ここ最近、朝の通勤電車内でブログを書いておりました。
一時間以上も電車に揺られているので、ブログ1本は余裕で書く時間が有りましたので。
そんな通勤時間も、今日から無くなりました。
昨日の帰り際、「明日からテレワークでいいですよ」って……
うーん、前以って言っておいてくれれば、職場の冷蔵庫に炭酸水のペットボトル入れておいたりしなかったんだがなぁ。
昨日はテレワーク用のノートPCと、ペットボトル3本のお持ち帰りで、荷物が重かったっす。(汗)
昨日のブログ、何だかEVをディスって終わった感がありますが……
言いたかった事は、EVが悪いという事ではなく、EVだけに一本化してしまう事への懸念だったのです。
純粋に電力事情を圧迫してしまいますし、もし ”EVに問題あり” となった時の選択肢を残しておくべき。
まだまだ解決が必要な問題が残っているEVに、退路を断って猛進していいのですか?
恐らく欧州勢の考えは、日本勢(特にトヨタ)に出遅れてしまったハイブリッド技術に対し、まだまだ技術的に確立されていないEV技術であれば、自分たちが主役になれる と思ったのでしょうけど。
でも、もしもEVがダメとなった時、カーボンニュートラルに全方位政策を取っているトヨタとの技術差は決定的なものになっちゃいますよ。
せめてエンジンを使うHVは残しても良かったんじゃないの?
ま、そんな訳で、EVが問題なのではなく、EVだけに一本化するのはやめようよっていう意味だったのですが……
しかし、EV一本化の懸念などではなく、EVを普及させてしまっていいのか? っていう出来事が発生してしまいました。
2022年6月4日、韓国釜山市内の高速道路で、ヒョンデのEV アイオニック5 が、料金所のトールゲートに激突し炎上、この事故では同乗者2名が死亡してしまいました。
写真でも分かりますが、車は原形を留めていて、衝突自体は激しいものではなかった事が分かります。
なのに何故 同乗者が亡くなってしまったのか?
現地の事故調査官によると、アイオニック5がトールゲートに衝突から3秒後、爆音とともにボンネットから火の手が上がり、直後に車内を経て車全体に燃え広がったようです。
事故発生から15分後には消防士が到着、しかし EV火災の鎮火は難しく、水を掛けても火は消えません。
EV火災は、車を水の中に沈めるしかないとも言われていて、事実、この事故でも車の周りを囲んで注水する事で消火を試みた様です。(写真参照)
懸命な消火作業にも拘らず、一旦は鎮火したと思われたアイオニック5は再び火が出て、完全に消火できたのは事故発生から7時間後だったそうです。
ヒュンダイ、いや、今はヒョンデか……、英語表記は “Hyundai” なのに、何故 “ヒョンデ” になるんでしょうね?
え、と、ヒョンデのEVはこれまでもバッテリー出火に係わるリコールを多発させているので、今回の事故も ヒョンデのEVだから発生したのかもしれません。
なので、大した事故でもないのに出火してしまった事や、3秒後には火に包まれた為に乗員が避難できなかった事までは、ヒョンデのEVだったからなのかもしれません。
しかし、一度 出火してしまったら、消火のし難さは 他のEVでも同じだと思います。
もし、マンションの地下駐車場で、充電中のEVから出火したら……
もし、航行中のフェリーの中で EVから出火してしまったら……
EVが出火する事は、そう滅多には無いのかもしれません。(但し、ヒョンデのEVは除く?)
しかし、このまま EVの普及が進んでいけば……母数が増えていけば、出火するEVに遭遇する事も増えていくでしょう。
近い将来、出先の駐車場で、あなたの車の隣に停めてあったEVから出火するなんて事も……。(その場合、7時間後にならないと車に近づけません)
せめて、消火方法が確立されるまでは EV普及は考え直した方がいいんじゃないんですかねぇ。
ちなみに、ヒョンデのEVと同様、韓国製バッテリーを搭載し、発火の恐れがあるシボレー・ボルトがリコールした時、立体駐車場に駐車する際には、最上階 もしくは屋根がない階に駐車する事、他の車から15メートル以上離れた場所に駐車する事を所有者に通知していたりします。(汗)
Posted at 2022/06/17 08:22:56 | |
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