この記事は、
【ジュネーブモーターショー14】BMW、2シリーズ アクティブ ツアラー 発表…ブランド初のFF小型MPVについて書いています。
《フロント》
新型MINI(F56)と同じプラットフォームを採用した、BMWブランド初の横置きFF車である2シリーズアクティブツアラー(開発コードは“F45”のようです)が、ドイツ本国でついに発表されました!
《リア》
車名は一時期、「1シリーズGT」を名乗るのではないかという噂があったのですが、結局1シリーズではなく、FRレイアウトのF22クーペを含む2シリーズの一員として販売されることになりましたね。
《インパネ》
私的に問題なのは、このアクティブツアラーが本国や日本市場などで本当に売れるのかどうかです。BMW車というと、どうしても縦置きFR車(またはそれをベースにした4WDのxDrive搭載車)のイメージが強いので、世界中のファンの間で賛否両論が巻き起こることは間違いないかもしれませんが、これまでのMINI(R50~61、F56)で培われたFFのノウハウを注ぎ込みつつ、同じファミリーユースをターゲットにしたメルセデスのW246 Bクラスといったライバルを蹴散らすべく開発された車なので、侮ってはいけない存在といえるでしょう。
《本国仕様のグレードは、最近のBMW車の流儀に乗り、デザインラインの「Sport」や「Luxury」などが用意されているとのことです。》
今回発表されたのは5人乗り仕様ですが、海外のサイトによると、年内後半にはホイールベースをさらに延長し、7人乗り仕様とした“グランツアラー”なるモデルの追加も予定されているそうです。(ワールドプレミアは時期的に今秋のパリモーターショー
(パリサロン)あたりになるのかもしれませんね。)
以下引用です。
----------------------------------------------------------------------------------
【ジュネーブモーターショー14】BMW、2シリーズ アクティブ ツアラー 発表…ブランド初のFF小型MPV
ドイツの高級車メーカー、BMWは2月14日、『2シリーズ アクティブ ツアラー』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14で初公開される。
BMWは2012年9月、パリモーターショー12に『コンセプト アクティブ ツアラー』を出品。同車は、BMWが近い将来、小型MPV市場への参入を示唆したコンセプトカーだった。その市販版として、今回発表されたのが、2シリーズ アクティブ ツアラー。コンパクトボディで広い室内空間を持たせたのが特徴で、BMWにとっては、全く新しいジャンルの車。
同じ『2シリーズ』を名乗っても、すでにデビューした『2シリーズクーペ』(『1シリーズクーペ』後継車)と、2シリーズ アクティブ ツアラーは、全く異なるモデル。その最大の違いは、駆動方式にある。
小型ボディで広い室内を実現するため、BMWは駆動方式に新たな試みを導入。BMWといえば、これまでFR駆動を基本としてきた。しかし、2シリーズ アクティブ ツアラーでは、BMWブランドとして初めて、FF方式を基本とする。
2シリーズ アクティブ ツアラーのボディサイズは、全長4342×全幅1800×全高1555mm、ホイールベース2670mm。長めのホイールベースが、ゆとりの室内空間を生み出す。後席は40対20対40の3分割可倒式。荷室容量は、通常時が468リットル。後席を倒せば、1510リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。
発売当初のエンジンは3種類。中でも、新開発の直噴1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを積む「218iアクティブ ツアラー」は、最大出力136ps/4500-6000rpm、最大トルク22.4kgm/1250rpmを発生。欧州複合モード燃費は20.4km/リットル、CO2排出量は115g/kmの環境性能を実現している。
----------------------------------------------------------------------------------
ブログ一覧 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ
Posted at
2014/02/14 19:54:03