がZのブランドを存続させようとしていることには非常に期待していますね」

「しかし、現行のデザインではポジティブな評価が得られるかどうかはわかりません。78年以前のZのデザインを再起させるようなことをするならば少々的外れな点があるように思うのです」

「現在日産が提供している写真を見ると、アグレッシブさとエコノミーの間で行き場を失っているようにも見え、どっちつかずな印象があります」

「昔からのZファンは、新しいZのために古いZを手放すことはないでしょう」



なかなか厳しい意見ですね。(汗)


とは言え、旧車好きが新車に興味を示さないのは当然と言えば当然。


最新が最良と言われるポルシェだって、空冷ポルシェ乗りは新型が出たからと言って空冷ポルシェを手放す事は無いでしょうからね。





とは言え、新型フェアレディZが成功するか否かは、過去のZの成功にヒントがあると思います。


世界総販売台数55万台を記録した初代Z(S30)は、その入手しやすい価格から「プアマンズポルシェ」と揶揄されたものの、驚異的な売り上げが販売施策の正しさを物語っています。




今回のZがリーズナブルな価格で提供されたならば、S30の様にとは言わないまでも、結構売れるのではないでしょうか?


でも、日産のエンジニアは結構頑張っちゃって、本格派に仕上げちゃっている気がするなぁ。(汗)


いや、それで安ければ何も問題ないのですがね。





経済面、経営面で考えれば、無謀としか言いようのない新型フェアレディZ。


しかし、プロである筈の自動車評論家には絶賛されています。


評論家も、現在の日産の置かれている実情は百も承知の筈です。


恐らくは、夢、ロマンと言ったところでZを語り、あわよくばZの成功が日産の企業イメージを好転させてくれれば、という思いがあるのだと思います。


そして、私も、クルマ好きとしての思いは、上記と全く同じです。(冷めた目で見ると「無謀」って言葉が出てきちゃいますけど……)





賽は投げられた。


もう、新型フェアレディZを出すことは発表しちゃいました。


“やっちゃった” からには「頑張れ、日産!」
Posted at 2020/09/25 23:06:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産 | 日記

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