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タケラッタのブログ一覧

2021年06月25日 イイね!

フェラーリ、V6を搭載した 296 GTBを発表

フェラーリ、V6を搭載した 296 GTBを発表フェラーリからブランニューのモデル、「296 GTB」が発表されました。


以前から噂はありましたが、意外と早く出た感じがします。


フェラーリの車名のルールを知っている人なら分かるでしょうが、今回の 296 GTB は V6エンジン搭載しています。(ただ、2.9ℓではなく排気量は3.0ℓなんですが……)


ちなみに、GTBの名称は日本では使用できません。(”フェラーリ 296” になるのかな?)







フェラーリ製のV6エンジン搭載車といえば、古のディーノ206/246GT がありますが、ディーノには フェラーリのエンブレム、カバリーノランパンテが付きませんでした。



その際は「V12にあらずんばフェラーリにあらず」って感じで、“ディーノ”のサブブランドを名乗った訳ですが、その後継車 308 GTB はフェラーリを名乗ります。



いわゆる、ピッコロ・フェラーリの登場です。


その後、V8エンジンを搭載したモデルは代を重ね、むしろフェラーリのメインストリームとなった感さえあります。






しかし、上記の車たちは V8エンジン搭載車です。


V6エンジンを搭載したフェラーリは今まで登場した事は無かったのです。







そんな V6エンジン搭載車が計画された事があります。


セルジオ・マルキオンネCEOが、V6エンジンを積んだディーノの復活を口にしたのです。



しかし、マルキオンネの死により、ディーノの復活は マルキオンネの後任 ルイス・カミッレーリにより「価格を下げてオーナーを増やすという考えはない」という言葉と共にキャンセルされてしまいました。(正確には、マルキオンネはCEOの退任発表の4日後に亡くなっており、亡くなってから後任が決まったわけではないです)






さて、一旦はキャンセルされた V6エンジン車が何故復活したか? ですが、296 GTB は単なる V6搭載車じゃありません。


3.0ℓ V6エンジンはツインターボで武装、さらには PHEVとなっており、システム出力は 実に830ps!


V8搭載の F8トリブートが発表された時、「V8フェラーリも 遂にここ(720ps)まで来たか!」と思いましたが、それを110psも上回っています。


でもねぇ……


フェラーリ・オーナーがフェラーリに何を求めるかだよねぇ。


もちろん、「速さが正義!」って言う人はいるでしょうけど、それ以外のエモーショナルな部分も重要だと思うんですがね。(488よりも 458の方がいまだに人気が高いのは何故でしょうね?)


まあ、CAFE(企業別平均燃費基準)規制もあるし、こういう車を出さざるを得ないんでしょうけど。(省燃費を求めながら、これだけ速い車を出せるんだから、大したものではありますけど)






まぁ、そんな訳で、296 GTB はF8トリブートよりもパワフルな車として登場しました。


当然、V6だから安いなんて事はありません。


イタリアでの販売価格は26万9000ユーロ(1ユーロ=132円換算で3550万8000円)だそうです。


お値段も立派なら、ボディサイズも立派。


全長は4565mm、結構長いです。(ちなみに、ホイールベースは2600mm)




全幅は1958mm、ほぼ2メートルです。




全高は1187mm、全幅と相まって ワイド&ロー。









個人的にはフェラーリのV6にはあまり興味はありません。(V6はディーノで出して欲しかった)


ターボ化も否定的な考えだし、PHEVに至っては重くなるバッテリー搭載はライトウェイトスポーツ好きとしては思いっきり否定派です。


今回の 296 GTB は完全に興味の対象外ですが(←って言うか、そもそも買えっこないけど)、技術的には興味があります。


それは、296 GTBに搭載される V6エンジンです。




今回の V6エンジン、Vバンク内にターボチャージャーを配していますが、そのバンク挟み角は 120°なんです。


いや、V6エンジンなので本来等爆となる角度は120°ではあるのですが、スペース効率を考えると 60° や 90° にするのが一般的。(まあ、フェラーリは 65° とか採用しますけどね)


技術的にはハードルは低いものの、採用例が殆ど無い120° V6エンジン。


これを採用するとどうなるのかというと……



めっちゃ低くないですか?(補器類を考えたら、水平対向エンジンと大して変わらない気がします)


お知り合いが SF90 ストラダーレ の発表会に行った時、「エンジン搭載位置がメッチャ低かった!」と言っていましたが、このエンジンを使えばさらに低く出来ると思います。



写真で見る限り、外観からは低さは分かりませんけど……






フェラーリ曰く「この車両はこれまで発売されたどの車両も置き換える製品ではない。完全に新しいコンセプトの製品だ」と言っていますから、F8トリブートとは別の性格の車として共存していくんでしょうけど。


高価なV6搭載フェラーリ……売れますかね?


(何か、リアクォーターウィンドウあたりのデザイン、アルファの4Cに似ている気もするなぁ)
Posted at 2021/06/25 23:44:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記
2020年06月10日 イイね!

Old boy meets SuperCars.

Old boy meets SuperCars.昨日のブログで、『288GTO をこの目で見てみたい』と書きましたが、実は、実物をこの目で見たことがあります。


それは、997GT2 を買った直後の事。


小学生の頃のスーパーカーブームで車に興味を持ってからずっと車好きではあったものの、それまでは所謂スーパーカーとは無縁の生活でした。


それが2014年3月21に GT2 を買ってから変わります。






まずは、大黒デビュー。


何時くらいに行けばいいの分からず、朝7時に到着すると、車の数はまだちらほら……


それでも、Type 996との “GT2の2ショット” をゲット。




その後、続々とスーパーカーがやってきます。


その中には フェラーリ F40 も。



しかも、フェラーリ F40 LM ですよ!


スペチアーレ・フェラーリは、フェラーリ F50 もいました。




今も昔も、大黒PAは凄いです。







そして、いよいよ フェラーリ 288GTO です。


それは、997後期型のGT3 を見に行った時の話。


その頃は、BINGO SPORTSが どんな店かも知らずに行ってしまったのです。


パガーニの日本代理店でもあった為、ショールームには当然パガーニが。



(ショールームに差し込む日差しが邪魔でした)

やって来るお客さんは、ブガッティ・ヴェイロンでショールームに乗り付けてるし。(驚)


もう、何もかもが場違い。


ショールーム内には、大黒PAでも目撃した F40 LM も展示してありました。






そして、その隣に フェラーリ 288GTO が。




(ホントに日差しが邪魔!)


そればかりか、世界に一台しかない、イオタ・レプリカの中でも一番有名な ランボルギーニ・ミウラ SVR まで鎮座しておりました。






スーパーカー世代にとっては、この ランボルギーニ・ミウラ SVR こそが 本物のランボルギーニ・イオタだと思っていた人も多いのではないでしょうか




世界に1台しかない車を目撃しちゃったからこそ、ディアブロ や アヴェンタドール といった車にときめかなくなっちゃったのかも……。








そうそう、ポルシェに関しても、同じ2014年に EPM で超レアモデルを目撃しちゃったので、普通のポルシェにはときめかなくなったなぁ。(笑)



オーナーさんに責任を取ってもらわなきゃ。(爆)
Posted at 2020/06/10 20:06:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記
2020年06月09日 イイね!

一番好きなフェラーリ

一番好きなフェラーリ昨日、トップ・オブ・フェラーリ という話題でブログを書きました。


その中で、発表された時の衝撃から F40 をトップ・オブ・フェラーリとしたのですが、一番好きなフェラーリかと言うと、そういう訳ではありません。


実は、私が一番好きなフェラーリは、F40 のベースとなった フェラーリ 288GTO なのです。




伝説の名車、250GTOのオマージュから GTOを名乗った 288GTO


リアフェンダーのスリットは、エアアウトレットとして機能させるというより、250GTOの意匠を加えたと言えます。




姿かたちは 当時の308GTBのそれですが、中身は全くの別物。


308GTBと同じV8エンジンではあるものの、当時のレースカー(グループC)のランチアLC2用(フェラーリ製)V8ツインターボをベースにしており、それを縦置きしています。




グループBのホモロゲーション・モデルとして生を受けた 288GTO


当時、ポルシェからもグルッペBなる 959のプロトタイプが発表さてていましたっけ。




ところが、グループBで競技が行われていたWRCで重大事故が多発したため、肝心の出場レースがスタートする事無く、グループB規定は廃止。


戦う場を失った 288GTO は、活躍の場を与えられることもなく、272台が生産されただけで終わります。


この台数、一連のスペチアーレ・フェラーリの中では最少。


それ故、フェラーリ288GTO を実際に見掛ける事はまずありません。


そこ行くと、昨日紹介したフェラーリF40 は、当初 生産台数は400台だった筈なのに、あまりに好評だったことから、結局は1,311台も生産してしまいました。




なので、F40 は意外と見掛けることが出来るスペチアーレ・フェラーリでもあるのです。




一時、2億円まで上がった F40 の相場も、その供給量の所為で値が落ちていきました。


それ故、それ以降のスペチアーレ・フェラーリは、かつてのエンツォの言葉「顧客が望んでいる数の、常に1台少ない数を供給する」を守り、生産台数は349台(F50)など、半端な台数に留めているのです。


F40もいいですけど、実際に走っている 288GTO をこの目で見てみたいですね。







余談ですが、元フェラーリF1ドライバーのエディー・アーバインも 288GTO を持っていました。


但し、アレジなどと違い、フェラーリに在籍した関係で手にしたわけではなく、日本でF3000を走っていた時の報酬で買ったものです。


F40 ではなく 288GTO を買ったあたり、アーバインはいい趣味していると思いましたね。


さらに余談ですが、アーバインが所有していた まさにその車両が、昨年、ドイツで盗難にあっています。


超希少車の盗難事件だけに、覚えている方もいらっしゃるのでは?


超目立つ車だけに、翌日には発見されたようですが、犯人は1日だけでもいいから運転してみたかったんですかねぇ。










ところで!


タケラッタよ、ポルシェに乗っている割に、フェラーリについて随分と饒舌じゃないかと思いましたか?


実は、フェラーリ、そしてランボルギーニについて、以前、ブログのネタに纏めたことがありまして……


F40についてのブログを書いた事でそれを思い出し、昨日は遅くまで自分が書いたブログを読み耽ってしまいました。(汗)


皆様も、よろしければ 以下のブログを読んでみてください。





第一話:フェラーリとランボルギーニ



第二話:フェラーリ、F1とロードカー



第三話:ランボルギーニのモデル変遷



第四話:フェラーリのモデル変遷(V12編)



第五話:フェラーリのモデル変遷(ピッコロ・フェラーリ編)



第六話:ランボルギーニのモデル変遷(ベビーランボ編)



第七話:フェラーリのモデル変遷(スペチアーレ・フェラーリ編)



第八話:ランボルギーニのモデル変遷(4座モデル編)



第九話:フェラーリのモデル変遷(4座モデル編)



第十話:フェラーリのモデル変遷(忘れ物編)





<番外編>

番外編 その1:「ランボルギーニ売却」はあるのか?



番外編 その2:マクラーレンのモデル変遷
Posted at 2020/06/09 19:21:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記
2020年06月08日 イイね!

トップ・オブ・フェラーリ

トップ・オブ・フェラーリ唐突ですが、スーパーカーの王様、フェラーリの中でも、ナンバー1の車って聞かれたら、あなたは何と答えますか?






フェラーリの創設者の名前を冠した エンツォ・フェラーリ




それとも、「これぞフェラーリ!」っていう意味の ラ・フェラーリ




価格的な面で行ったら、ラ・フェラーリのオープンモデルであるラ・フェラーリ アペルタは新車価格が約4憶円と言われていますから、これがナンバー1でしょうか?(もっとも、オークションでは250GTOが50億円超えですけどね)




でも、私は、この手のスペチアーレ・フェラーリの元祖ともいうべき フェラーリ F40 がナンバー1だと思っています。




この車が発表された時の衝撃はハンパなものではなかった。


その極限までに低いノーズ。


巨大な一体型ウィング。


性能もハンパなかったけれど、そのスタイリングは当時の乗用車の常識を逸脱していました。


確か、新車価格は4000万円台でしたが、ハッキリ言ってバーゲンプライス。


もし、買えるものなら、借金してでも買いたかったです。(純粋に憧れていた事もありましたが、値上がりは間違いなかったですから)


まぁ、F40 はコーンズの特別な顧客、ほんの一握りの上得意客でなければ買えない車で、金さえ積めば買える車ではありませんでしたけどね。(汗)





そんな思いがあったからこそ、昨日の邂逅は特別だったのです。





そんな フェラーリ F40の話題が、朝からネットに。


ジャン・アレジ、息子のF2活動費のためにフェラーリF40を売却




ジャン・アレジは、息子ジュリアーノ・アレジのF2活動費を捻出するために所有していたフェラーリ F40を売却したとのことです。


元フェラーリのF1パイロットだったジャン・アレジだけに、フェラーリを代表するスペチアーレ・フェラーリを所有していたんですね。(どちらかと言うと、アレジがフェラーリのF1に乗っていた時は、F50の方なんだけどね)


記事によると、F40は今でも中古車市場で約100万ユーロ(約1億2000万円)の価値があるそうですよ。


と言う事は、あの車も……




いやぁ、眼福でした。

Posted at 2020/06/08 23:44:30 | コメント(6) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記
2019年11月15日 イイね!

フェラーリのモデル変遷(忘れ物編)

フェラーリのモデル変遷(忘れ物編) 昨日、最終回を宣言した、連載企画「フェラーリとランボルギーニ」ですが、1台取り上げるのを忘れていた車がありました。


その車とは……





と、勿体付けてもしょうがないですね、タイトル画像で出しちゃってますから。(笑)





フェラーリ SF90ストラダーレ(2019年~)



今年の5月29日に発表された フェラーリ SF90ストラダーレ。


その名前は、レーシングチーム“スクーデリア・フェラーリ”の90周年を示す名前を冠された今年のF1マシンの SF90 の『公道市販車版』を意味しています。




F1マシンの市販車版なんて大仰な名前を付けていいんでしょうか?


F1マシンの市販車版というと F50 を思い出しますが、あそこまでF1チックなメカニズムを有している訳ではありません。




F1に通ずる技術としては、V8ターボエンジンに 電気モーターのアシスト(F1ではMGUKと言う)が付くハイブリッドカーである事くらい。(F1はV6ターボですが)


ハイブリッドカーとしては、 スペチアーレ・フェラーリであるラ フェラーリに続き2車種目。




フェラーリは、同社の量産車としては初のハイブリッドカーと称していました。


というと、SF90ストラダーレ は スペチアーレ・フェラーリ じゃないんだ。


でも V8を積んでいるからと言って ピッコロ・フェラーリ でもないよね?


ピッコロ・フェラーリとして F8トリブート という新型を、今年発表したばかりです。




だとすると、新しい フラッグシップフェラーリ として、いよいよフェラーリも V12を捨て、ダウンサイジング・ターボ+モーターのハイブリッドに置き換えたのか?


でも、812スーパーファストの生産中止のアナウンスは無いよね?




そんな訳で、従来のフェラーリラインナップのいずれにも属していない車で、それ故、取り上げるのを忘れてしまいました。(汗)






今まで、フラッグシップ フェラーリはV12と決まっていましたが、フェラーリのモデル変遷(V12編)でも書きましたが、既にスポーツカーと言うより、GTカー的な性格が強い車になっています。


V12モデルは残しつつ、スポーツカーのフラッグシップモデルとして、システム総出力1000ps、パワーウェイトレシオ1.57kg/psのハイブリッドカーを新しく登場させた、そういう事なのでしょうね。












フェラーリの新しい1ページとなった フェラーリ SF90ストラダーレ。


フェラリスタに受け入れられるでしょうか?
Posted at 2019/11/15 22:34:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記

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